61. オーメン/最後の闘争
《ネタバレ》 あー、キリスト様出しちゃ、そりゃー悪魔さんも敵わないよなぁ、天下無敵だよなー、っておい!みたいな。なんだか、キリスト教国以外、置いてけぼり。最近覚えた言葉ですが(笑)デウス・エクス・マキナ、ってのは、こういう映画のためにある言葉なのでしょうか?使命を帯びて闘う司教様達が、あまりにマヌケで笑える、というのは抑えておきたいポイント(いや、抑えなくていいです)。 [映画館(字幕)] 3点(2005-03-31 20:27:38) |
62. 弟切草
最初の方で、延々とビデオを撮りながら意味なく「へへ・・・うへへ」と笑ってる兄ちゃんは、どっか病院で診て貰った方がいいと思います。あなたがこの映画の中でいちばん恐いです。それと、館の中の単調な移動を延々無意味に映し続ける監督も。あ、それから女優をキレイに撮ってあげる、という基本的な職業意識が欠如しちゃってるのもダメです。メイクなりライティングなりで、お肌の荒れは隠してあげて下さい。デジタル撮りも手伝って、「荒れております!」って強調しちゃってるみたいな感じです。デジタル撮りなら現場で幾らでも確認できる筈でしょ? まずは、普通に見られるレベルのモノって、どんなものなのかを勉強してから、お金を取るようにしましょう。映画は、渋谷駅前の大型ビジョンにタレ流すような誰も見てない映像とは違う、という事を学ばねばなりません。 [映画館(字幕)] 0点(2005-03-30 23:10:08)(笑:1票) (良:1票) |
63. オリエント急行殺人事件(1974)
《ネタバレ》 今から28年前に名画座で一度見たきりなので、その時の印象になってしまいますが、謎解きがよく判らず、何だったのやら?と首を傾げておりました。結局犯人がああいう形じゃ、謎もへったくれもないんじゃ?って。つーか、死体の傷痕見ただけで、「犯人はこうでこうでこうです!」って結論に達しそうな気もしないではないんですけども。映画のゴージャスな雰囲気だけは、しっかりと記憶に残りつつも、豪華キャストの価値すら判らなかった当時ではありました。 6点(2003-11-28 23:36:12) |
64. おかしなおかしな石器人
恐竜のコマ撮りアニメと巨大目玉焼きが面白かったくらいで、原始人が女の子をめぐって放浪の旅に出る本筋の話は、そーんなに楽しめなかった印象があります。言葉が全部原始人語のため、字幕なしで楽しめる映画ではありましたけど。それにしても最大の謎は、こんな映画の主演がリンゴ・スターだって事で・・・。この映画が製作された時期の事を考えると彼の心理はビミョーだ・・・。 5点(2003-11-28 21:37:29) |
65. オーロラの彼方へ
デートムービーにこの映画を選んだのは、完全な安全牌だ、って思ったからなんですけど、失敗でした。感動的な映画の予感は、後半の、ごちゃごちゃした展開によってかき回され、そのラストシーンは、えーと、それで納得しなさい、と?という感じになってしまい、盛り上がらず。やっぱムリしないで、私らしいセレクトの映画見に行けば良かったんだ(おバカ映画とかボンクラ映画とか)、と思った次第でございます。デートで映画を見るな!というご意見もございましょーが。 5点(2003-11-28 21:23:43)(笑:1票) |
66. オー!ゴッド
テリー・ガー演じるヒロインの旦那やら恋人やらは、どうしてこうヘンなコトになっちゃうんだろうねぇ、というテリー・ガー受難映画リストの中の一本って感じですね(他に「未知との遭遇」「ミスター・マム」「トッツィー」「家族の絆」などがエントリーされております)。神様、もう少し奇跡を起してみせて欲しいと思うところですが、そこは奥ゆかしいようで。お陰で物語は迷走、笑えるドタバタと言うより、もどかしさばかりが募る展開になってゆきます。ラストでサラリと見せる奇跡も奥ゆかしく、だけどしっかり考えさせてくれる教訓を残してくれます。今のアメリカにこそ、この映画が必要なのかも。 6点(2003-11-28 15:13:49) |
67. 狼たちの午後
笑えるけど悲しい映画。ダメなヤツは何をやってもダメ、みたいな。共感を得られても、それは名誉なんかじゃなくって、同情だったり。後半、かなりダレた展開だった気もしますが、まあ、娯楽映画フォーマットの映画じゃないですし。音楽もなしにプッツリ終わるエンディングが印象的でした。 6点(2003-11-22 14:55:15) |