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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  折れた矢(1950) 《ネタバレ》 
とにかく、主人公の脳天気なノーガードぶり(自分の安全だけではない)が、見ていて終始苛々させる。そもそも主人公がいかにも中立みたいな感じで段取りし、もっともらしく行われる「条約締結」って、初期アメリカ政府が各地で展開した常套手段であって(後で破られることが前提であることはいうまでもない)、主人公がやってることは、その片棒を担いでいるだけです。また、アパッチの娘とあっさり結びつきますが、そのためには超えなければならない文化的慣習や意識が山ほどあるはずで、その辺にまったく無自覚なこの作品の描写は、植民地主義まる出しと言っても過言ではありません。私がこの作品で唯一まともだと思ったのは、白人のウソを見抜いてあくまでも民族を守ろうとしたジェロニモだけでした。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-01-04 02:15:08)
2.  大人は判ってくれない 《ネタバレ》 
主人公にあれこれ理不尽な状況があるのは分かるが、それをそのまま映像にされても、だから何、にしかならないのだが・・・。ラストの脱走部分の長回しに4点。というか、これを撮るためのそれまでだったのではないかという気もする。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-03 01:01:46)
3.  折れた槍
父親と4兄弟のあれこれというお話で、上3人と末弟が対立している(母親も違う)という構図。しかし、一番の問題は、上3人がまったく機能していないというか、画面上も物語上も邪魔な存在にしかなっていないという点である。これであれば、長男のウィドマーク1人でどう見ても事足りているし、むしろ1人で伸び伸び芝居をさせた方がよっぽどよかったと思うが。それに、スペンサー・トレイシーまで担ぎ出していながら、肝心の親父も全然魅力的でないのも問題。よって、法廷シーン以降も、なんでそうなるのかさっぱり分からない。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-09-07 20:09:51)
4.  追われる男 《ネタバレ》 
とりあえず主人公が行きずりの青年とめぐり会い、適当な町に落ち着くのですが・・・この主人公は、一応、(自分の体験にも基づいて)「悪人も即刻処刑するのではなく、法の裁きをきちんと受けさせる」というのが信条のようなのですが、それが作中で効果的に描かれているわけではありません。また、相棒的存在の青年も、まともになるのか悪の道に走るのか、両面があるというよりも単に描写がぶれているだけですし、町の人たちも、最初の誤解を主人公に謝って打ち解けたかと思えば、急に手のひら返しをしたり、また急に信頼してきたりと、やはりぶれぶれです。結果、途中からは進行が思いっきり息切れしてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2021-12-13 20:58:47)
5.  王様と私(1956) 《ネタバレ》 
全体の作り方が何とも大らかなのですが、そこが良い。アンナと王様はあちこちでぶつかりそうになるのですが、そのたびに、「まあとりあえずいいか」で互いに何となくその場は収まってしまう。いきなり相手の首を取るようなことはしない。ビルマの美女とその彼のエピソードも、最後の処理はものすごく適当。一方で、劇中劇のシャム版「アンクル・トム」は、一部抜粋とかもったいないことはせず、フルで披露(これはこれで出来が良いんだ)。クライマックスのシャル・ウィ・ダンスも、よく考えると何でここで2人が仲良く踊り出すのかさっぱり分からないんだけど、そんなことを押し流すほどのパワーとインパクトがある。あれこれ深く考えずに初期衝動を完結させたことが大きくプラスに働いた作品です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-12-02 16:45:49)
6.  お茶漬の味 《ネタバレ》 
とにかく平坦で不自然な会話が延々と続く作品。ドラマの動きを感じられたのは、急に予定が変わって帰宅した夫に対し、もじもじ話しかける妻の姿くらいでしょうか。で、そこで2人で台所に消えていき、そのまま次のカットは食卓でお茶漬けをすする2人でエンドマーク、とかだったらよかったのですが、なぜかそこからもダラダラ続いてしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2018-10-17 00:24:38)(良:1票)
7.  襲われた幌馬車 《ネタバレ》 
冒頭、主人公が復讐の最後に失敗して敵の手に落ちるところまでは、まあ1つの定石。そこで何やら移動中の集団と合流してドラマが始まるんだけど、やたらと身なりが清潔で小綺麗だし、みんな宗教熱心で礼儀正しいし、なぜか美女が3人もいる。というわけでそこからは、随所で予想を外してくる展開が待ち構えているのです。泳ぎから帰ってきた後のシークエンスもインパクト大ですし、忘れた頃に出てきて絡んでくる軍隊の存在も面白い。ただ、いろいろ片付いた後の裁判がどうのこうのというところは、やはり余計だったかな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-03 22:14:23)
8.  大いなる西部 《ネタバレ》 
ウエスタンでありながら主人公が銃を抜かず、逆に丸腰すら武器にしてしまうのは、新鮮であるとはいえる。ただ、全体に漂う教訓的というか優等生的雰囲気が、どうも逸脱性をなくしている気がして、面白みに欠けるのだな。尺ももっと短くできたと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-03-25 02:07:06)
9.  お早よう 《ネタバレ》 
家計の状況も知らずに高価な家具が欲しいなどとねだり、親から注意されたら口答えし、しかも意地でもテレビに執着して口をきかない。そのくせ、親から提供された食事だけは、何の恥じらいもなくちゃっかり、というか堂々と食べている。こんな子供、うちの両親だったらフクロですよ、とまでは言わないけど、二度と同じことを考えなくなるくらい厳重に叱責されることは間違いありません。我儘を通す子供とそれを叱れない大人、両方とも見ていて不愉快です。しかも最後は何の努力も試練も覚醒もないまま買ってもらってめでたしめでたしって、ドラマもなければメッセージもありません。久我美子に1点。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-05-08 22:28:54)
10.  OK牧場の決斗
見ているときは退屈ではなかったのですが、主題が定まらずにふらふらしているので、見た後の印象はあまりありません。ドク・ホリデイの特殊なキャラクターで得しているような感じ。女性キャラの雑な描き方も難点。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-09-05 07:18:43)
11.  お熱いのがお好き
この種のコメディはテンポの良さが命だと思うが、本題に入るまでがえらく長くて眠気を誘う上、会話がいちいちしつこくて至るところで流れを遮断している。それと、「女だと思われているのでヒロインの前では男として行動できない」というシチュエーション的ギャップの部分が最も重要なはずなのだが、その部分も何となくあっさり解決されていて、せっかくの設定が生かされていないと思う。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-25 02:15:59)
12.  黄金の腕
趣旨や脈絡のよく分からない会話がだらだらと続いていく、見ていてとても辛い内容でした。麻薬中毒の描き方についても、これよりも優れた作品はいくつもあります。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-06-17 23:41:17)
13.  おかあさん(1952) 《ネタバレ》 
作品として優れているのは、すべての物事を日常生活の範囲内で徹底して描ききっていること。兄の死とか父の死など、普通に考えればどうやってもいろいろ演出として盛り上げたくなるのですが、この作品では陳腐な感傷を出さずに、むしろ何事もなかったかのように淡々とその次の生活に向かっています。かと思えば、次女を養子に出すような重大な決断も、(事前の約束があったとはいえ)淡々と、かつ妥協なくなされています。そう、家族を守らなければならない母親には感傷に浸っている暇はありませんし、それを無言で伝えることによって母親の力強さを静かに描き出すことに成功しています。
[映画館(邦画)] 6点(2007-10-07 21:16:06)(良:1票)
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