1. おつむて・ん・て・ん・クリニック
《ネタバレ》 なんとまあセンスのない邦題なのか…と悲しくなってきますが、なかなか面白かったですよ。ただ、ボブのキャラ設定が中途半端な印象はしました。ネジが抜けているわけでもなく、すごい能力があるわけでもない、これが重病患者か?って思ってしまいました。ボブってのは心を許せる場所では潔癖症にはならないんですよね。男の子の部屋でティッシュを捨てたシーンが特に印象に残ってます。最後はなんか立場が逆転して、逆に医者が狂ってボブがセラピーしてるかのような感じになってしまったけど、狂って口も利けなくなるまでになっちゃったってのには無理があったかも…。でもまあベテランさんがかなりいい味出して演技してらっしゃるので、引き込まれて幾度となく笑わせてもらいました。 6点(2004-02-17 02:32:07) |
2. 幼なじみ
《ネタバレ》 若い二人の純粋な恋は二人が未成年とは思えないほど大人な恋をしてたね。しかし女の子のきれいな肌に見とれてしまった(ポ)。また、その親たちの子供を思う強い気持ちがよく表されていたね。若いけれどもその思いの確かさを感じた両親たちは潔くそれを祝福して、二人に協力するんだけど…(ただしある人は除く)。父親同士の葛藤や、クリムのお母さんがべべの無実を解くために、被害者に会いに行くためわざわざサラエボまで飛ぶ姿なんてお母さんが主人公を食っちゃうほどの勢いだった(汗)。このシーンの合間に二人の監獄での会話のシーンを入れた方がよかったのでは。しっかしあのracistの警官、何とかこらしめてやりたかったよな~~!彼女の出産、そして彼の釈放によって、また神に身を捧げたべべの母親と姉は変われたんだろうか、父親たちは今後を生きる術を見つけたのか…その後の彼らが気になる。 6点(2004-01-21 18:38:59) |
3. 陰陽師
《ネタバレ》 思ってたより面白かった(汗)。晴明VS道尊、晴明と博雅、博雅と望月の君(祐姫)、早良親王と青音など様々な人物関係があったけど、うまくつながってたのでスムーズに見れた。時代を隔てた壮大なドラマでもあるね。かなりCGが多用され、ワイヤーアクションシーンもあったのは全くこの映画についての予備知識を知らなかったため、意表をつかれたようで何か得した気分になった。野村萬斉も真田広之もはまり役だね。晴明のささやくように呪文を唱える姿は雰囲気ビンビンだった。道尊の新日の藤波社長のような鼻息も気に入った。個人的には夏川結衣の演技が光ってたように思えた。うーん、確かにミスキャストな点はあったように思えたね。 5点(2004-01-11 21:39:30) |
4. オープン・ユア・アイズ
こういう現実と虚構の世界を描いた作品はあまり見たことなかったので、オチにはちょっと驚いた。酔いつぶれて路上に倒れてからが夢の世界で、最後までそこがストーリーのターニングポイントになったのか分からなかったので、どこがキーになるのか探っていくのが難しかったけど、結局分からずじまい。だからこそオチには「そんな…」という思いがあった。夢の登場人物の中でもヌリアの幻影が消えず、自分を見失いつづけている主人公には同情すらできない感覚に襲われた。 6点(2003-10-21 14:50:44) |
5. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
正直ちょっと物足りなかったかな。2ヶ月以上前に見たのでちょっと忘れかけてますが、真矢みきの監理官に終始腹が立っていた。冷徹なエリートも誇張表現しすぎだと思うが。ネゴシエーター役のユースケもエリートながら不器用なところは笑えた。ギバちゃんの秋田弁もいいね。撃たれた衝撃シーンは、館内の空気が一気に張り詰めたね。鳥肌立った。 5点(2003-10-15 03:01:43) |
6. 踊る大捜査線 THE MOVIE
個人的には1の方が好き。話の軸になる事件(副総監誘拐)のサイドには湾岸所内の窃盗事件があり、同時並行でやることで息抜きになるのもあるし、常に何かしら動いている所轄の警官たちがリアルに感じられる。キョンキョンもおばちゃんになったなぁと思った。 6点(2003-10-15 02:52:08) |