1. 女と男のいる舗道
ゴダールの中では、一番分かりやすかったが、古いのだか、新しいのだか、フランス的なのだか、アメリカ的なのだか、はたまた日本的なのだか、分かりにくい作品だった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-23 23:58:17) |
2. 鬼火(1963)
主人公の鼻もちならなさと苦悩みたいなものは伝わってくるが、それが絶望としては、感じさせられない。時代の雰囲気のフィルターを通さないと、伝わってこないものがあるのか。 エリック・サティも、著作権が切れて、角川映画で使われるような音楽になってしまい、手あかにまみれた感が強い。 ジャンヌ・モローは、うまい、と思わせるのだが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-01-08 22:54:13) |
3. 女の中にいる他人
主人公の心的風景が全く伝わってこないため、感情移入以前の問題。最後の妻の行動だけが、納得感がある。タイトルの意味不明。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-08-23 12:38:54) |
4. 女は女である
アンナカリーナがセンスが良くてキュート。今的にも十分通用する。けれど、今となってはややわざとらしい演出と、平板な筋書きで、やや興ざめ。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-06 19:08:31) |
5. 婦系図(1962)
原作を貶めている、といわないまでも、原作の水準には遠い。雷蔵でなかったら、ひどいことになっていたに違いない。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-03-22 13:54:04) |
6. 女が階段を上る時
《ネタバレ》 高峰秀子がやると、全部同じ女に見える。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-12-02 19:12:10) |
7. おとうと(1960)
《ネタバレ》 芥川の音楽と川口の演技が、台無しにしている。 28歳の岸が、10代を演じているのも厳しいなあ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-09-16 18:49:47) |
8. お嬢さん(1961)
この頃は、家に鍵をかけなかったんだな。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-09-16 11:26:35) |
9. 男と女(1966)
売れることを意識したシンプルな映画だというのに、40年前の映画が全く古くない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-12-27 23:33:31) |
10. 俺たちに明日はない
ボニーにような女性はいるし、ああいうことってありがちだよな、と思う部分があるからか、何年たっても自分の中にあって、ボディ・ブローのように効いてくる。ただ、ラスト・シーンは、ニューシネマとヌーベルバーグで使い尽くされているのだし、もともとそんなに注目すべきでないように思う。あのシーンだけで、この映画を語ってしまうのは間違っていると思う。 [DVD(字幕)] 9点(2004-06-09 23:09:09) |