1. オーメン(2006)
《ネタバレ》 オリジナルに忠実なリメーク。どうしても比較してしまいたくなるだろう。本作品は、ペックやホールデンといったハリウッドきっての名男優を父親役としていない。その点では、逆にリアリティがあるのかもしれない。また、70年代映画特有の「間」がなく、現代映画のスピーディな展開に仕上げている(上映時間は6分しか違わないが・・・)。ダミアンは、成長前の悪魔の子として、より人間的に描いているようにも感じた。オリジナルを見ている人は、物足りなさを感じるかもしれないが、本作品を先に見た人が、オリジナルを見ると、古臭く間延びした感じがするのであろう。オリジナルの素晴らしさは当然に認識しつつも、時代にマッチした仕上がりであったと思う。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-29 20:42:27) |
2. 奥さまは魔女(2005)
《ネタバレ》 可もなく不可もなく、何も考えず楽しむ映画としてはよろしいんじゃないでしょうか?脇を固める役者も豪華で、「いかにもハリウッド」的な大袈裟かつ単純な作り。ダンナ役のウィル・フェレル、顔は濃いけど良い役者ですね! [DVD(字幕)] 5点(2006-04-28 00:14:39) |
3. オープン・ウォーター
《ネタバレ》 この映画を見る人は、「サメに襲われる」という予備知識を持って見ることになるだろうが、「海で漂う二人が、サメに、いつ襲われるか?」という恐怖心だけで見せてしまう映画である。加えて、周囲に誰もいない、何もない海での絶望感・孤独感と、どうして自分たちだけが取り残されたのかという憤りが、時間の経過とともに増長していく。この映画の評価は賛否が別れるところであろうが、ある意味で、かなり「怖い映画」である。 [DVD(字幕)] 6点(2006-03-13 05:53:30) |
4. オールド・ボーイ(2003)
《ネタバレ》 壮絶な映画であった。日本で映画化されれば、ここまで激しくはならなかっただろう。大げさという見方もあろうが、韓国チックな激しさが妙にマッチしていた。個人的には嫌悪感を抱くテーマではあったが、テンポ良く見ることができた。しかし、主演男優の演技力、根性には感服、オープニングの酔いどれオヤジとラストシーンの「おじさん」が同一人物とは思えない、すごい役者だ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-03-11 23:01:19)(良:1票) |
5. オーシャンズ12
申し訳ないが、勘弁してください、という感じの映画だった。「11」は、まだストーリー性があり楽しめたが、「テス役のジュリア・ロバーツが本物のジュリア・ロバーツに化けてブルース・ウイルス役のブルース・ウイルスに見つかる」あたりから、もうやめてほしいという感覚、そりゃばれないでしょ?本物なんだから。ソダーバーグはどうしちゃったの?オスカーと大作が名監督をダメにするのか? [DVD(字幕)] 2点(2005-10-30 22:54:21) |
6. O〔オー〕
嫉妬心を描いた名作をモチーフにしたとしても、角度を変えてみれば、IQの高い異常心理犯罪者の犯行を描いた映画としか思えない。現代劇に変えると、こうもリアリティがないものなのか? 5点(2005-03-27 02:16:07) |