1. 黄金(1948)
《ネタバレ》 人の心理など普遍的なテーマを扱っていて、それがうまく描写されており、いわゆる名画という範囲に入っている作品だと思う。 ただドッブスの悪いところばかりが描かれ、それに比して残り二人の悪い側面はあまり描かれないところは、ちょっと不満。 山師なんて、大概は悪い部分を持ち合わせているはず。それを濃淡で描き分けていれば、もっと納得感があったかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-09-23 14:42:50)(良:1票) |
2. おかしなおかしな大追跡
《ネタバレ》 かばん4つは多過ぎる気がする。最初は2つが入れ替わって、最後にもう一つ加わるぐらいが限界じゃないかな。入れ替わることによる、面白みが活かせていないと思う。 バーブラ・ストライサンドは「追憶」で知っていたけど、味のある役者だと感じた。強い女の人が苦手なので、身近に居たら嫌いになるだろうけど。 自転車VS自動車の追跡劇はたしかに楽しめました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2019-12-24 13:01:15) |
3. おみおくりの作法
《ネタバレ》 おそらく自分も、来訪者の少ない葬式 または葬式自体が無いまま 亡くなっていくだろうと予想されるので 当事者感覚で視聴した。 実際に葬儀に来てはくれなくとも、あのように現れてくれる幽霊が一体でも多ければ あまり寂しい思いをせずに 済むかも知れないなという感想を持った。昔はかなり唯物論的な思考を持っていたが、最近こういう話にも寛容になってきたのは、年をとったってことなんだろうなあ。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2019-10-04 17:29:54) |
4. 男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け
男はつらいよが好きで もう3周以上してますが、マイベストは本作です。 「もうお金なんか要らない」で半泣き、「絶対売らない」で号泣。何回見てもそう。私的ツボに はまりまくりです。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2019-02-09 22:55:40)(良:3票) |
5. お茶漬の味
当時はフィルムが貴重だったろうから、短時間に色々な場面をぶち込みたいっていう気持ちになりそうにも思えるけれど、静止画のような場面も結構多い。 小説では出せないような、雰囲気・余韻を味わわせようという監督の意図を強く感じる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-29 18:33:35) |
6. 男たちの挽歌
香港映画はアクションはすごいけどストーリー薄っぺらじゃんと言われて、結構考えて台本練ったけど、やっぱりグチャグチャになっちゃったって印象。 ただただアツいので、たまには暑苦しいのもいいかも、って気分の時用の映画。 兄がヤクザもので弟が警察官というのはかなりベタな設定のようにも思えるが、他にあまり思い出せないということは ベタベタで逆に書きにくいのかもしれない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-29 18:25:57) |
7. 女と男の名誉
《ネタバレ》 他の方も書いているけど、邦題が合ってない。普通に直訳の「プリッツィー家の名誉」でいい。 内容はやはりMr.&Msスミスを想起させる内容(こっちが大分昔)。最後は「相打ち」「片方が生き残るも大怪我」って結末だと、「実力せめぎ合いのカップル」感がもっと出たかなあと愚考。 ストーリー的には そこまで面白みは無く、名優の演技のおかげで見られる作品になっているなあという印象。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-09 00:48:07) |
8. おかあさん(1952)
戦後を知らない私にとって記録映画的な価値はありました。勉強勉強。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-05-10 20:53:42) |
9. 王になろうとした男
《ネタバレ》 発展途上国の人々を動物くらいにしか考えていない西洋人がしっぺ返しを食うと言うストーリーですが、現代にも通じる話ですよね。武器を大量に売りつけて、都合が悪くなったら逃げる。米英兵士が少数死んで、現地人は大量に死ぬ。懲りないなあ... [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-13 11:20:22) |
10. オーメン(1976)
うーん。ちょっと期待しすぎたかも知れません。昨今のエグイ映像に慣れて、ソフトタッチの描写では怖く思えなくなってしまっているようです。困ったもんです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-03-04 00:55:29) |
11. 大いなる西部
西部劇定番の勧善懲悪ではありませんが、かといって それ程興味深いストーリーでもありません。 結局何を訴えたいのかも分かりませんでした。 [地上波(吹替)] 4点(2008-01-22 21:12:49) |
12. 王将(1948)
こういう評価をすると、分かってないなあと笑われそうですが... 確かにバンツマの演技は素晴らしいですが、それに頼りすぎているように思えました。坂田三吉の伝記映画にはなっていますが、ストーリーが楽しめませんでした。 (画質的に鑑賞に堪えない部分があることも、楽しめなかった理由かも知れません。) [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-01-05 18:23:21) |