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にじばぶさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3268
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  脅迫(おどし)(1966) 《ネタバレ》 
最初から最後までスピード感はあるが、ボスの西村晃の貫禄がないのが致命的。 室田日出男と三国連太郎の大柄な二人の方がよほどボス感があるのが難点だ。
[インターネット(邦画)] 5点(2023-11-29 08:46:06)
2.  泳ぐひと 《ネタバレ》 
見終えた後、久しぶりに唖然とさせられた映画。 これは実に凄い映画だ。  過去の栄光を忘れられない中年の悲哀を描いた作品。 それを殊更デフォルメして描いてみたら、こんな不思議な感じに仕上がりましたという感じ。 実に個性的で、非常に後を引く作品だ。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-25 01:03:09)
3.  女が階段を上る時 《ネタバレ》 
やっぱり成瀬巳喜男作品の森雅之はカッコよすぎる・・・究極のダンディズムだ!  さて、脚本に成瀬巳喜男が参画せず、あとはお馴染みのキャストとスタッフで作られた、微妙な異色作。 そこの辺りの影響は、ほんの少しだが出ていたようにも思う。  全体的に漂う退廃的なムードは、一見、その他の成瀬巳喜男作品と同じようにも感じられるが、人間と人間との交錯の深さがやや浅かった気がしなくもない。  成瀬巳喜男作品と言えば、切っても切れない男女の仲、深いつながりみたいなものを感じさせる作品が多いが、本作は沢山の人間が交錯するものの、それ以上の深みがない。 別につまらないわけではないが、作品に引っぱられ、のめり込む吸引力が少し劣る気がした。 その影響か、最初から最後まで淡々とし過ぎた感は否めない。  一方で、高峰秀子のラストの笑顔。 これはとても印象的だった。 “真冬を耐え忍び、春の芽をじっと育てる銀座の街路樹のように”、きっとまた復活するに違いない笑顔を、彼女は最後に見せてくれた。  当時の銀座の風景描写も印象的だった。 現在の銀座と言えば、一流外国ブランドのビルが建ち並び、路地裏もそれほどの淫靡さを感じさせない。 どんどん綺麗になり、浄化作戦とやらで変わっていく東京の風景。 そんな郷愁も、本作を観て感じずにはいられなかった。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-02-27 17:20:02)
4.  女の中にいる他人 《ネタバレ》 
男が人を殺し、どんどん弱気になっていくのに対比するように、女は最初はショックを受けても、やがては冷静になり現実的な打開策を模索していくという、まさに男の弱さと女の強さを描いた奥深い内容。  人が窮地に陥った時、どうなるか。 これは人それぞれだろうが、一つの分かりやすい例として、男女という形で区分けした場合、女は男と違い、冷静さと狡猾さを徐々に得ていき、萎縮していく男を尻目に眼光するどく、どうやったらこの窮地を凌げるか、といった動きをみせる。  亭主関白だった男は、日頃は威張っており、女は控えめな位置にいる。 しかし、窮地に陥った時、男女の立場は逆転し、女の中にいる他人が顔をだし、目の前にある現実的問題の解決のために、実に冷静に振舞う。  その最も顕著な例が、ラストシーンである。 夫が犯罪者になると子供の未来が暗くなると判断した妻は、冷静に夫の殺害を企てる。 それに対し夫は、人を殺したという自責の念に悩まされ、次第に弱っていき、やがて自分一人で悩むことに耐え切れなくなり、最後には自首という形でその悩みから逃れようとする。  日頃、亭主の手前、静かに振舞っていた妻が、いざ事が起ると、その妻の中にいる他人が表に出てきて、夫とは対照的に、俄然、強さをみせる。 そういった男女の性質の違いを、監督の成瀬巳喜男は表現したのではないだろうか。  と書いてはみたものの、私自身はピンチになればなるほど、愛する人を身を呈して守ることのできる男だ! 、、たぶん(笑)。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2010-07-19 00:03:08)
5.  男の顔は履歴書
安藤昇主演作を初めて観た気がする。 それだけである程度満足。 内容はお決まりの任侠劇で、特別みるべきものはない。 それにしても、安藤昇の顔の傷は凄い!
[ビデオ(邦画)] 6点(2010-05-08 14:46:54)
6.  女は二度生まれる
浮世の世界に独り生きる女を徹底的にドライな視線で描いた作品。 地味な味わいながら、実にリアルにその世界が描写されており、川島雄三監督の社会派劇を撮る巧さというものも堪能できる佳作である。  結局、最後に損をするのは女の方で、男は勝手気ままに生きて、それで最後は女を捨てて去っていく。 どこに去っていくかと言えば、あの世であり、結婚であり、飽きて他の女の所へ行くのであり、様々だ。  いずれにしても、水商売という世界、そしてそこに関わる男達は、一時の享楽しか味わうことができず、安定した幸福感というものは味わえないんじゃなかろうか。  しかし、かく言う私も、そういう世界に身を置きたいという欲求があったりして、なかなか理屈一辺倒では割り切れないのが、この世界である。  そういったやり場のなさというか、世の常というか、人生の儚さというか、浮世の世界に生きる男女の鬱憤みたいなものが、ジメジメとした感じで実にリアルに伝わってきた。  そういう意味では、川島雄三監督の手腕が遺憾なく発揮されていると言えるだろう。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-22 18:03:34)(良:2票)
7.  おとうと(1960) 《ネタバレ》 
本来、人が死んでいく話を主体にした作品は好きではないのだが、本作については例外的に心を打たれた。  人は日々の生活の中で何かに追われ、良心を持っていながらもそれを外に出せない状況に置かれることがしばしばある。  仕事にしてもそうだ。 仕事に忙殺されたり、人間関係の煩雑さにより、いがみあったりしてしまう。  しかし、人はそれぞれ心の奥底に良心というものを必ず持っており、それらは極限の状況、本作で言えば誰かが死に直面するという状況の中で、それぞれが心の奥底に持っていた良心というものが、なんのつかえもなくすんなり出てくる。 そういった状況でこそ、心を打ち明けあい、互いを理解することができるようになるのだ。  本作はそういう意味で、単に死の悲劇を嘆いただけの作品ではなく、人間の奥底に眠る良心というものを、鋭くえぐり出し描写することによって、人間の本質を表現している。 そこに私は心を打たれた。  そう考えると、そういった極限の状況に置かれる前に、人は相手に対して理解する気持ちを持ち、寛容な気持ちで持って相手に接すること、それが何より重要であると感じる。 相手のことを理解し、お互いを信頼できる関係を築き上げる為には、日頃からそういった他人への接し方を心がけることが何より大事である。 憎まれ口ばかりたたいている人がいても、その人間がどんな悩みを抱えているのか。 どうしたらそれを理解し、お互いの信頼関係を築けるか。 本作を観て、これらについてとても考えさせられた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2009-01-07 21:50:26)
8.  狼の時刻
後年のベルイマン作品ばかり最近は観ていたので、この辺りの脂ののりきったベルイマン作品は、久しぶりに観た気がする。  というのも、とにかく映像が綺麗なのだ。 そして幻想的。 まさにベルイマンの真骨頂が発揮されている作品だ。  しかし、色んな物を詰め込みすぎの感が否めない。 単純な夢想物語として、神秘的な色を最初から最後まで通してくれたら、もっと凄い作品になっていたかもしれない、、と思わせる内容だった。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-02 18:47:48)
9.  女の歴史 《ネタバレ》 
池袋・新文芸坐にて鑑賞。 成瀬作品にしては比較的珍しい2時間超の大作。 高峰秀子が演ずる女性の生涯を描いた伝記作品である。  宝田明は相変わらずシャープでカッコよい。 しかしあっさり死んでしまう。 山崎努にしてもアッサリと死ぬ。  男は勝手なことばかりをして女を残し先立つ。 女は残されるが、したたかに強く生きていく。 そして女は最初はいがみあっているが、最後は女同士で手を組合い、生きていくのだ。  男は自由奔放でだらしなく、浮気をする。 女はそれに耐え、不平をいい、時には恋敵の女性同士でいがみあったりするが、最後は助け合い生きていく。 こういった流れで2時間が過ぎる。 とても見応えのある作品で、男と女のそれぞれの特徴をとてもよく捉えている作品だ。 最後の終わり方もまた良い。
[映画館(邦画)] 7点(2008-10-07 21:11:21)
10.  「女の小箱」より 夫が見た 《ネタバレ》 
田宮二郎はやっぱり怖い。 あのコワモテに、あの人を寄せ付けない雰囲気、そしてあの体格。 全てが怖い。 そのキャラクターが見事に本作のキャラクターとマッチしている。 まさにハマリ役。  田宮二郎演ずる男は、金のためなら何でもしてきた男。 まさに出世欲と金欲のかたまりの様な男だ。 ある日、その男は大会社をのっとるために、若尾文子演ずる女に計算づくで近づいていく。 最初は若尾文子を騙すために近づいたのだが、すぐにその魔性の女の虜になってしまう。 「大会社をのっとる」という本来の目的は達成したものの、若尾文子に「だんなと別れて俺と結婚してくれ」と迫る田宮二郎。 それに対する若尾文子の切り返しが凄い! 「私と結婚したいなら、大会社をのっとるあなたの夢を捨てて。私をとるの?それとも会社をとるの?二つに一つ。どっちをとるの?さぁ、どっちをとるの?私?それとも会社??」 これだ。 この迫力。 まさに“にじりよる”若尾文子の魔性の女の迫力炸裂!  男にはメッポウ強く、押しの強さもハンパじゃないコワモテ田宮二郎も、これには完敗。 最初は多少反抗してみたものの、「わかりました。あなたをとります。会社をのっとる夢は捨てましょう。」とアッサリ男の夢を捨ててしまった。  どんな怖い男より、魔性の女の方が怖いし、力も強い。 あの田宮二郎の筋肉質な体も、女の柔肌の前には力のない物体と化してしまうのだ。  あぁ、何たる女の怖さよ。 そして、純情な愛の強さよ。 田宮二郎が男の夢を捨てたワケは、若尾文子の性的な魅力によるところはもちろんだが、田宮二郎が若尾文子に対して持ってしまった「純粋な愛」もその一因の一つだ。  「愛した女の為なら何でもできる」 この、愛の力の凄さが、見事に表現された作品だ。  秀作揃いの増村保造作品の中でも、本作は上位にくる傑作であろう。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2008-07-11 02:20:08)
11.  女の座 《ネタバレ》 
高峰秀子の息子を死なせるのは必要がないように思ったが、全体的にはなかなかまとまっていて良かった。 司葉子はとても綺麗だし、草笛光子もキリっとしていてなかなか好み。 そして草笛光子と高峰秀子のバトルも凄まじかった。  女が男に惹かれる瞬間が上手に描かれていたのも素晴らしかった。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-15 10:33:55)
12.  おとし穴
勅使河原宏監督は、大好きな監督であるが、本作は例外的に面白くない。  同監督の同じモノクロ作品として有名な『砂の女』は面白い作品だし、『他人の顔』は傑作である。 これらの同じモノクロ作品と比べて、本作の知名度が低い理由が分かった気がした。 井川比佐志が幽霊を演じていたりするのも、非現実的過ぎて興ざめ。  又、田中邦衛が“X”という不気味な男を演じているのだが、田中邦衛のキャラからして少し無理がある。 設定とキャスティングに問題のある失敗作だ。
[ビデオ(邦画)] 4点(2007-10-15 10:03:31)
13.  男と女(1966)
あのあまりに有名な音楽とアヌーク・エーメの魅力だけ十分満足できました。 美しいフランス映画です。 フランス映画の代名詞的な雰囲気が素晴らしいですね。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-13 10:43:44)
14.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 
あの銃乱射のラストシーン。 最近観て、小さい頃に一度観たことがあることに気付いた。 そんな記憶を呼び覚ますくらいに衝撃度の高いラストだった!
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 16:55:43)
15.  黄線地帯
石井輝男のこの手の作風は唯一よくないと思う。
[映画館(邦画)] 5点(2007-10-12 16:53:11)
16.  男はつらいよ
記念すべき第一作! 倍賞千恵子がとてもかわいい!
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-04 22:53:12)
17.  女は女である
ベルモンドが意外と端役でしたね。 意外と楽しめたと記憶しています。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:53:11)
18.  女と男のいる舗道
ゴダール作品の中では、珍しく好感が持てる作品でした。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-20 23:50:21)
19.  王女メディア
マリア・カラスの美しさにビックリ、ウットリ。 相変わらず、パゾリーニ作品には魅力的な女性がたくさん出てくるなぁ。。
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-09 23:19:13)
20.  大きな鳥と小さな鳥
不条理なドタバタ喜劇。歌劇で過激なキリスト狂劇。 カラスをどう動かしているかにずっと興味をおぼえながら観ていた。 カラスの素敵な動きにプラス1点でこの点数。 “パゾリーニのおホモ達”ニネット・ダヴォリは相変わらずのハイテンション。 ラスト近くの親子の会話で、 父「どうした?」 息子「腸ねん転になった!」 父「何食ったんだ??」 、というのがあるが、これには笑った。翻訳のミスかもしれないけど、「腸ねん転になった!」って、自分で分かるんかい!しかも「何食った??」って。
[ビデオ(字幕)] 4点(2007-09-09 23:15:27)
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