1. 華岡青洲の妻
10月2日は青洲氏の命日である、とパネルクイズぅ25ぉ~で出題されてて思い出しました。 200年近く?も前に麻酔薬の研究開発がされていたとは、もう驚きやのしぃ・・・(←エセ紀州弁)。 嫁姑、そして妹たちまでもが青洲の為、お家の為に自ら尽くす姿には同性として実に 共感が持てます。目的を果たせるなら他の何かを失ってもいい!という気持ちはよくわかりますんやよし。(←エセ紀州弁) 姑(高峰)が息子夫婦に対して、静かに嫉妬泣きするところ、激しく悔し泣きするところ、この2つの泣き場面がもっとも印象に残っています。 でも私が一番上手いんじゃ?と思たのは役得:妹の渡辺美佐子でして、兄嫁(若尾)に投げかけるセリフが冷静なようで実は青臭く、負け惜しみの哀れさが伝わってきたように記憶しております。 雷蔵氏は・・どうやったかなァ? 居並ぶ演技派女優陣に若干圧されていたような、、 でも言い換えれば研究一途な学者を嫌味なく演じてた?かも・・(忘れた)。 いや、ちょっとイマイチやったかな、、ファンの人いてはったらごめん、、いるの? あ、確か、、(笑)。 新妻の感部(=ちぶさ)を掴んでいた青洲が、クライマックスでは患者の患部(=にゅうぼう)に挑んでいるというところがいいですねっ。 嫁姑バトルは一見嫁の勝ちに見せかけて実はほぼ互角だと思うけど、 興味あるおなごはんはぜひ観よしー。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-03 00:18:18)(良:3票) |
2. バージニア・ウルフなんかこわくない
「哀しい目をした俳優は?」と聞かれたら私はジミーかバートンをあげます。そのバートンと、これがリズの声?と思うほどつぶして熱演の二人。まくしたてて、ののしりあってのこの長い息はこの夫婦でないとうまくできませんわ。夜が明けるラストの二人には涙。月が消えると日が昇ってまた一日が始まるんや、と励まされます。再見のときは初っ端から泣けてしょうがない。サスペンスをぼんやり見る私の中では傑作。/↑TV映画「森の彼方に」(’49)ですか? 私も観たとき検索するもわからずじまいでした。 9点(2004-10-15 21:47:28) |
3. 裸足で散歩
(^^)私の精神的恩人で新婚サン=にすすめたい作品だけど、20歳代でも喜んでくれるかな? //♂ハンサムなレッドフォード(「追憶」ではひどく泣かされたが、今回はニヤニヤ)と♀めちゃ明るいフォンダ(「バーバレラ」「獲物の分け前」それに本作が可愛い60年代)の名コンビ。前半は笑いっ放し、エレベーター前もオモロイ。 登場人物も場所も少ないんだけどこれがまた良くって、甘くて楽しいラブコメでーす、新婚に戻りたいス。 8点(2003-09-04 20:41:23) |
4. バーバレラ
このおねーさんは、コールガールや帰郷、のオスカー女優さんよ・・と言っても、若い人に信じてもらえないかも…。 イヤ~~、若い、カワイイ、脚長い、バスト綺麗、…オープニングはどうやって撮影したのかな?大ーい好き、ワクワクッ! この監督さんって、撮り方も、奥さんへの説得も巧いのね。 もう頭の30分でおなか一杯ですわ。私ジェーンファンですが女なので、ジェーンと「新しい方法」でしたいですわ。 8点(2003-08-08 16:02:14) |
5. バターフィールド8
《ネタバレ》 リズ病気に同情票込みのオスカー獲り、と言われども、あのアパ鍵のマクレーンに勝ったので見たかった作品。最初の10分は、リズのそれは美しい寝顔にスリップ姿とインテリア、意外な歯磨き、ルージュ等にひき込まれます。モデル兼高級娼婦が妻帯男性リゲットと心から愛し合う、という苦しむリズのメロめろメロドラマ。格好つけたよな会話も、言葉を楽しめます。彼女のママ友や、モーテルの女将さんはあたたかく、幼♂友の彼女やリゲット夫人は健気でいじらしく、、まわりの女性が良いのに、肝心なリゲット氏が今イチ・・奥さんはまだ耐えるのでしょうか。 結構出づっぱりの悩めるリズを堪能できます。 6点(2003-07-14 22:13:26) |