1. バグズ・ライフ
どちらかと言うと悪役の昆虫であるカマキリやクモ、蛾にイモ虫、ダンゴ虫など子供にあまり人気の無い昆虫がアリの主人公を助け英雄となるなんてのは良いんじゃないでしょうか。他の方も仰ってますが、NGシーンを見せる事でバッタが悪いのでなく、今回はたまたまバッタが悪役になっただけであり、昆虫を一人の役者として扱うというスタイルが粋ですね。ただサーカス団の昆虫達と主人公との関わり方、結び付きが弱すぎ、ナゼそこまでするのかがイマイチ判らなかった。 [地上波(字幕)] 6点(2006-01-15 16:55:24) |
2. ハッピーエンド
チョン・ドヨンという女優、派手な濡れ場シーンもイイですが愛人の顔と妻の顔の二面性のメリハリがとてもよく出ていて上手いなあと思いました。「スキャンダル」でも良かったしチョッと気に入ってます。日常に潜む狂気、近頃は殺人事件自体が毎日起こる事であり、既に自分自身その渦の中に巻き込まれてしまっているのかもしれない。 6点(2005-02-06 11:36:53) |
3. 花のお江戸の釣りバカ日誌
庄内で釣りに行かないと思ったら・・・芸は身を助ける、夜目が利くだけで美人の嫁さんもらえりゃいいよなあ。 5点(2004-12-06 18:18:24) |
4. 橋のない川(1992)
初期水平社の崇高な理念は立派だとは思うが、いつの間にやら同和利権の群がる寄生虫まで生み出してしまっている。でもって同和を名乗って脅す輩までいますからねえ。奈良ってホント多いんですよ。 2点(2004-05-23 21:21:43) |
5. 花の影
中国や韓国映画を見るときは、儒教社会である事を踏まえて見ているつもりですが、正直あまり伝わってこなかった。これでは誤解を招くだけではないでしょうか。ドイルの映像ともあまり噛み合っていない様な気がした。 2点(2004-04-21 23:50:48) |
6. 八月の狂詩曲
なんで黒澤がこんなベタな演出の反戦映画を?なんて思ってしまいそうですが、この白々しさにより相反して原爆の悲劇という事実が色濃く浮き立たせ、戦争のリアルさを際立たせる。世界各国から原爆のモニュメントがある中に米国が無いにもかかわらず、ハリウッドトップスターであるリチャードギアに、原爆被災者であり、夫を失ったおばあさんに謝罪させている。こんな事出来るのは世界中探しても黒澤しか出来ないのではなかろうか。リチャードギアの白痴な笑みはまるでそんなこと判ってなさそうだが・・・ 8点(2004-02-06 00:53:50) |
7. パトリス・ルコントの大喝采
3人の老人俳優たちが舞台の内外で繰り広げるドタバタサクセスコネディ。私的には全篇、笑いのツボにはまりました。ちょっとサワヤカ過ぎるのが玉にキズ。 7点(2004-01-13 23:23:20) |
8. 遥かなる甲子園
聴覚障害児が甲子園に憧れ、ろう学校に野球部を作り、初勝利を目指すというような映画。高校野球フリークなので、これも高校野球なんだとツボを突かれる。 6点(2004-01-11 21:39:30) |
9. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
プチインディといったところか。安っぽいし、面白くない。レイチェルワイズのスケスケ衣装に+1点 3点(2004-01-11 21:21:20) |
10. 花嫁のパパ(1991)
スティーヴ・マーチンが嫌いで散々迷ったが、娘役のキンバリー・ウィリアムズの可愛さに負けて観たんだけど結構面白かったです。 5点(2004-01-11 21:16:13) |
11. バッファロー'66
本来この手のストーリーは好きなんだけど、もう一つ好きになれない。クリスティーナリッチは悪くない、ビンセントギャロもまずまず、でも出会いがムショ帰りの男なら立ションするでしょ、フツウ。オマケに両親2人が何か魅力無いんだよなあ。 4点(2004-01-11 21:08:26) |
12. ハーフ・ア・チャンス
ベルモント&アランドロンの老優コンビ、バネッサのスキッ歯、ルコントのアクション、自分の中で焦点をどこにあわせるべきか迷っているうちに終わってしまった。ウ~ン、観るんじゃなかった。 2点(2004-01-04 11:58:20) |
13. バッドボーイズ(1995)
アクションっていうよりかコメディなんだね。ウィルスミスは黒いジーパン刑事ってくらい走ってる。人質の女の子が殺されなかった訳がわからん?なぜ壁を走り抜けなきゃいけないの?? 4点(2003-12-24 21:00:06) |
14. HANA-BI
ソナチネまでの北野映画の主人公は、クールなバイオレンスで、だた一人死に場所を探し積極的に死を求めてるイメージが強くあった。HANA-BIは妻という存在が今までにない部分であり、これ以降の映画には、愛と死または別れという部分が濃くなっていった。愛という部分も言葉で語るわけでもなく、セックスで表すわけでもなく、映像の中から観客それぞれが感じて読み取るといった形であり、受け手によって様々な受け取り方のできる映画である。チョッとズルイ気もするが、その繊細な愛情表現や死生観と映像とが大変マッチしている。 9点(2003-12-23 10:41:43) |
15. パリの確率
一風変わったタイムトラベル、砂の街などの世界観、未来の子や孫から現代人への警告、なかなか面白く好きな映画です。ただてっきり彼女以外の女の子が絡んでくると思ってたのに終わってしまったのが残念。ベルモントが砂のように消え去り風に舞うシーンはジンときます。責任あるセックスかあ自信ないなあ。 8点(2003-11-29 20:44:42) |
16. パブリック・アクセス
派手さはまるで無いのですが、心にグサリと突き刺さる鋭い毒を持った映画です。告発社会や大衆のコントロールは身近にも十分起きていることであり、特にA新聞、Nステーションなど一部マスコミに恐ろしさを感じます。真実に対する目をシッカリ持ち声の大きな人間に流されないアイデンティティが必要でしょうか。 7点(2003-11-29 01:43:51) |
17. バディ・ボーイ
引きこもり青年と美しい女性、菜食主義と人肉主義、妖しげな雰囲気も出ていたが、なんやねんって感じの終わり方、もっとオチを決めて欲しいです。 3点(2003-11-20 23:34:12) |
18. 橋の上の娘
恐怖と快楽のエクスタシー、強い信頼関係、最高のパートナー、永遠の愛と絆に結ばれた二人は運命が必ず引き合わせてくれる、 出会いはつねに橋の上。ルコント監督はハダカが一切なくても、濃密なセックスシーンや究極とも言える愛を描けるところがスゴイです。 9点(2003-11-18 00:07:40) |
19. バウンス ko GALS
佐藤仁美がこの映画の中では生き生きとしている。役所に一歩も引けを取らない存在感を出している。その後パッとしていないのが残念。 5点(2003-11-02 12:39:41) |
20. π(パイ)
ノイズが出てくるとイレイザーヘッドっぽいが、イレイザーより判り易くてどちらかと白黒のザラつき感やスピード感は塚本晋也ぽかった気がする。ヤクチュウが覚醒して数字を操る神になる、アキラっぽい。だが根本的に数学まるでダメな私にとって数学アイディアでやられ、数字の魔力、数字の合理的さ、数字の不条理さなどが伝わり完敗。 8点(2003-09-19 22:42:22) |