1. ハッピー・デス・デイ 2U
この作品は前作と合わせて一つの作品と言えるくらいに前作と話が繋がっています。こちらの方が高評価だからと前作を飛ばさないように! 前作の雰囲気はそのままに、話のスケールが上がって人間ドラマも深くなり、まさにお手本のような続編です。前作からなるべく間を開けずに見る事をお勧めします。 前作が「油断してたら面白かった」程度だっので今回も油断していたのですが、これは期待の上を行かれました。あのおバカなホラーからこんなドラマが生まれるなんて予想外です。父親とのランチのシーンの展開の違いにうるっと来たのは内緒。だってこれシュ○ゲゼ○の8話じゃないですか!ズルいよ!そりゃあ私が気に入るわけですよ。 クライマックスの盛り上がりがイマイチだったのが残念ですが、それでも十分楽しめました。 [インターネット(字幕)] 8点(2022-08-20 16:34:28)(良:1票) |
2. ハッピー・デス・デイ
《ネタバレ》 シンプルなホラーだろうと思って観ましたが、サスペンス寄りの作りで面白かったです。殺人鬼を倒して解決!と思わせてからもう一展開あるのも面白かったです。 最初はイヤな女でしか無かった主人公が、だんだんカッコ良くなって行くのも良いですね。 [インターネット(字幕)] 7点(2022-08-15 19:12:41) |
3. バイオハザード:ヴェンデッタ
レオンとクリスのアクションシーンがカッコイイが、ちょっと荒唐無稽だったり民間人を巻き込んでも平気な顔をしていたりと納得が行かない部分が多い。あとはレベッカが可愛いのと、館の中で恐怖シーンくらいは見所と言えるか。 シナリオとかキャラクターとかそれ以外の部分では魅力が無い。ラスボスへの止めはもっと派手にやってくれよと [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-05 00:01:06) |
4. バイオハザード ダムネーション
《ネタバレ》 シナリオ的に優れたものではないが、大統領が強くて切れ者だとかバディがワケありの必要悪だったりだとか、映画オリジナルキャラが立っているのは良い。原作ゲームの「4」で登場する寄生体と「2」で登場するモンスターが組み合わされているのも面白い。レオンも言っていたが、まさかリッカーと共闘する時が来るとは思わなかった。 原作ゲームの要素が取り込まれているのも嬉しい。レオンはリッカーの目が見えない事を知っているし、口癖の「泣けるぜ」のタイミングもバッチリ。爆発物を活用した戦い方にも既プレイなら納得する所。それだけにリッカーの大群に襲われた時の絶望感や、必殺のはずのロケットランチャーが防がれた時のインパクトが際立っていた。 スーパータイラントの最期も「そりゃA-10に撃たれたら死ぬわ」と納得のいくものだったのでスッキリ。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-10-04 23:18:58) |
5. バジュランギおじさんと、小さな迷子
《ネタバレ》 馬鹿が付くほど正直な男が、言葉を話せない異国の迷子を親元に帰すハートフルなロードムービー。だと思っていたのだが、この作品はそれだけではなかった。 国籍の違いや宗教の違いを始め様々な障害にぶつかりながらも、湿っぽくならず進んでいく様は良い。道中で出会う人物も魅力的だ。 突然のダンスシーン等「インド映画だなーw」となる部分もあるが、全体的には良く出来ており、名作と言って差し支えないだろう。 [DVD(字幕)] 9点(2020-04-26 22:54:26) |
6. パシフィック・リム:アップライジング
《ネタバレ》 あのパシフィックリムの続編が出ると知ってワクワク、でも監督が変わっている事が不安、という状態で見に行きました。結果は・・・ 分かってない、この監督分かってないよ。 イェーガーの動きが軽い。戦闘の見せ方もイマイチ。代わり映えの無い戦い方。特徴のない怪獣たち。前作にこれでもかと詰め込まれていた、決めカットとも呼べるようなカッコいいシーンが見当たらない。前作のイェーガーをマジンガーZのようなある種の神格を伴うスーパー系ロボットとすれば、今作はガンダムのようなあくまで兵器でしかないリアル系ロボットなのだ。リアル系ではパイロットの人間ドラマの比重が大きくなるのだが、その辺の掘り下げも全く足りていないのである。 一応、ニュートが怪獣に洗脳されて無人イェーガーが乗っ取られる展開は良かった。でもその後がダメダメである。女社長がシステムを取り戻して無人イェーガー全滅って、しょぼ・・・。折角4体もイェーガーが揃っていたのだ、各機が無双の活躍をして、前作の不満点「ジプシー以外のイェーガー活躍するシーンがほとんど無い」を解消していたら大幅に点数は上がっていただろうに。 せめて最後のトドメがスーパーイナズマキックだったら・・・ 総じて前作で良かった点は減り、前作で悪かった点はそのままになってしまった。 前作はギレルモ監督のような特撮オタクが作ったから素晴らしい出来になったのだ。この作品で監督を変えるなんて、ロードオブザリングのピーター・ジャクソン監督を交代させるようなものだ。 [映画館(字幕)] 5点(2018-05-07 00:23:09)(良:1票) |
7. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 B級だと覚悟してから見ましたが、それ以下の出来でした。目に見える電磁波、科学力が高かったり低かったりチグハグなエイリアン、1日に1回しか通信できない衛星など設定の荒さが目につきます。主人公が孫子兵法の解釈を間違ってたようですが、静止衛星の『静止』の意味も間違っていたようです。 人物描写も伝わり辛いし音楽のセンスも無いです。 ただ、ミズーリが投錨して急旋回、「死ねクソ野郎ども!」のシーンは良かったですね。そこだけはカタルシスを感じられたので+1点しておきます。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-12-12 20:22:15) |
8. パシフィック・リム
《ネタバレ》 最初にBDで見た後、すぐにリバイバル上映をしている映画館を探して見に行った作品。 この映画を一言で言えば「巨大ロボが怪獣に鋼の拳を叩き込む映画」である。巨大ロボアニメが山ほどある日本においてこの作品の魅力は何なのか?私は魅せ方の上手さだと思う。男(男の子かも?)がカッコいいと感じるシーンがギッシリと詰まっている。 まず最初の、勇壮なメインテーマをBGMにした出撃シーケンスが素晴らしい。ピスピスピスピスッと音を立てて装着されるパイロットスーツ、プシューっと音を立てながら開くハッチ、ウィィンッガシュィンッ!と姿勢固定用の金具が締まり、パイロットは管制室と軽口を叩きながらシステムを起動、そしてキュイィィィーンと回り始める胸のタービン、もうこの辺りで既に血沸き肉躍っている。そして雷雨の中、ライトに照らし出されるジプシー・デンジャーの姿には美しさすら感じられる。 不満点が無い分けではない。ヘリからワイヤーで釣っての移動システムとか、ジプシー以外のイェーガーが活躍するシーンが殆ど無いとか、怪獣のダメージ描写が少ないとか。しかしそられらも後のシーンの魅力で気にならなくなってしまう。 レザーバックに食らわせた叩き付けるようなジャンピングパンチやエルボーロケット、50,000フィートの上空で朝日が射す地球を背景にオオタチを両断する剣、スタジアムに着地して粉塵の中で立ち上がるジプシー、そしてメルトダウン直前にジプシーがエイリアン達を見据えるようなカット、もう名シーン名カットがてんこ盛りなのである。 ありふれた設定、シナリオであっても魅せ方が上手ければここまで面白く感じられるのだと感心した。是非とも大画面&爆音で観賞される事をお勧めする。 [映画館(字幕)] 9点(2015-11-21 20:07:44) |