1. パトリオット・デイ
《ネタバレ》 「こんな事件があった気がする」という認識だけでいたボストンマラソン爆弾テロ事件。 全貌がまさかこんなサスペンス色強い逃走劇だったとは。登場人物が多いにもかかわらず、事件の核心部に居た警察官や市民にスポットライトをあてて丁寧に描いているので、とても見やすい。 見ているうちに、犯人に対するボストン警察の憎悪が伝染し、事件の収束時には自分も胸をなでおろした。 [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-06 19:00:07) |
2. ハクソー・リッジ
《ネタバレ》 良作。 多くの敵を倒した者 = 英雄、と思っていた価値観を揺さぶられた。 戦争映画では突撃兵や狙撃兵が印象に残るが、今回は「衛生兵」に焦点が当たってて斬新。 主人公ドスの『ライフルを握らない』という一貫した信念が伝わり感心した。 その信念のバックボーンである幼少期のエピソードも交えられていて説得力あり。 凄惨な現場で、こんなにも多くの命を助けたのは奇跡的。 [映画館(字幕)] 8点(2017-07-01 19:44:44) |
3. バケモノの子
《ネタバレ》 バケモノの街並みは凄く好きだった。 ストーリーは薄っぺらく退屈。熊徹と九太の特訓の日々は良かったのだが、その他は取ってつけたようで急。楓との馴れ初めやら、一郎彦が暴走したりだとか途中から最早ついて行けない。だから、最後はドラマのような感動展開になっていても全くセリフが入ってこない。 [インターネット(邦画)] 4点(2017-06-16 01:53:47) |
4. パディントン
《ネタバレ》 クマが家を探しにロンドンをかけめぐる…。 それ以上でもそれ以下でもなく。愛着はあまり湧かない。 1つの家族と出会うまではいいし、家族それぞれの個性も結構光るのだが、パディントンが失踪してからは家族のほうが暴走してしまって冷める。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-05-29 00:00:15) |
5. パッセンジャー(2016)
《ネタバレ》 海外メディアから評価が低くて身構えたが、豪華宇宙船の映像が美しく、設定も好物だった。 男1人と女1人がいればこうなるわなっていう展開はお約束だが、男優女優ともにいい配役で飽きずに見れた。 鑑賞中ずっと「この映画の着地点、どうなるんだろう」と思っていたが、無理のない納得できる結末で安心した。 乗組員チーフの登場は、やや付け焼刃感があってご都合主義的なのだけが残念だった。 [映画館(字幕)] 8点(2017-05-14 23:11:41) |
6. バーニング・オーシャン
《ネタバレ》 実際の事故なので、映像や脚本の現実性はあり。 家族愛が描かれて「おっ?」と思いきや、後半は、油田施設が燃えてる映像がひたすら続く。 ヒューマンドラマがあると思いきや、主人公の同僚達についての描写が不足しているため、肩入れできない。 「安全よりも、利益と保身を優先してはいけない」という教訓は伝わってきたが、全体的にどこに焦点を当てているのか非常にわかりにくい構成だった。 [映画館(字幕)] 3点(2017-04-22 19:52:23) |
7. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 感涙。 実話ベースの映画の中で好きほう。 不測の事態においても機転を利かし、任務を全うしたサリー機長に敬意を抱いた。 『このメンバーじゃなければ』という機長の言葉がすべてを物語っていると思う。 当時の機長、副操縦士、キャビンクルー、乗客、ニューヨーク市の支援・・・どれもが一体となっているのが画面越しにひしひしと伝わってきた。 特に救助時は心暖まるものあり。「人が人を助ける」、それが仕事であってもいいものだなと感動。 ラストの公聴会のシーンも清々しく、鑑賞後のカタルシスを味わえた。 [インターネット(字幕)] 8点(2017-04-20 18:41:49) |