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どっぐすさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 86
性別 男性
自己紹介 日本人なので邦画好き!
淀川先生のように、いつまでも「きれいですね~」「すごいですね~」と映画を楽しみ続けます。
不幸にしてつまらん映画を見た後も、シネマレビュー見ると爆笑ネタになって、HAPPYになります。「いや~、シネマレビューって本当にいいもんですね」あ、コレは水野御大・・・

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  春を背負って 《ネタバレ》 
どんな映画も見終わった後、時間が経つとあれこれ考えてしまうものだが、やはり見終わった後のこの清々しさは大事にしたい。 原作を先に読んでいたのでキャスティングが明らかに自分のイメージとは違っていたのが不安であったが、映像になってみると、このキャスティングはあざとくも感じるがアリであると思いました。 厳しい自然の風景と対比するような「前向きな顔」というのは映画的に必要だったのだと思います。原作のエピソードを大幅に構成し直して「何が映画的であるか」を抽出したような作りになっていると思います。 原作で描かれていた山小屋経営の事情や、登山客のエピソードにはあまりつっこまず、挫折を味わった人々の回復というものがあまり描かれていないように感じるが、そこは文学の仕事であると言わんばかりに、圧倒的な風景と登山の過程、山小屋の描写は原作から持っていた自分の曖昧なイメージを遥かに凌駕してくれた。 ドラマの背景に山があるのではなく、風景がドラマを内包しているようなカメラマン兼監督の独特の視点は「剣岳」に続いて健在に思います。 この映画を見て、安直に素人が高山に登ろうとするのは危険に思うが、やはり「登ってみたい」と思える清々しさは確かに感じました。  
[映画館(邦画)] 8点(2014-06-19 22:10:05)
2.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 
期待通りのロボットアニメ&怪獣映画のエッセンス全開の映画でありました。 グロイ戦いぶりや操縦系統はモロに「エヴァ」で、いろんなロボットアニメから頂いたような武器や必殺兵器も楽しいです。 平成版「ガメラ」をパクったようなシーンもいいです。 ロボットアニメの要素が強いので、ハリー・ハウゼンと本多猪四郎という怪獣の名匠だけに捧ぐというのは語弊があるような気もします。 迫力は充分ではあるがとにかく絵が暗い!! 意図的に怪獣の全貌をわかりにくくしているのかもしれないが、怪獣の姿がわかりにくい!! そして日本の幾多の怪獣たちと違って、怪獣がグロイばかりでかっこよくない。 ゴジラを代表する日本の怪獣たちはかっこよく、そして美しい。怪獣の描写がハリウッド定番の異形の生物であったことは残念だ。 内蔵まるだしのような要素は「怪獣」ではない。中身がわからない、わからなくてもいいのが「怪獣」なのだ。これが日本人とアメリカ人の決定的な違いだと思う。 ロボットが戦う舞台として夜の市街戦というのは、アニメではOKなのだが、実写では実は難しい。 人口の建造物の中にロボットが立つと、ロボット自体が背景に埋もれてしまうのである。これはかつての日本の実写ロボット映画「ガンヘッド」が実証している。 ジャングルや砂漠といった大自然の方がロボットは映え、大都会の中の方が怪獣は映えるのである。 スタッフはこのバランスに苦慮したかもしれないが、全体的に絵がごちゃごちゃしすぎて、わかりにくくしている原因になっているように思う。 菊地凛子がアクションもこなし、あの衣装で堂々とヒロインを演じていることは日本人として誇りを感じます。 ハリウッドや香港では、こういう女優ってあたりまえにいますが、日本では本当に貴重です。 日本人としては、つっこみたくなる要素は多々ありますが、ロボットアニメと怪獣映画をマジで合体させてくれたスタッフには敬意を表します。 この夏1番のB級アクションとしてオススメです。
[映画館(字幕)] 6点(2013-08-12 01:53:00)(良:4票)
3.  はやぶさ/HAYABUSA
「はやぶさ」(を運営したチーム)が何を成し遂げたか、よく知らない自分にもわかりやすく、飽きずに観られました。映画的にはお説教になりすぎず、プロジェクトX的に熱くなりすぎず、バランスよく出来ていると思います。水沢の役作りはちょっとやりすぎです。女性ではなく子供です。でも美貌を持った役者がこういう演技をするというのは今の日本映画、ましてやテレビでは稀有なことなので、そこは評価したいです。 「はやぶさ」のミッションって、ハリウッド映画の何十分の1の予算で工夫を重ねてハリウッド映画に一矢報いたい日本映画歌界のスタッフの気分と似ている気がします。そこが日本人の優れたところでもあります。 ふと、原発関係で同じように日本の技術と努力を讃える映画があったら、どう思うか考えてしまいました。もちろん「はやぶさ」に関わった人たちの努力に水をさすつもりは全くないのですが、世界でもトップの技術を持っているS社やP社が何故大赤字を出しているのか、技術を誇ることに頑なになって消費者が望んでいる本質を見失ってしまったのが今の日本で、産業全体がオタク化している気がします。自分は「はやぶさ」のように、アメリカには出来ない省エネ小予算で工夫を重ねてミッションを成功させた日本人の能力は素直に誇りたいし、例えば脱原発というモチベーションがはっきりしていれば、それこそ世界的にも出来なかったことを日本は出来る可能性を持っていると思います。 単純に偉業を成し遂げたことを讃える「がんばれニッポン」的な映画の作り方はこれからの時代にそぐわない気がします。 自分は、「はやぶさ」が帰還したことではなく、「はやぶさ」が人類にとって何を得たかを表現することの方が大事に思います。外国人から見れば自己責任でトラブルが発生して、そのトラブルを復旧させた日本人はすごいという映画でしかないような気がします。この映画には偉業に対するヒネリも思想も無い、お利口さんな出来と思いますが、よく出来た教材映画として評価します。もちろん「はやぶさ」に関わった方々には敬意を表します。
[ブルーレイ(邦画)] 7点(2012-03-30 00:45:49)
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