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コメント数 982
性別 女性

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1.  裸の町(1948)
オープニング早々に事件が発生して、ストーリーは刑事の事件捜査の過程と共に描かれる。この事件の真相もなかなか凝っていて、展開にも緊張感や面白さがある。 事件を段々追い詰めて犯人に迫ると犯人がニューヨークの街中を逃げ回るが、これが市内でのオールロケで撮られている。 これは当時のハリウッドでは画期的なことで、戦後貧しいイタリアでスタジオや機材もお金もないというので屋外ロケ作品が作られ、それが迫真のリアリズム効果を生んだというのが発端らしい。 だから実際の街の路地を逃げ回る犯人、追う刑事達の映像はリアルで緊迫感がある。  追い詰められた犯人はウィリアムズバーグの高い鉄塔に逃れるのだが、犯人(カメラ)が見るニューヨークの俯瞰映像は平穏な日常と犯罪が同居する大都会のありのままの姿を映し出す。。 上空からの俯瞰映像はオープニングにもあり、製作者自身(?多分)によるスタッフや映画紹介のナレーション付きという作りも斬新。スター主義のハリウッドでバリー・フィッツジェラルドはともかく、他はあまり知られていない俳優を使ってるところにも新鮮な感覚がある。 残念なことに制作したマーク・ヘリンジャーはこの作品の完成直後に急死している。また監督のジュールス・ダッシンはまもなく赤狩りでアメリカを離れることになる。 
8点(2004-07-01 19:15:48)(良:1票)
2.  晩春
最初主人公の紀子は知り合いの年配者が結婚すると「汚い!」と潔癖性のように見えるが、実は親離れしてないファザコン。いつも笑顔で美しいのに、父が嘘をついてまでの再婚話には相手の女性に嫉妬して父に冷淡になる。京都の旅館で子供のように親離れしない娘に、父の言う言葉は優しい。父親の笠智衆が式の夜、一人になってりんごの皮をむいてるところなどしみじみと父親の心情を見せて笠さんが圧巻。戦後24年作、検閲中止直後とはいえまだ配慮したのかお茶、能舞台、京都(清水寺)など日本情緒もいっぱい。
7点(2003-10-14 22:18:01)
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