1. パルプ・フィクション
ストーリーに明確な起承転結がなく寄せ集め的なのだが、演出のセンスで引き込まれた感じ。まあ、そこがこの作品の狙いなんでしょう。でも私、恥ずかしながら、最初ミアとファビアンの区別が付かず、かなり混乱してしまいました(←バカ?)。 8点(2004-03-21 02:45:47) |
2. パピヨン(1973)
子供の頃観たときは、その過酷な描写が心に刻まれ、テーマ曲が耳に残りました。のちにパピヨンが実在の人物に基づいていると聞いて驚きました。信じられん。まさに骨太のドラマ、名作です! 9点(2003-12-14 22:13:49) |
3. 八甲田山
無謀な雪中行軍を企画した軍のお偉方や、神田隊をかき回す馬鹿な大隊長なんかを見ていると、昭和になって中国との泥沼の戦争に突入し、太平洋戦争に至った軍上層部の愚かさが重なってしまう。官僚制度の弊害、極限状態におけるリーダーシップの重要性を教えてくれる作品です。 7点(2003-11-12 10:34:06) |
4. バトル・ロワイアル
前半は結構引き込まれました。後半はテンションダウンという感じでしたが。このあいだメイキングを見たのですが、深作監督は「やっぱ駄目だオレ、殺しまくる方(桐山)でいきたい」みたいなことを健太にもらし、怒られたそうです。どうも、健太との間に食い違いがあったようで、それが本作の中途半端さに繋がっていたのかも知れませんね。 7点(2003-11-09 05:35:07) |