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南浦和で笑う三波さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 210
性別 男性
年齢 62歳
自己紹介

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1.  BARに灯ともる頃
BARがタイトルに入っている映画を借りて、今度は当たりだった。成人してはいるものの、数年にわたる田舎漁港近くの軍役でモラトリアム生活を続けている息子と、ローマに住むやり手の弁護士として、キャリア的にも、金銭的にも成功しているらしい父親との間で繰り広げられる小品。父親は、自分が成功しているだけに、息子がくすぶっているようにみえるのが、歯がゆく、心配でしょうがない。そこで単身、息子の様子を見に、朝方兵舎の前に予告無く現れる。急に押しかけられた息子の側はいい迷惑だと思いながらも、実の親なので帰ってくれというわけにもいかず、一日相手をする、というストーリー。父親は親バカ丸出しで、息子に様々なプレゼントを用意していたのだが、ちゃらんぽらんな生活をしていると思っていた息子が、どういう贈り物ならいらなくて、どういう贈り物なら喜んでもらうのかの基準が結構しっかりしているので、好感が持てる。息子の彼女の家にまで行って、父親が彼女と二人だけになったときに発する質問が最高にお茶目で、かつ、涙は出ないけど泣ける。イタリア人らしく、父子の会話はジェスチャーを交え途切れることなく続き、日本人の私からするとよくもそんなにしゃべることがあるなと思うくらいなのだが、それだけに、最後に列車の客室で二人が言葉少なに正対する場面が印象的。そのときに、通路側の窓越しに交差する列車を見せてその音を聞かせているのが、お互いを初めて心から認め合った瞬間と重なり、堪らなくいい演出だと感じた。
8点(2005-02-23 14:14:13)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
本日初めて鑑賞。完全無欠(狙い通りの時代に正確に行け、かつ、再現可能)なタイムマシンを人間が発明できたという設定にまず乗れない(ウェルズのタイムマシンは、一往復だけが狙い通りで、再現性があるかないかはわからないままのはず)。アラジンの魔法のランプ、打ち出の小槌、ドラえもんのポケットなど歴史上人類が発明したオールマイティはおしなべて、魔人とか、鬼とかの、異界の住人の持ち物であり、人間自身がオールマイティを作り出せないところに妙味があったので、この作品はフィクションの作り手として、踏み越えてはいけない一線を越えてしまっていると思う。そのことを別においても、元の時代に戻りたいという筋書きから、ほとんどすべての笑わせどころやギャグが予測の範囲で意外性に欠け、コメディとしてちっとも面白く感じられなかった。自分の評点と平均点との差に、唖然呆然の一本。(以下追記。2004/5/18) ひねくれついでにもう少し。「歴史を変えられるオールマイティな道具を動かすのに必要な燃料がプルトニウム」という設定は国際政治の現実に対して何がしかいうためとも受け取れる(私はそう取って裏切られた)が、この作り手は何の考えも無く、ただ単にゲリラを登場させたいためにプルトニウムを持ち出したとしか思えない。被爆国の一員として、などと大上段に構えるつもりはさらさらないが、秘密の液体が必要、くらいの設定で何とでも作れたのではないかと思う。そのあたりが笑いの作り手として、無神経、または不注意、もしくは雑である。
2点(2004-05-16 23:21:23)(笑:3票) (良:1票)
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