1. 裸足の伯爵夫人
ボガートとガードナーの関係が、素晴らしく良く描かれていました。劇中で本人が語っていたとおり、不思議な友情と愛情で結ばれています。ガードナーはハマリ役ですね。彼女の映画はこれ以外に見たことがないのですが、おそらくベストの演技でしょう。 [地上波(字幕)] 8点(2006-12-30 23:30:55) |
2. 灰とダイヤモンド
前半の排他的で無気力な世界から、後半の絶望的でやるせない世界への転換が見事でした。有名なラストシーンの舞台は、こういうところから生まれたんですね。とっても納得できました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-14 22:54:50) |
3. バンド・ワゴン(1953)
C・チャリシーは「雨に唄えば」でしか見たことがありませんでした。彼女のダンスはダイナミックでありながらとてもシャープで、映画はアステアのために作られているかのようですが、ダンスシーンに限ってはチャリシーをいかにして活かすか考えて作られているように思えます。1本の映画として評価するよりも、見所となる場面やダンスシーンに注目したくなる映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-22 00:26:50)(良:1票) |
4. 巴里のアメリカ人
最後のダンスシーンはとてもすごいと思いました。ただ、意味が分かりません。1番印象に残ったシーンは、初めて2人で行った川辺でのダンスシーンです。L・キャロンを見ていたら、G・ケリーが下手くそに見えてしまうほどでした。彼女すごいです。 [DVD(字幕)] 6点(2007-10-08 00:34:53) |
5. 80日間世界一周
たくさんの国を訪れ、各地で様々な出来事に遭い、何とか切り抜けていくアドベンチャー・ムービーでした。それぞれの土地の描き方はやや誇張してはいますが、うまく特徴を捉えていたと思います。ただ、冒険ものとしては、ハラハラドキドキ感があまり高くありません。撮影は各国で行われたんでしょうか?風景がとても見事でした。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-20 18:49:13) |
6. 波止場(1954)
良くできているとは思いましたが、繰り返し見たくなるほどではありません。M・ブランドはこっちよりも、「欲望という名の電車」の方が、らしいと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-07-15 23:15:06) |
7. バス停留所
マリリン・モンローは無知な役が多いですが、この映画もその1つ。ところが、この映画で凄いのは、モンローの役を遥かにしのぐ無知な男が出てくるところです。あまりにも天真爛漫、悪く言えば、底抜けのバカッぷりに、見ているのが辛くなりました。幼児向けの教育映画と思えば、良いコトわるいコトがハッキリと示されているので、僅かに価値観を見いだせますが、物心ついた子供以上が見るのには、限界がありそう。モンローはとても美しいので、彼女に頼り切った作りとしか思えません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2010-07-10 23:53:47) |