1. バンド・ワゴン(1953)
《ネタバレ》 ○アステアのダンスなどは良かったが、その一部が良くても全体通してみれば退屈な映画だった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-10-29 23:00:42) |
2. ハリーの災難
《ネタバレ》 ○まるで、日本昔話なんかに出てきそうな古典的な話を、ヒッチコックらしくライトに描いたサスペンスコメディ。○保安官をどうごまかすかに結構期待していたのだが、あっさり交わしてしまったところは残念。○設定こそ面白いが、埋めたり掘り出したりするそれぞれの動機づけが弱く、どうも演者頼みになっている印象。もちろん演者は素晴らしかったが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-12 22:29:16) |
3. 波止場(1954)
《ネタバレ》 ○それなりに見応えもあったが、監督自身の姿をあまりにも投影しすぎではないか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-01-04 15:46:13) |
4. 蝿男の恐怖
《ネタバレ》 ○先にリメイク版を見ていたのだが、リメイク版で違和感を感じていた部分がすっきりした。主人公はともかく蝿はどうなるんだという答えが一応示されている。○視覚的気持ち悪さはリメイク版が圧倒しており、むしろいかに見せないかという点と美術的な面であっさりした描写となっている。○個人的にはもう少し夫婦の絆を示すエピソードがあったらさらに良かったかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-02-10 00:20:45) |
5. 橋(1959年/ベルンハルト・ヴィッキ監督)
《ネタバレ》 当時の若者の戦争への思いが、上層部の中途半端な対応で変な方向に爆発してしまう。終盤の銃撃戦がむごく、むなしい。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 23:18:47) |
6. ハーヴェイ
この映画でのジェームズ・スチュワートはまさにはまり役。ほのぼのした雰囲気にぴったり。彼の演技を楽しむだけの価値あり。 [DVD(字幕)] 7点(2008-06-08 23:14:12) |
7. 麦秋(1951)
《ネタバレ》 小津監督特有の映像的ゆとりが全体を覆い、伝統的結婚が影を潜める時代を見事に映し出している。結婚したくなければしなくても良い、そんなこんなで28歳。家族みんなが心配するのを他所に、本人はのんき。途中までは「晩春」にも似たような展開であったが、終盤は意外な展開。誰にも相談せずにあっさり別に結婚を決めてしまう紀子。個人として、子供としての独立が人間関係、家族関係の希薄を暗に意味するこのシーンは何とも切ない。母親が納得しきれないのはわからないでもない。結局は本人次第となってしまった個人の時代を見事に描写した素晴らしい作品。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-17 11:50:17) |
8. 巴里のアメリカ人
《ネタバレ》 ○率直な感想としては、あまり面白くなかった。○ストーリーといえるストーリーも無く、ひたすら歌やダンスでは飽きてしまう。○後の「雨に唄えば」の方が遥かに面白い。 [DVD(字幕)] 3点(2008-02-25 16:54:39) |