1. バースデーカード
《ネタバレ》 毎年誕生日に手紙が届く、という展開は、「ニライカナイからの手紙」と同じ。しかし、映画のデキとしては天と地ほどの違いがある。もちろんこちらが「地」。ニライカナイが特別な名作ということではないが、主演女優の魅力を十分引き出していたし、なにしろきちんと映画になっていた。ところが、この作品は、映画と呼ぶにはあまりにも軽く、なにもかもが安っぽい。それに、橋本愛やユースケをはじめとして、でてくる役者子役が、ことごとく下手すぎて観るに耐えない。宮崎あおいは上手い女優なのだが、10歳の少女の母親役がなんで宮崎あおいなのか?唯一評価できるのは、主人公のそれぞれの年代に、その年代にふさわしい子役を登用したこと。無理に同じ俳優に演じさせないところが清くて好印象+1点。 [DVD(邦画)] 5点(2017-06-10 23:22:35) |
2. パーマネント野ばら
終盤の展開は私には衝撃でした。そして、菅野美穂の演技のうまさに改めて気付かされます。ですが、この作品の一番の収穫は小池栄子でした。この存在感は夏木マリ以上かも。パンチ熟女連中の下ネタ連発には少々辟易しましたが、まあ原作があの人なのでしょうがないですね。お店のヘアーカタログのモデルにマイナス1点です。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-10-29 15:48:44) |
3. ハンナ
《ネタバレ》 <よかった点> ・人を殺す場面を間接的に表現しているところ。エログロを売りにしていない清廉さ。 ・全体の雰囲気というか空気的なもの。アメリカ映画らしくないところ。どこか東欧の国の映画のよう。 ・(皆さんとは逆評価ですが)主人公が超人的でないところ。なんかリアルっぽく見えた。 <よくなかった点> ・観客への説明が圧倒的に不足しているところ。これは皆さんと同じ意見。ストーリが腹落ちしていないモヤモヤ。 ・ただ者ではないオーラをまとったオカマがとっても期待はずれだったこと。 で結論は5点。 [地上波(字幕)] 5点(2016-06-16 00:43:38) |
4. パシフィック・リム
日本人男子なので高得点なのです。 [DVD(字幕)] 7点(2014-10-28 21:28:25) |
5. ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える
アランのキャラの作り方が肌に合わない。やることなすこと全てにムカついて笑いにつながらない。 [DVD(字幕)] 4点(2014-10-15 19:29:08) |
6. 阪急電車 片道15分の奇跡
この安直な感動ものは、まるでコンピニの菓子パンのようだ。食べる前はおいしそうに見えるけど、半分くらいで飽きてくる。人工的な甘みで、食後に残るのは不快な膨満感。 [DVD(邦画)] 4点(2014-09-08 01:22:34) |