1. パッセンジャー(2016)
《ネタバレ》 最初は、すごいバトルが始まると思っていた。ハンガーゲームの彼女に、ガーディアンの彼。ところが、すごいラブストーリーになっていく。私は素直に感動した。そして、幸せな一生を想像できた。彼女が、彼を許せたからだ。子供をつくらなかったのは、もし子供が1人なら、地獄の苦しみを味わうからだ。一緒に死ぬ事を彼女は選んだんだ。好きな映画の1つとなった。 [ビデオ(字幕)] 8点(2018-01-31 21:01:35)(良:1票) |
2. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
《ネタバレ》 今回の点数は、全部のハリーポッターに捧げるために付けた点数です。10年もの間、よくも続けてこられたものだと関心しました。このシリーズの映画の特徴は、原作者が映画監督を決めているところにあります。つまり、原作通り映画を作らないと作らせないという、とてもまれにみる不思議な映画なのです。本の原作と映画の脚本というものは、違った方が面白い物が出来ると私も思います。ただし、逆に原作は面白いのに、映画はつまらないというものも数多くあります。もちろん、逆もあります。このハリーポッターシリーズは、原作者の力が強く、本と違う内容のシナリオを禁じました。賛否両論はあるでしょうが、これだけヒットしたという事は成功したと言っていいでしょう。私は日本語の原作も読み、英語の原作も4巻まで持っています。そういうものにとっては、解らないことは何もないのです。逆に本を読んでいない人には解りずらい事は多々あると思います。今回の映画では、スネイプのハリーの母への純愛の表現が足りてません。また、死を乗り越えられるという3つの秘宝も、どう働いているのか、さっぱりわかりません。本当は3つの秘宝の魂が融合してハリーを生き返らせる場面を作るべきで、その時にヴォルデモートは自分の杖が偽物だと気が付くようにした方がスジは通ります。この作品を1巻から構想して作った作者は、すごいの一言です。感謝と尊敬の念を込めて、この点数を贈りたいと思います。 [映画館(字幕)] 10点(2011-07-16 05:39:54)(良:4票) |
3. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
《ネタバレ》 最近気が付いたのだが、ヴォルデモートという名前である。私はサッカーファンなので、トットナムに入ったファンデルファールトという選手を知っている。中継をみていて、イギリス人の解説者が彼を「ヴァンデヴォー」と言っていたのだ。私たち日本人は、外国語のニュアンスと音感を大切にする文化がある。これにカタカナがぴったりであり、すばらしい。しかし、ほとんど同じローマ字を使うヨーロッパでは自分達の発音を使う。だから、ファンデルファールトは、「ヴァンデヴォー」なのだ。だから、ヴォルデモートは、本当は「ファンデルモールト」だと思えるのだ。つまり、オランダ系イギリス人という事だとわかったのだ。昔、アメリカに語学留学した時、カナダ人(フランス語をメインにしていた)と親しくなった。彼があるとき、アイ・アム・アングリーとしきりに言ったのだ。何に怒っているのだろうと思っていたが、なんの事はない hungry をアングリーと発音していたのだ。(フランス語では先頭のHは発音しない!)だから、彼は「腹減った!」といっていたのだ。ところで、今回のハリーポッター。私はダークさは嫌いではない。もっとドロドロしていても良いと思ったほどだ。次のような展開を期待したが、子供向けのハリーではちょっと無理か? ハリーとハーマイオニーはダンスの後、熱いキスをし、お互いを求めるようにSEXをする。彼女がいくときに、思わず小さい声で「ロン...」と言ってしまう。この声をハリーはしっかりと聴いていた。しかし、何も言わず眠りにつく。しかし、その声をロンはある酒場で聴いていた。純愛と現実主義(感じやすい体や生理など)にゆれる女心、それらをするどく描く作品になっていたら言うことはなかった。 [映画館(字幕)] 8点(2010-11-25 20:46:20) |
4. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 3Dで見ました。「バイオハザード」をゲームからやっている者としては、とても満足いくものではありませんでした。ただ、映像的にはキレイだったのでこの点数を付けました。しかし、シナリオは雰囲気で作っているとしか思えません。何が何だか説明がなさすぎます。しかも、内容が浅い。それに、せっかく「Heroes」のSexy女優(クレア)を使っているのに全然Sexyじゃありません。最後には「ギャラクティカ」のSexy女優まで出てくるのに全然期待できません。 東京であれだけ大きな爆発があったのに、空中じゃショボイし、パラシュートで逃げているし、あのTウィルスを打っている男が何なのかさっぱりだし、クローンのアリスは何人いるのか?(東京で全滅したのかな?)アリスも注射一本で、あれだけ超人的になっていたのにその能力はなくなるし、巨人は弱いし、本当にさんざんです。 よくもこんな子供だましの「バイオハザード」を作ったものだと思いました。観客をなめているとしか思えません。次回は映画館へ見にいきません。(でもDVDは見ます。) ちなみに私なら、あの赤いクモみたいなバッチを胸にさされたら、女性の場合、両乳首へ神経が伸びていき勃起させます。そして性的に興奮させ、脳を支配します。男性の場合は、下に伸びていき勃起させます。そして、それをはずすと性的衝動がどうしても強くなり欲望を抑制するのが大変になります。それに、途中おそわれて水中に引きずり込まれた女性はSexyなゾンビとなって再登場します。巨人との戦いはもっとすさまじいものにします。彼には何の武器も通用しません。(実は弱点はあの斧で、その中に彼の脳や心臓が入っています)その戦いで、クレアはゾンビ側に落ちます。(クレアは巨人とキスをします。液体がどんどん体内に入っていき、彼女はみるみるSexyなゾンビになっていきます。)そして、最後は「プリズンブレイク」の兄(クリス)と兄姉対決です。これくらいの内容にはしてほしかったなあ。そして、裏テーマに企業のマヤカシと、人間の正義とは何かを問うものが入っています。 次回作を作るのを布石としておいて、1つの映画作品に全力投球しない作品は、次回作も作っちゃダメです。 [映画館(字幕)] 5点(2010-09-14 02:11:56) |
5. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 友人と飲んだ時に、友人がとても良かったと言っていたので、見に行った。アカデミー賞をとったがアバターよりもどれくらいいいのか見たいと思ったからだ。ここで、まず断っておくが、私は最後の15分間を見ていないということ。冷房がきつすぎて、トイレにかけこんだからだ。そして、ブランケットを借りて返ってきたら、エンディングだった。映画館の冷房は空いている劇場では要注意だ。皆さんもお気を付け下さい。ところで、映画の出来だが、まあまあというのが私の感想だ。爆弾処理班ということだが、本当は処理せずに爆発させれば良いと思うのだ。イラク人はアメリカに占領されていることをわかっていない。テロを正義と思っている。これは間違いである。イラク人の正義を信じている人たちは、断固としてテロを許さない気持ちが必要だ。テロはただの犯罪なのだ。アメリカ人が去っても、テロは続くと思う。言論の自由もない。私はイラク人の誰が一番許せないかというと、それはテロをしている人ではない。それを放って置いている善良な市民たちだ。君たちが一番悪い。これじゃ良い国になるわけがない。アメリカもイラクを良くしようとして彼らが爆弾処理をしている訳ではない。石油の利権や、アメリカの強欲のためである。大量破壊兵器があるというふれこみで戦争をしたが、なかった。しかし、謝ることはしない。だから自業自得とも言える。やっぱり、この映画は偽善に満ちあふれていると思う。飢えに苦しんでいる人たちを取材して、助けてあげてとさけんでいるだけだ。なぜ飢えるのか掘り下げていない。J-Waveでも子供達が1才を迎えずに死んでいる。だから助けようと声をかけている。しかし、人類は人口爆発で人を減らさないととても地球温暖化などを止められない。つまり、矛盾しているのだ。一見良いようで、よく考えると全然ダメであることは多い。 [映画館(字幕)] 6点(2010-05-21 14:09:25) |
6. パラノーマル・アクティビティ
《ネタバレ》 アメリカでの成功を聞いて、見ようと思った。期待して見て損はない作品だと思う。この映画の背景に、株で大もうけした若者の傲慢さをこらしめようとするねらいを感じた。「俺が悪魔でも何でもやっつけてやる! なんせ株で大もうけしている俺だからなあ。」という声が聞こえて来そうだった。しかし、作者はささやく。「金で買えないものもあるんだよ。例えば、あなたの命。」悪魔を扱っているはずなのに、正義を感じるのは私だけなのだろうか? [映画館(字幕)] 7点(2010-02-02 00:22:53) |
7. パーフェクト・ゲッタウェイ
《ネタバレ》 この映画を見るつもりの人は、この先は読まないで下さい.....犯人も全部明らかにするからです。この映画のアイデアは、先入観を逆手に取ることだと思います。主人公が犯人に追いかけられるという普通の展開が予想されますが、実は主人公が犯人で見知らぬ犯罪者みたいな雰囲気の恋人たちを殺そうと追いかけます。作者は視点が変わると違ったものが見えてくることを描きたかったのだろうと思います。私は、このアイデアには賛成です。なかなか面白かったです。ちょっと無理もありますが、一気に見せるところはなかなかです。惜しむらくは、もっとセクシーさを出した方がよかったと思います。(最初の場面でヌードになりますが、胸や下が全然かくされています。これは良くないと思っていました。また、 ミラ・ジョヴォヴィッチは相手の女性にもっとセクシーに迫る場面があってもよかったと思います。)そして、最後の場面はミラ・ジョヴォヴィッチが、実は一番の悪であったという内容にする方がだんぜん面白かったと思います。映画を見ていて考えたのは、今の小沢さんと検察との戦いに参考になるという事です。検察と新聞は正義であると爆笑問題が言っていましたが、これが逆になったらどんな世界が見えてくるかということです。民主党がやろうとしている官僚改革を邪魔したいという視点が見えてくるからです。逆も常に考えておく必要があると痛切に思います。そこから真実が見えてくるからです。また、温故知新で歴史をさかのぼると、戦争中は検察と新聞がグルになり、次々と政治犯を逮捕していきました。だから、法の下に平等でなければいけません。本当はそれを監視する役割が報道者であるはずなのに、今はとても働いているとは思えません。田中角栄さんを尊敬している小沢さんは悪役にぴったりですからね。 [映画館(字幕)] 8点(2010-02-01 03:41:15) |
8. ハリー・ポッターと謎のプリンス
《ネタバレ》 原作既読。私はこの作品をなぞに思うのです。なぜ校長先生は、疑いのある彼を最後まで信じていたのか? 殺される事がわかっていただろうに。 また、悪党たちがバリアをくぐり抜けて来ても、結局やったのは彼なのだから、来た意味がないと思うのだが。(本では悪党が来ることによって戦いが起こっていて、それなりに意味があるようだったが。)また、ヴォルデモートを育てたのは、校長先生であり、あの先生なのだから、もっと責任を感じてほしいと思う。北朝鮮問題でもそうだが、悪人に武器を与えたらひどい目に会うのは世の常である。しかし、悪人に武器をあたえる人が一番悪いと私は思っている。(どんな理由があるにせよ)つまり、校長先生もあの先生も、もっと必死に戦うべきであると思う。傍観者ではいけない。(校長先生も今回、初めて必死になってやっていたが、1作目からヴォルデモートがトムリドルだと知っていただろうから、1作目から必死になって戦うべきである。)ただ、ヴォルデモートが自分の魂を封印していたモノが出てきており、それを壊すときヴォルデモートの幻影が出てきたりした理由がよくわかった。また、校長先生があれだけ必死に飲んだ毒が何の意味もなかったのは解せない。まるで道化である。これは、作者がヴォルデモートを育てた校長に罰を与えたように感じた。ここから、私の予想だが、殺した彼はやはり校長先生を裏切っていなかったという内容になるように思える。ポッターとヴォルデモートの戦いで、彼がポッターを助けるような気がする。また、殺人により魂を分割できるのだから、ハリーの母親を殺した時、自分の魂を分割しハリーのスカーに封印したのではないかと疑っている。つまり、7番目の封印場所は、ハリー自信ということになる。当たらないことを祈りたい。 [映画館(字幕)] 6点(2009-07-23 17:08:54) |
9. バイオハザードIII
《ネタバレ》 この映画を見る前に、次のどれにしようか迷いました。1.続三丁目の夕日 2.ベオウルフ 3.椿三十郎 4.XX(エクスクロス)魔境伝説 5.バイオハザードIII このサイトのコメントを読んでみましたが、4だけありませんでした。そこで、他のサイト前田さんの http://movie.maeda-y.com/ を見ましたら4が好評価でした。よし、4を見ようとスケジュールを見たら、なんとレイトショーをやっていないのです。(スケジュールを見たのが7時ごろ)そこで、このサイトの評価を改めて読み返してみたら、バイオハザードIIIは人によって評価がわかれていました。そこで、このバイオハザードIIIを見に行きました。IもIIも映画館で見て、ゲームもしている私としては、とても楽しめました。Iの始まりが、これから主人公と一緒に戦うだろうと予想していた人がいきなり死んでしまいます。これは、結構バイオハザードの原作者が納得いった個所であることを知っています。そして、最後はその場面が出てきました。つまり、これで完結しているという事です。続編はないとみます。注文したいことはいっぱいありますが、あれが映画を作った人の限界だと思います。最後の場面に行く前に、もっとアクションを見せた方が面白いと思うのですが、悪役の人の顔が半分出ていて、彼だからあきらめたのでしょう。(彼にはアクションはきつすぎます。)また、ゾンビなのに自分の仲間を殺しているのは論理的にちょっと疑問に思います。それよりも、ゾンビ化させて自分のいうとおり兵隊として動かせる力を持った方が面白いと思いました。彼女も頭を痛がっている場合ではなく、超能力全快で戦います。最後は彼女のクローン軍団と、悪役のゾンビ軍団の壮絶な戦いが始まります。外にいるゾンビは、すべて悪役のゾンビ軍団の手下となります。これぐらいやってもいいのにと思いました。最後に、砂漠の中をバイクで走っている風景がとても気に入っています。冬だけど、バイクのりたいなあと思った次第です。 [映画館(字幕)] 7点(2007-12-09 00:07:36) |
10. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 原作を読んでいないで見ました。これは、最初の4巻までは、原作の英文を購入して(分厚い本)読みましたが、悪と戦うという雰囲気の場面から、私は心配していました。私も本を書くときに、はっと思ったのは、悪を魅力的に書くためには、悪に傾倒しないと書けないのです。もちろん、格闘シーンになったら、格闘シーンが大好きじゃなきゃ書けません。はたして彼女(原作者)は、書けるのだろうかと思っていたのです。しかも、映画のハリーポッターは、原作に忠実に描くことで有名です。たぶん、駄作になるだろうと覚悟を決めていました。しかし、なかなか良かったです。私からの忠告は、これからの話は、誰かと協力して作ることです。(格闘が好きな人がいいだろうと思います。)すでに、作者はハリーポッターともう1人を戦いで亡くすと言っています。さて、どうなるか楽しみです。(私としては生き残ってほしいのですが。自分以外の人に続きを作られるのが嫌なのでしょう。) [映画館(字幕)] 7点(2007-07-15 12:56:18) |