1. 八月の鯨
《ネタバレ》 あのリリアン・ギッシュがかわいいお婆ちゃんに! それだけで何だか感慨深い。 静かな島でゆったりとした時間を過ごしている。 老後としては良いのかな? 私はどちらかといえば賑やかな場所が好きだけど、老齢になったら好みは変わるのかな、それとも人それぞれなのかな。 ベティ・デイヴィスが完全にお邪魔な存在。 あれだけ悪態をつかれるとさすがにきついよね。 難しい事かもしれないけど、やっぱり年老いたら可愛がられる存在でいたいかな。 [DVD(字幕)] 6点(2024-04-28 16:30:50) |
2. 背信の日々
《ネタバレ》 やりますな〜、コスタ=ガヴラス! 人種差別という問題を通して、どちらサイドに着くにせよ、殺しは避けて通れない。 いずれにせよ、人を傷つけ、人を殺す。 人種対立という問題の不毛さ、更にはそれを皮肉ったとも言える内容が凄い。 ラストはおそらく、愛した女を殺せたけど、敢えて殺されたんだろな。 愛した女を殺すくらいなら、殺された方がマシ、と。 愛した女に裏切られた男の絶望感が、ヒシヒシと伝わってくる。 切ないラブストーリーでもあり、人種差別を扱った作品でもあり。 さすがのコスタ=ガヴラスでした! [ビデオ(字幕)] 7点(2021-08-14 13:51:50) |
3. 薔薇の名前
《ネタバレ》 スター・ウォーズとインディ・ジョーンズを足して2で割った様な作品。 そこに宗教風味をまぶしている。 更にホラー要素とスプラッター要素も追加。 要はごった煮で、どうでもいいような内容。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-06-10 23:29:13) |
4. バウンティフルへの旅
《ネタバレ》 郷愁を扱ったヒューマンドラマ。 お婆ちゃんが主演。 非常に優等生的な内容で、見ていて安心感はある。 お婆ちゃんの人生の思い出を、ひたすら聞かされるので、まるで老人の話し相手をしているような錯覚にとらわれた。 でも不思議と退屈はしない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-10 00:18:32) |
5. ハメット
ハードボイルト作品ではあるが、その演出がイマイチ。 アメリカとヨーロッパスタイルが喧嘩している感じ。 良い方向に融合できたとは言い難い。 一昔前に深夜放送枠でよく放映されていたB級洋画を、何となく観た時の気分に近い、鑑賞後の満足度。 [ビデオ(字幕)] 5点(2014-04-18 23:43:47) |
6. 針の眼
《ネタバレ》 なかなか素晴らしい人情劇だった。 冷酷なスパイが、一人の女性の前では無力となり、正直になる。 どんな人間にも、人間らしさが眠っており、そしてその冷酷さの裏には、幼少期のトラウマがある。 人間を表面的に理解することの問題点をついているような気がした。 殺人を犯す人間にも、それなりの背景と事情がある。 そして優しささえ持っている。 それは、気を許せるほんの一握りの人間の前でしか見せない本当の姿。 スパイもの、戦争ものではあるが、人情劇だと感じた。 そして同時に、戦争の持つ悲惨さ、戦争の犠牲者を描いた内容でもあった。 見応え十分で、イギリス映画らしい、真正面な真面目さが良い方向に出ている。 [ビデオ(字幕)] 7点(2012-04-29 18:58:11)(良:1票) |
7. バベットの晩餐会
《ネタバレ》 キリスト教になぞられた話自体、キリスト教信者でもない私には気色の悪い内容。 そこにもってきて、出てくるのは汚い男どもとしわくちゃバアサンばかり。 気取った将軍とやらも腹が立つ。 そいつらが、終盤はクチャクチャペラペラと騒音を出す。 しかも、美人姉妹の若い頃が、大して美人でもないというオマケつき。 何たるつまらなさ。 デンマーク映画を数多く観ていないだけに、デンマーク映画に対するマイナスイメージができてしまった罪作りな作品。 [DVD(字幕)] 2点(2010-10-06 00:14:55) |
8. 爆裂都市 BURST CITY (1982)
ひたすら騒がしい。 泉谷しげるが企画と美術に関わっていて、この頃の石井聰亙監督作品。 だとすれば容易に予想がついた内容だが、120分近い尺でこの手の作品を観るのは、私には少々辛すぎた。 [DVD(邦画)] 1点(2010-02-07 18:03:25) |
9. 遥かなる山の呼び声
《ネタバレ》 高倉健の「奥さん~」で始まるしぶ~い語りかけ。 「奥さん、体触ってもいいですか」。 おっと、こんなセリフはなかったね。 ところで、武田鉄矢のパートは要らん! さて、本題。 これはまさしく男女それぞれの性というものを実に雄弁に語っている。 高倉健が雨しきる夜、いきなり倍賞千恵子のもとに現れる。 最初、倍賞千恵子は高倉健をあやしみ、距離を置く。 しかし、高倉健の人間性、男らしさに触れるにつれ、次第に心を開き、ついには恋心が生まれる。 しかし、そこで高倉健は去ろうとする。 男は女に近づき、そして去る。 それを必死に食い止めようとする女。 女という生き物はなんて不思議な生き物なんだろう。 あれだけ最初は煙たがっていたのに、男が意を決して去ろうとしても、そこに食らいつく。 男はちょっとした気で近づいても、女はそれに一度取り込まれると、もう離れたくなくなる。 男の気まぐれ、女の一途な想い。 そして、一度好きになった男が殺人犯と分かっても、好きな気持ちは変わらないという、女の心の強さ。 男女がそれぞれに持つ性質を、実に分かりやすく描いていて見事だ。 最後の電車の中のシーンが、最後の最大の見せ場だが、ここは少々強引さが感じられる。 しかし、そこは山田洋次マジック! 強引だなぁ、と思わされるも、まんまと高倉健の熱い男の涙にやられてしまった。 親が無惨に死んでもこらえたその涙。 その涙も、倍賞千恵子の「待っている」の一言で、あっさり頬を伝う。 ケレンミのあるラストシーンだが、実に力強く感動に導かれた。 山田洋次監督作品としては、『男はつらいよ』シリーズを別格とすれば、本作が最高傑作かもしれない。 [DVD(邦画)] 8点(2009-09-02 22:54:14) |
10. バルボーザ
新規登録されるのを待っている間に内容を忘れてしまいました・・・ [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-06 21:09:10) |
11. バグダッド・カフェ
西ドイツ映画ですか・・・ どうもアメリカ臭がしたんですが。 いや、アメリカが舞台だったような? まあ、いずれにしても肌に合わなかったです。 [DVD(字幕)] 5点(2007-10-15 12:29:46) |
12. パリ、テキサス
ヴェンダースは好きな監督なんですが、この有名作は案外苦手です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-11 08:43:23) |
13. パラダイスの夕暮れ
アキ・カウリスマキ監督が苦手だということを再認識した作品。 [DVD(字幕)] 4点(2007-10-11 08:42:28) |
14. バトルランナー
シューターが印象的なハリウッド映画。 [ビデオ(字幕)] 5点(2007-10-11 08:41:23) |
15. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
前作同様、うまくできています。 今観たら、楽しめるかどうかは疑問ですが。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-10 20:26:35) |
16. バック・トゥ・ザ・フューチャー
平均9点オーバーですか・・・ そこまで楽しいとは思えませんでしたが、いい映画だとは思います。 [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-10 20:25:22) |
17. ハチ公物語(1987)
当時、映画館にて鑑賞。 犬好きには悲しくて感動的で、もうたまらない映画。 涙しました! [映画館(邦画)] 7点(2007-10-10 20:24:25) |
18. パーマネント・バケーション
地味なジャームッシュ作品ですが、個人的にはかなり好きです。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-10 20:21:51) |
19. パッション(1982年/ジャン=リュック・ゴダール監督)
やはり80年代ゴダール作品は苦手である。 自己模倣の連続で、もはや区別さえつかない・・・ [ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-20 23:35:47) |