1. HERO(2002)
《ネタバレ》 <ムチャクチャアタマニキタカラネタバレサセテモライマス>久々に並んで観ました。福岡キャナルシティは12時の部が字幕・吹き替え両方が完売で、その次の2時の部が階段を通り越して下の階まで並んでいたんで、咄嗟に中州大洋まで20分で走って、そこでまた4階売り場から1階フロアーまで続く列の最後尾に並んでなんとか観ました、が?まさか!これほどの期待外れも久々です。☆まず一番の決定的不満は、“最後まで真剣勝負が無い”ってこと。てっきり英雄伝かと、豪傑たちのCGを駆使したカンフーワイヤーアクション活劇かと、期待倍増で楽しみにしてたんですが・・・・・“想像で戦いました?”、“わざと負けました?”、“ツボを突きました?”、“暗殺はやめました?”、“十歩手前まで近付きました?”、“でもやめました?”・・・・・じゃあこの作品、一体何やったんや? 見せ場が無い訳でもないんやが、“手を抜いています”と言われて観る戦いのどこが面白いか? 8月16日公開された同じ日、某TV局で放送されたボブ・サップのK1復帰戦の方が遥かに面白かった気が。二転三転するストーリー展開は良いし、映像も綺麗なんやが、とにかく“真剣勝負”が観たかった。そやないやろぉ!弓矢は美味しい。しかし綺麗な映像だけを期待してたんやない。期待していたんはカンフーだ!チャン・ツィイーだ!「グリーン・デスティニー」に魅せられたファンとしては、てっきりそれを上回るアジア最高の傑作を期待していたのに・・・・・はぁ~もしかして自分が変な期待し過ぎたんやろかぁ・・・・・ 5点(2003-08-19 12:45:21) |
2. ピンポン
窪塚君が、「鬘を付けて・・・・・」って言ってたのを聞いて、てっきりお馬鹿映画かと思っていました。青春してくれてるじゃん。みんな不器用なんですが、またそこが良いです。しっしかし!この映画に期待したのは「小林サッカー」であって予想通りそこまでは行ってませんでしたね。あと窪塚ファンとしては、もっとボケてくれるのかと思ったら、まだまだ弾け方が足りないです。個人的には、もっとマンガチックを期待してたのですが。でも十分楽しませてくれましたよ。日本映画にお約束の、余計な恋愛なんかを絡ませたりしてないところなんか。 8点(2003-06-27 12:09:45) |
3. ビューティフル・マインド
なるほどなるほど。でも観終って冷静に考えてみると“何と人騒がせなおっさんや!”最後“実は現実だった”ってオチが出るかなと思いきや、見方によっては、“観る人をおちょくっただけ”とも取れる凄過ぎる作品・・・・・? 8点(2003-01-18 12:16:53) |
4. 病院坂の首縊りの家
あまりこのシリーズに詳しくないためか、普通に2時間ドラマのような感じで観てしまいました。毎度のことですが、キャスティングからして誰が犯人かは簡単に予想できますし。それを裏切って草刈正雄氏が犯人だったら驚きなんですが。でも、臭い草刈正雄氏は案外、自分の中ではハマってましたね。 7点(2002-12-13 20:35:49) |
5. 病院狂時代
(↓)同じく。ベタベタなとこがよろしい! 7点(2002-10-04 21:53:20) |
6. ひとひらの雪
渡辺文学の映画化の中では良い方かな。 5点(2002-09-19 19:17:30) |
7. 昼下りの情事
ヘプバーン主演って言う訳で、そんな赤裸々なストーリー展開を期待していた訳ではないですが、予想以上に汚れないキャラクターでしたね。その分、安心して観ることが出来る訳ですが。でも最近観た古典の中では傑作の部類でしょう。ラスト、依頼した探偵の娘だと知ったプレイボーイ。思わぬ展開に別れる決意を。あのまま別れていれば、綺麗な作品で終ったのですが・・・・・最後まで観てしまうと、やっぱコメディってちょっと苦手かな、と。 8点(2002-05-21 12:35:19) |
8. ピンチランナー
友達の家に行ったんですが・・・・・ヤメテケロォ!・・・・・そんな抵抗の言葉もむなしく強引に観せられてしまいました・・・・・と言うことでファンの人、ゴメンナサイ! 1点(2002-05-07 12:30:14)(笑:1票) |
9. 秘密(1999)
・・・なるへそ。それが秘密な訳ね。まあそれが現実かね。 6点(2002-05-07 12:28:34) |
10. 昼顔(1967)
カトリーヌ・ドヌーブ主演で結構、有名な作品だと思ったんですが・・・・・な~んか、なあ~。脱がない映画としては別に構わないんですが、個人的にはイマイチかなと。やはり刺激に慣れてしまった現代人に問題があるのでしょうか? 6点(2002-04-18 12:29:07) |
11. ひまわり(2000)
「当ててよ・・・」「ほぉぅ~、当てちゃるぅ~」えっ?でこれで終りかぁ~。まあ、なんっぅかぁ。消化不良とは少し違うような余韻が残っていますね。<ネタバレあります>この物語の最大の見せ場は麻生久美子(?)でしょうか? しかしじれったい、じれったいです。こんな思いをするのはカンノの「富江」以来のことですが。ん?ちょっと違うか?なかなか出て来ない眞鍋朋美。前半、イントロが長過ぎて、この“ま”をどう捉えるかってところで、観る人を選びそうです。個人的にはそれはそれで共感を持って観ました。だって、麻生久美子の美しさが取り柄って感じの小さな星じゃないですか。☆眞鍋朋美の葬式に集まって来た級友たち。そこで展開する彼女を取り巻く男遍歴や謎の数々。果たして彼女は一体何者だったのか?どうして死んだのか?自殺か?単なる事故か?その前日に会ったと言う男。二日前に会ったと言う男。そしてその日にメイクをしたって言う男。主人公の留守電に入っていた謎のメッセージとは?謎は深まるばかりで、なかなか解答は出されない。またそこが良いのだが、これだけ引っ張るとそれ相応の“答え”と言うものを期待してしまう。果たしてそれに似合った答えが用意されていたのだろうか?☆で後半、彼女は生きてるかもしれない・・・って。おいおい。大体、遺体を確認せずに葬式なんて普通あげるか? むしろこんな選択肢を追加したことが、この後の感動的なクライマックスを薄めてしまった気がしたけど。☆ポイントは“初恋”。彼女は死に切れずにさまよっていて、自分を無視した初恋の人に、ドッジボールで当てて欲しかったのだそうな。それで満足してあの世に行けるとか(実際、ここに登場したのは幽霊だったかどうかも怪しいですが…)。何とも感動的な話じゃないか。コテコテの「ゴースト」なんかよりずっと良い。昔、彼女は初恋の人に“ひまわり”みたいだと言われ、転校して別れるとき、初恋の人にひまわりをプレゼントしたそうな。そのことを思い出し、感慨にふける主人公・・・・・しかし・・・待てよ。折角の良いお話も、なんだ!この結末は!(↓)【健太】さんの如く、もう1回観て視点を改めるべきかもしれませんが・・・・・ 8点(2002-03-13 12:17:23) |
12. 病院へ行こう
ハチャメチャでそんなバカなって感じの作品ですが、決してくだらない作品ではなかったです。この御時世、現在の医療関係者が見ると目くじらものかもしれませんが、気楽に見る分には良いんじゃないでしょうか? 個人的にはちょっとうっとうしかった大地康夫氏の存在も、最後は巧くまとまっていてGOOD。 7点(2001-12-07 12:30:01) |
13. ビッグ
子供が大人になったら・・・って映画。子供の発想で大人をきりきり舞いさせるのは良いんだけど、その分、大人の世界の厳しさなんかがそれほど描かれていないところが不満。それと彼女との関係はあれで終りなんかなぁ? 8点(2001-12-06 12:43:28) |
14. 陽あたり良好! KA・SU・MI 夢の中に君がいた
あ~~~あ!まああだち充氏のアニメ化ってこんなもんでしょうか? 期待してはいませんでしたが観るだけ無駄って奴でした。原作でも中途半端に終ったこの作品。実写版のTVドラマも結構、好きだったんですが、どちらにせよ、結論を出す気がないとしか見えません。何考えてるんでしょう。これって原作者のあだち充氏にちゃんと許可をもらってこんなオチにしているんでしょうか? 同時上映の「オレンジロード」も大概ですが、まだこちらのように観ていて恥ずかしくなる展開よりマシかも。まあだらだらと三角関係をやった挙句に“夢オチ”とは。ホトホト最悪です。 1点(2001-10-09 12:40:59) |
15. 漂流教室
楳図かずお氏の原作は「バトルロワイアル」を上回る残酷なシーンの連続のはずなんですが、それを大林監督がやるとやっぱこんなもんでしょうか? 原作では525人も死ぬんですよお~~!この際、原作のことは考えまいとしても、テンポの悪い英語劇、異次元を描く映像にお粗末なSFXを観ていると、どうも大林監督にこの路線は無理がある気がしてなりません。あと暗さが欠けてるかなって。☆大林宣彦監督の作品っていつも思うんですが、どうしてこんな感じの子を主役にするんでしょう? 「転校生」の尾美としのり的みたいな男の子が主役をして、笑顔で締めくくられるラストも、これじゃあなって思ってしまいました。☆原作は絶対良いんで、別の人がもう1回監督してくんないかなあ~~~ 2点(2001-10-09 12:38:26) |
16. ビハインド・プリズン・ウォール<TVM>
恥ずかしながら期待したのは全く別のものだったんですが・・・。パッケージには“刑務所内のレイプ”だとか“拷問”とか。その悲劇に主人公は屈しなかったとか。まさか社会派路線とは夢にも思わないよね。そう、パッケージには金髪女性がオリの中で、裸で後ろ向きに座り、豊満なお尻の割れ目がイラストされてるもんだから。☆てな訳で、作品自体はほとんどHなシーンは無く、刑務所に送られたキャリアママが、刑務所の待遇の悪さ、看守たちの好き勝手に頭に来て刑務所を訴えるって話。社会派を描きたかったのか、サディズムなものを描きたかったのか、何か中途半端な印象が残ってしまったのが残念です。 5点(2001-09-18 12:20:51) |
17. 火の鳥 鳳凰編
同時上映の『時空の旅人』はあまり関心がなかったのですが、この作品は良いです。原作は全て読みましたが、その中でも結構地味な作品でしょうか? いつも手塚作品は生きる何かを教えてくれますが、その中でもこのシリーズは格別です。因みに本作では当の「火の鳥」はあまり活躍しませんでしたが・・・ 8点(2001-08-27 12:08:46) |
18. ピースメーカー
セルビアを敵に回しているんだが、本当にこれで良いの?いつものアメリカを美化しているって気がして。ここまで来ると、ハリウッド映画って次にどの国を敵に回すか悪戦苦闘している風にも見える。次はどこを敵に回すか?ラストシーンの鞄を背負ってさまようおじさんを観ていると、明らかにアメリカよりもセルビアの方を応援したくなってしまった。 7点(2001-05-05 10:13:09) |
19. ヒッチャー(1985)
単なるB級映画と思って観たんですが・・・確かに凄い映画です。キレたサイコ野郎の映画なんですが、ジェニファー・ジェイソン・リーが死ぬあたりは衝撃的です。しかしラストに向かうにつれ、どうして主人公は犯人が脱走すると分かったのか?またどうやってあの警備の中で簡単に車から逃げ出せたのか?「さあ、掛かってきなさい!」って簡単に轢き殺されてみたり?ある映画解説者が「この犯人は殺されフェチなんだ」とか言ってましたが、一方で冒頭からヒッチャーは殺人犯としていきなり登場しており、その理由や動機は全く示されません。ある意味、この作りそのものがサイコ的であります。本作を観た当時は、ルトガー・ハウアーって凄い俳優になると思っていたんですが・・・ 9点(2001-04-17 12:12:37) |
20. ビートルジュース
WOWWOWの人気投票だったでしょうか? 本作が上位に入っていたのをきっかけに観たのを覚えています。題材は単なる幽霊もので、追い出すつもりが仲良くなって・・・って、どこかで聞いた感じの話ですが、そんな些細なことはマイケル・キートンのノリで吹き飛んでしまいました。個人的にはまだ幼いウィノナ・ライダーを観れただけで大満足です。 8点(2001-04-02 12:45:04) |