1. ビッグ・ダディ
アダムサンドラーは久々に見たけどこんな感じだったかな。やる気ないのか体が重くてめんどくさいのか、はたまたこれで頑張ってるのか。全体通して抑揚がなく、セリフでキャラ作ってる感じがしてあんまりいい気しなかった。レイラ役の人や子役の表情が豊かだっただけに余計そう思えた。ただ話の方はしっかりツボを抑えてあってそれなりに楽しめた。ラストはちょっと意外であっさり風味だったけど、この映画の空気には合っていたかな。さらっと見れてそこそこ楽しめて、1年後には確実に忘れてる、そんな映画。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-02-22 20:31:23) |
2. 秒速5センチメートル(2007)
《ネタバレ》 なんと言うか男は意気地ないなーと(笑。クールで優しそうだけど結局自分の殻を破る勇気がないだけなんですよね。対する女の子のたくましさときたらそりゃ~もう。現実をしっかり見る最初の彼女。二人目の女の子も告白しない勇気とでも言いましょうか。きっとあのとき告白すれば彼は優しいのでOKしたでしょう。彼女もそれをわかっていたけど、自分以外の誰かを想う彼を苦しめる事になる。こういうところを見ると女って強いなーと思います。全体的にはアニメーションは言うまでもなく素晴らしかったですが、パワーがあり過ぎる歌は合ってなかったかな。あの歌はメロディよりも歌詞がすごくインパクトあって、使うならこってりしたラブストーリーを展開した後がいいかと。3人の物語を堪能するより、自分の淡い過去を思い出して浸る。それがこの作品を見るスタンスなのでしょう。 [DVD(邦画)] 6点(2009-10-21 18:41:25) |
3. P2
《ネタバレ》 アンジェラという人間を全く描けていないので、気持ちが全然入っていかない。トムも同じ。行動に整合性を持たせる事はないが、まず人間を描かないとお話にならない。どちらか一方ではなく両方がこういう状態なので、演技を含め全体的に薄っぺらく感じる。犬と乳というやや反則気味のもので最後まで何となく見てられたが、もうちょっと何とかならなかったのか。せっかくのシチュエーションが台無しだ。それとこういうジャンルでは珍しく序盤がだらけきっていて空気を作れていない。見せ場の部長のシーンを先に、その後に食事。この順番の方がある程度の緊迫感を作れたはず。敢えて空気を作らずリアリティを追及したという見方も出来るが、それならば二人の言動、行動にもっと拘りが欲しかった。パンチがない二人の役者を逆に利用し、しっかりドラマを作れば優れた映画になったかもしれないのに残念だ。大味のアメリカが作るよりイギリスやスペインが作った方が面白くなったかも。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-31 20:26:24) |
4. 秘密(1999)
《ネタバレ》 小説を読んだ時はえらく衝撃を受けて重苦しさを何日か引きずった記憶がある。その時とまではいかないが映画を見た後もそういう気分になった。平ちゃんの嫉妬心、やりきれなさ。自分を捨てて藻奈美として生きなければならない直子の心情、二人にとって秘密の意味。色々考えるとどうしても手詰まりになり、自分の胸の奥に重い石が生まれてしまう。映像としては入れ替わりというSF要素や、広末の二役といったところに注目がいくが、この話はそれだけではなく、直子の心情を想像する事が最も重要だと自分は考えている。そういう面で言えば想像力をかきたてる小説こそこの話に相応しい。映画は失敗だとは言わないが、映像だけではこの話の本当の姿は見えない。 [DVD(邦画)] 5点(2009-03-01 18:11:14)(良:1票) |
5. ビジョン・クエスト/青春の賭け
レスリングというスポーツや年上女性との距離感、主人公の成長など、どれをとっても深いものはなく青春ものとしてはライトな部類。ころころと目先のものに傾倒していく様は自分も憶えがあるので、何となく懐かしい気分になったし、脇で唯一いい味出していたバイト先の人は良かったが、他はあまり見るべきものがない。決定的にダメだったのが音楽に頼り過ぎた点。映画音楽はドラマを盛り上げるためにあるのに逆に作用していた様に思う。その中でも特に目立ったのが“crazy for you”の使い方。かける場所が間違っている上に、何度もかける始末。これでは曲の良さが台無しだ。話の流れを含め、全てに置いてバラバラな印象を受けた。あと鼻血出過ぎ。 [インターネット(字幕)] 4点(2009-02-19 18:03:29)(良:1票) |
6. 人質
《ネタバレ》 その後。。。全く役に立たなかった女刑事は退職、離婚、リハビリ施設へ。無能な仲間は金持ちの旦那の圧力によって全員クビ。一方、奥さんはワイドショーに引っ張りだこ。身代金の何倍ものお金を稼いだそうな。 [DVD(字幕)] 4点(2009-01-24 22:06:23) |
7. HERO(2007)
わざわざ映画でやる必要があったのか疑問だけど、久利生と雨宮の恋愛成就を見るのが 一番の目的だったのでこれでよし!他には特になし! ロケお疲れさん! [映画館(邦画)] 5点(2009-01-02 18:10:05) |
8. ビヨンド・サイレンス
《ネタバレ》 親の子離れ、子の自立というどの家族にでもある問題を、聾の両親・そうでない娘を通して描いている。ちょっとした事で仲たがいしても、やっぱり家族は家族。どこかで繋がっているし、ケンカしたままじゃやっぱり気になる。ある程度歳を重ねると、素直に気持ちを伝えるのはどことなく恥ずかしいものだけど、この親子はしっかり伝えあった。薄暗いオーディション会場で離れた場所での二人の手話でのやりとり。言葉を持っている自分が見習うべき姿がそこにはあった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-27 19:21:12) |
9. 評決のとき
《ネタバレ》 こういった法廷劇はテンポよくスリリングに描いた方が面白いと思うけど、この作品はテンポが悪くしかも長い。だけどそのおかげで色々と考えながら見れた。復讐って人類の永遠の問題だけど、明確な答えはないと思う。そして最後の判決は多分全員一致じゃなかっただろう。それぐらいアメリカは深刻な人種問題を抱えているけど、純粋に人を認める良さも同時に持っている。確実に一歩一歩積み上げていくしかない。ラストは「終わりじゃなく始まり」と感じたので涙は出なかった。俳優陣の演技が浅かったのは、題材にとまどいがあったのかな? [ビデオ(字幕)] 6点(2008-09-19 21:10:51) |
10. ビグルス・時空を越えた戦士
《ネタバレ》 現代に住むジムが第一次大戦の真っただ中にタイムスリップしてしまい、そこにいたビグルスのチームに力を貸すというストーリーです。ジムとビグルスは『時の双子』らしいです。このあたりからすでにうさんくさい。ビグルスという人はイギリスで実在する有名なヒーローらしいですが、この作品では全くと言っていい程魅力がないです(笑) タイムスリップは行ったり来たりで何度かするんだけど、最後のほうは言ってしまえばハチャメチャです。作品も戦争ものではなく、SFものでもなく、アクションなのかどうかもわからない。アドベンチャーに近いのかも。真剣に見ると確実にパンチを食らうので、あくまでさらっと観るのがよろしいかと。 [ビデオ(字幕)] 4点(2008-08-29 22:10:40) |
11. ヒドゥン(1987)
《ネタバレ》 とにかく真面目でハードな作りで、好感が持てる。よくよく考えると人が死ぬ過ぎていてちょっと笑える。 [DVD(字幕)] 5点(2008-08-25 18:17:33) |
12. 秘密のかけら
《ネタバレ》 中途半端なエロのせいで肝心のサスペンス部分が、薄れたのか、あるいは元々大した事なかったのか。面白いとはとても言い難い。 [DVD(字幕)] 3点(2008-08-19 19:58:23) |
13. 彼岸花
《ネタバレ》 ピークをずーっと待っていて「そろそろ泣く用意しとかなきゃ」と思いつつ、結婚前夜や、結婚式とどんどんスキップされ、最後まで感動的なシーンを省いたところで、してやられた事にやっと気付く。そんな上質な時間を過ごしました。最後にこれだけ書かせて下さい。山本富士子にメロメロです! [DVD(邦画)] 8点(2008-08-19 19:28:51) |
14. ヒューマン・トラフィック<TVM>(2005)
《ネタバレ》 世界中で今も行われている人身売買の話。現実を知るという意味では多くの人に観てもらいたい。父親が単独で組織に紛れ込んで娘を助けようとする姿は、胸を打たれた。組織のやり方が巧妙で本当に恐ろしかった。 [地上波(字幕)] 7点(2008-08-15 08:00:36) |
15. ヒッチャー(1985)
《ネタバレ》 舞台が田舎町なので味方がいない怖さがもっとあっても良かった。所々主人公の余裕しゃくしゃくでおバカな行動もあったりしたのがちょっと残念。ルドガー・ハウワーはホント恐ろしい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-08-08 16:20:46) |
16. 陽だまりのグラウンド
今更このネタのやるなら真面目に作ってくれないと・・・ [DVD(字幕)] 4点(2008-08-06 10:20:08) |
17. 日蔭のふたり
今まで見た映画の中でも重さではかなり上位。へこみたい人にはお勧め。 [DVD(字幕)] 6点(2008-07-20 12:42:05) |