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1.  プロフェッサー(2007) 《ネタバレ》 
リックマン/スティーンバージェン/プルマン/デヴィートとはまた何と豪華な、と重いながら見始めたのですが、内容はこのメンバーからは信じられないほどのB級サスペンスです。筋立てはそんなに悪くないのですが、撮り方とか編集がB級なのです。で、誘拐の盛り上げ方はなかなかですし、そこから別の危機に発展する持って行き方も悪くありません。しかし、終盤はなぜか息切れしたのか、肝心なところで伏線は投げっぱなしですし、一方でひねりのためのひねりのいくつかを無理矢理ねじ込んで終わらせたような感じでした。あの仮面ATMのくだりなんか、ミスリードとしては面白い割にはあっさり片づけられていますし、暴力よりも怖い家庭内侵略の部分なども、もっと時間をとってもよかったような。そうそう、あのカップの指紋は結局何だったのでしょうね。
[DVD(字幕)] 5点(2024-05-07 01:46:42)《新規》
2.  ブロークン・トレイル 遥かなる旅路<TVM> 《ネタバレ》 
要するに、大量の馬の群れが大自然の中を駆け抜ける重厚なシーンを撮りたかったんだろうな~。そこは気合が入っているだけあって、十分な迫力を感じさせます。それに比べると脚本は何とも弱く、一番の難点は、結局中国人の少女たちに何の変化も見えなかったこと。それから、途中でもっともらしく追加される登場人物たちも、結局ほとんど何もしていません。なので、ドラマとして機能していません。●ただし、ほとんど出ずっぱりのトーマス・ヘイデン・チャーチのひたすら地道なサポートぶりはなかなか見事で、彼によって作品が一本の筋を確保し、またぎりぎりで弛緩に落ちるのを防止しています。
[DVD(字幕)] 6点(2024-03-28 00:35:28)(良:1票)
3.  "BLOW THE NIGHT!" 夜をぶっとばせ 《ネタバレ》 
「ザ・80'sヤンキー映画」です。まさにそれ以上でもそれ以下でもありません。そのまんまです。ストーリーらしきものは特にありません。主人公およびその周辺人物が、学校であれこれしたり、溜まり場であれこれしたりするのを、ひたすら追うだけです。特に各登場人物が格好良いわけでも何でもないところに、妙なリアルさがあります。一方で、可愛かずみ扮する東京の女子高生の1日が別な筋で進行していきますが、主人公の本体側とは何も絡みません。なぜこの部分を作ったのかが謎です。●で、やっぱり、80'sヤンキーといえば、「不良少女とよばれて」の伊藤麻衣子とか、「積木くずし」(TV版)の高部知子とかの伝説的存在が頭をよぎるのですが、それと比べると、別に至って普通なんですよね。いえもちろん、あちらはデフォルメしているのであって、こっちの方がまだ実態には近いというのはよく分かるんですが、ドキュメントならともかく、独立完結した一つの世界を作ろうとするんだったら、造形や表現といった部分はもっと考えないといけないとは思います。
[DVD(邦画)] 5点(2024-02-15 00:10:45)
4.  ファーストキス(2012)
何と、タイ製のラブコメという貴重作品ですよ!しかも男子高校生と年上のOLお姉さんという胸キュン設定!はたしてその内容は、定番というかベタなシーンをちりばめながら、お約束の方向に向かっていきます。全体としては、思いついた展開を次々と放り込んだという感じでかなり未整理であり、およそ洗練とは縁遠いのですが、一定水準は保っています。ただ、ヒロインがやたら何かにつけて騒ぎすぎで若干うざったいと感じさせてしまうのは、この種の作品ではマイナスかなあ、やっぱり。
[DVD(字幕)] 5点(2024-01-01 00:59:18)
5.  夫婦フーフー日記
最初の方でいきなり、「出会ってから17年」とか何とかいうナレーションが出てきて、びっくりしてしまった。だって、脚本も芝居もメイクも衣装も小道具も、全然そうなってないじゃん。そして結局、一事が万事その調子で、すべてが制作側の自己満足(にすらなってないかも)で終わっているだけです。何よりも、佐々木蔵之介や永作博美に、芝居にも何もなってないただの段取り作業だけをさせて平気な演出側の神経に腹が立ちます。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2023-11-25 00:55:36)
6.  フェアウェル 《ネタバレ》 
最初のところで「実は重病の見舞いに集まっているのだが、結婚と嘘をついている」「主人公は癌を告知すべきと考えているが、それについて他の親族と意見の対立がある」という2つの課題設定がされているのですが、そのまんまで最後まで行ききってしまったのには、びっくりしました。というか、これだったら設定の意味もないじゃん。心理の綾を生かすわけでもなければ、逆にそのギャップで笑わせてくれるわけでもない。誰かが何かの変化をしたわけでもない。つまり、物語は何も始まらなかった、ということです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-03 01:34:11)
7.  ぶどうのなみだ
前作も後作もまったくつまらなかったので一体どうなるかと思っていたのですが、それよりはややマシ、という程度でした。一面に広がる葡萄畑の光景は見応えがあるのですが、そこに登場人物を配置した時点で制作側が満足して、風景に依拠してしまっています。主人公の元音楽家設定も、そう設定したというだけであって何も生かされていないので、ドラマになっていません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-25 00:05:49)
8.  ブルー・ハワイ
プレスリーの映画です。プレスリーがお姉ちゃんたちとの間でああだこうだあって、親族連中との間でもああだこうだあるというお話です。それだけです。でもプレスリーですから、それで許されるのです。プレスリー作品らしく、時には無意味に、時には強引に、歌のシーンが次々に挿入されます。それでいいのです。いつしか全体が1つのプロモ・クリップみたくなっていきますが、それでいいのです。大体、舞台がハワイというのが、よく分かっています。そりゃ、必然的にこうなるでしょ。
[DVD(字幕)] 5点(2023-10-07 23:23:34)
9.  プリティ・ライフ パリス・ヒルトンの学園天国 《ネタバレ》 
セレブサークルのリーダーが傲慢で高飛車で、それでそのうち復讐される・・・という筋立てのはずなんだけど、その復讐とやらが出てくるのは最後の10分くらい。そこまでは延々と主人公(パリス)の陰湿言動が続きます。このバランスがすでにおかしいのですが、いざ復讐もどきがちょろっと出てきたら、途端に主人公が改心してハッピーエンド。何じゃそりゃ、と思ったら、パリスは製作総指揮までしてるんですね。そりゃ、自分が格好悪い場面は極限まで切り詰めたかったんでしょうけど、だからって映画の中身をなくしてはいかんよ。また、中身のなさもさることながら、編集が細切れ映像の飛ばし飛ばしを見ているようで、その意味からも見るべきところがありません。
[DVD(字幕)] 1点(2023-08-28 01:05:46)
10.  無頼の谷 《ネタバレ》 
前置きを簡潔に済ませて主人公が復讐相手探索の旅に出るのですが、これが実にあっという間。筋書をダイジェスト説明しているようなものです。一方で、敵の拠点に到達してからは、今度は一転してスローペースになって、特に女ボスとのあれこれはやたらねっとり描写される。よって、最後に向けても迫力が盛り上がりませんでした。大体、こういった役にディートリッヒ姐御を当ててしまうと、こういうぶらっと現れた(それも何か頼りなさそうな)男によろめきそうな気がしないんですけどね。
[DVD(字幕)] 5点(2023-07-17 20:07:40)
11.  ブルース・リー/死亡の塔
これはもう、制作の過程という意味において、1つの作品と言ってよいのかどうかも疑うレベルなのですが・・・しかし、リーがどうのこうのを措いたとしても、中身がそもそもまったくつまらない。登場人物は適当に暴れているだけだし、展開は継ぎ接ぎ感満載だし。●唯一おおっと思ったのは、インチキ繁華街のくだりで一瞬映る寅さんのポスターが、隠れた名作「寅次郎頑張れ!」(第20作)だったこと。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2023-07-05 01:29:38)
12.  吹けよ春風(2003)
これは一応ラブコメ(のつもり)、なんですかね。女が男の家に賃借で住むことになって・・・という出だしなのですが、そこから話が空回ってばかりなのです。男が作家という設定も、家をめぐる関係も、亡父と母親のエピソードも、ものの見事に機能していない。しかも、笑わせようとしているとおぼしき場面もさっぱり笑えませんから、見るべきところがありません。そもそも、主人公の男女が両方ともここまで人物として魅力的でないラブコメ(もどき)って、珍しいんじゃないのかな・・・。
[DVD(字幕)] 2点(2023-06-06 23:54:03)
13.  腑抜けども、悲しみの愛を見せろ 《ネタバレ》 
姉のわがままぶりと自己中ぶりが際立つ格好になっているが、実はそれ以外の3人も、人格の上では強力な欠点を有している。そしてそれがピンポイントで明確に定まっている。そしてそれを表現する演出の腕は妙に優れており、また役者も生き生きした自然な演技を展開しているため、見ていて実に腹が立つ(笑)。俳優のMVPは佐津川愛美ちゃんですよねー、一番若いのに、周りの人物の存在をきっちり受け切る「扇の要の演技」をしています。●でもやっぱり、最後は妹が立ち去ったところで幕閉めにすべきで、そこから後はすべて蛇足でしょ。何というか、お蔵入りになった別エンディングを無理矢理見せられた気分です。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-05-01 02:32:51)
14.  ブルース・ブラザース
一本のネタをどこまでも引っ張る発想、これでもかというくらいの体力勝負。これってドリフの笑いだったのですね。それも、どちらかといえば、コメディ・ユニットに特化する前、まさにミュージシャンズ・バンドだった頃の。そう思って見てみると、大笑いするというよりは、何かしんみりしてしまいます。むしろ子供に見せた方が、素直に大笑いするでしょうし、情操教育上も良いでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-01 00:23:41)
15.  ブルドッグ(2003) 《ネタバレ》 
一つ一つのシーンはそんなにつまらないとまでは思わなかったのですが、それがつながったときに全体として何かを生み出せているかというと、何もないのですよね。7年かけて捕まえた敵の旧ボスが、新ボスから侵食され、しかも主人公とは何となく味方っぽい感じになる、というのも、新たな角度を狙ったのかもしれませんが、それだけで終わってしまいました。終盤は制作側が息切れしてしまったのか、完全にぐちゃぐちゃだな・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-25 00:59:33)
16.  復讐の荒野(1950) 《ネタバレ》 
父親が地主で一大ボスなのですが、その父親に娘として愛されながらも、堂々と自分の意見も通すヒロイン。そこにふらりと現れる、格好良いながらも言動は割と勝手で最低な男。これは、ウエスタンの体をとりながら、ほとんど「風と共に去りぬ」の世界です(!)。そこに幼なじみの男とか父の再婚相手の女とかも上手く絡んで、濃厚なドラマを形成しています。全体としては、本来なら連ドラ向きの素材を2時間弱に押し込んでいるので、やや早回し気味の感は否めませんが(絞首の場面などはいかにも唐突です。後で劇的に生かされてはいますが)、それでも、一つ一つのシーンが無駄なくつながっている構築力には、味わい深いものがあります。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-23 02:02:05)
17.  不死身の保安官 《ネタバレ》 
いや、これは、面白すぎです。西部事情など何も知らない英国紳士が、銃販売の営業にやって来る、という導入部分からしてニヤニヤしてしまいますが、その後もその設定をフルに使い切っています。その中で、「ワルの二大集団の対立の解決」「先住民との関係の調整」という二大ミッションを達成しつつ、一番大事な(?)「ヒロインとのラブロマンス」も成就するという(作中の人物としても作品の制作としても)難題をクリアしています。しかも一つ一つのネタの仕込みが、いちいち丁寧なのです。最初に下っ端が退治される酒場のシーン、カメラの長回し左右往復で引っ張っておいて、対面してからは相手のワルぶりを画面上も台詞上も強調しておき、いざ事が起きるのは一瞬。このネタ振りと落とし方。コメディはこうでなくてはいけませんよ。そういった例はほかにもたくさんありますが、そのどの場面でも、主人公のブリティッシュ魂が一貫しているのが、作品の強度と、そして笑いを確保しています。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-19 23:00:57)(良:2票)
18.  フライトナイト
いかにもB級な設定ですが、案外そこそこ退屈せずに最後まで見られました。とはいえ、所詮はB級なのではありますが。視覚効果やメイクは結構頑張ってたと思います。
[DVD(字幕)] 4点(2023-01-28 23:30:29)
19.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 《ネタバレ》 
ぱっとしないセールスマンが、事業のヒントを得てあっという間に規模を拡大していく・・・みたいな流れを想像していたのですが、前半は、まあそのとおり。ただし、導入部の手際の良さや押し引きの呼吸などで、順調に世界を変化させていきます。最初は共同経営というかむしろ頭を下げる対象だった兄弟との対立構造化なども、きちんと押さえられています。後半は、いよいよ主人公がモンスター化していくのですが、こうなるとマイケル・キートンがやたら尖ってきて、周りの芝居がついていけなくなるのですね(むしろキートンもそれを分かっていて、芝居を抑えている感じ)。最後は買収者大勝利(後妻のゲットも含む)ってのも、アメリカン・ドリームの体現ではあるのですが、商道徳は感じさせない内容でした。いえ、実話なら仕方ありませんが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-01-16 00:54:10)
20.  淵に立つ 《ネタバレ》 
言葉を絞った脚本、不要な部分をばっさり落とす編集、そして、予想もしないタイミングで予想もしない展開を突っ込んでくる絶妙な間合い。これにはびっくりしました。俳優陣の緊迫感ある演技も味わい深いのですが、何気ないシーンでもそれを引き出している演出の腕がまず優れています(筒井真理子の「ただ立っているだけでさらっと滲む色気」なんかも凄い)。●例の公園のシーンなんかも、誰が見ても八坂が娘に何かしたと思わせつつ、そうでないようにも考えさせる余地も多分にあったりします(それを考えると、孝司が覆い被さっているあのシーンもそうですね)。そういえば、孝司に送られてきたという手紙には、何が書かれていたのでしょうね。●ただし、そのような心理の綾の重なりの扱いが際立っているからこそ、収束部分を幻想方向で固めてしまったのは、着地点としてかなり残念。そこまでの構築が重すぎて、自分で支えきれなくなった、という感じでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-01-08 16:28:21)(良:1票)
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