1. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 この映画に共感を寄せている人はがっかりするかもしれませんが、ある程度英語のできる人は気づいたでしょう。作品中で日本人が"cruelraced"だというせりふが何度か出てきます。これは日本人を粗野で残忍な劣等人種であると蔑んだイギリスのスラングです。卑怯にも日本語字幕はこの差別表現を訳していません。日本国内でのセールスを気にしたのでしょう。しかし、このような日本の配給会社の対応はさらに屈辱的です。多くの人がこの作品が日本人を蔑んだ内容であることを知らずに、この映画に感動したり共感しているのです。「ニガーが前妻」などという表現は現代では絶対に許されませんが(黒人は権利意識が高いので)東洋人相手だとこのような侮蔑表現が平気でなされているのがハリウッドなどの現状だということを日本人は知っておく必要があるでしょう。 1点(2003-07-27 14:35:20) |