1. フレンジー
《ネタバレ》 シリアルキラーを追う物語ですが、主人公が直前に関わった女性が悲惨な死に顔をさらす(それも何度も!)のがショッキングです。これはもう何としても犯人が捕まって終わってもらわなければと感じます。終盤は、主人公が先を読んだ犯人に又はめられたのかとドキドキしました。 [DVD(字幕)] 7点(2023-05-21 22:38:58) |
2. ブラック・レイン
物語はバディ物としては普通。でも、高倉健や松田優作の動いている姿を観るだけでも価値はある。あと、欧米人が主役として日本で活動する作品にありがちだが、ヤクザの親分が流暢な英語を話すのは違和感が大きい。 [DVD(字幕)] 6点(2022-08-09 21:15:08) |
3. プロメテウス
吹き替えで一人だけ棒読みの人がいるなと思ったら、剛力さんですか。誰も演技指導をしていないのでしょうか。 [DVD(吹替)] 3点(2022-05-24 22:54:19) |
4. プラトーン
遠く離れた他人の国に乗り込んで、大勢の命を奪って、仲間同士で殺しあいまでやって・・・一体この人たちは何をやっていたのかと思います。 [DVD(吹替)] 8点(2021-08-22 09:58:22) |
5. ふしぎの国のアリス(1951)
私的に「名前もイメージもよく目にするが、詳細な中身を知らない作品」のナンバー1であり続けたこの作品、ようやく鑑賞に至ったわけですが、面白い面白くない以前に、展開の訳が分からないという感想しか出てきませんでした。ルイス・キャロルが執筆した小説のシリーズは英語の言葉遊びが多用されているので、その背景を知ってからでないと十分に楽しめないと聞いたことがありました。映画が小説を忠実に再現しているなら、私には早かったということかもしれません。勉強して10年後くらいに再見しましょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2021-06-26 01:27:12) |
6. 不意打ち
知らない人間が自宅に入り込んできて好き放題される構図はなるほど怖い。密室劇として「ミザリー」のような傑作になったかもしれないのですが、駆け引きの描写は弱い。アル中、娼婦のコンビが第三者として、中盤までは展開が単調になるのを防いでいたのですが、終盤は逆に足を引っ張ってしまった。不良たち隙だらけでしょ、なぜ逃げないの?とイライラしました。 [DVD(字幕)] 5点(2021-05-15 21:17:59) |
7. ブラック・クランズマン
《ネタバレ》 『國民の創生』を流しながらヘイトで盛り上がる(一見善良なおばさんが一番熱狂する姿がショッキング)人々の中で我慢しきったロンに何でも良いから賞をあげたいと思いました。この物語ではKKKに一撃を与えて終わりますが、エンディングのドキュメント映像で暗澹たる気分になります。人種差別は現在進行形で解決が見えないんですよね。 [DVD(吹替)] 8点(2020-01-24 19:22:39) |
8. 武士道残酷物語
ベルリン映画祭 金熊賞受賞ですって?東洋に珍奇な風習があるぞって面白がられた結果に決まってる!と断言したくなる理不尽(しかし、日本人なので、いくらかは理解できる)の乱れ打ちにやられました。飯倉修蔵がひどい目に遭って、ああやっと終わったと思ったら、明治編が始まったので、観るのを止めたいと本気で思いましたね(そこで登場する元主君・加藤嘉の気持ち悪さ、鈴の音の禍々しさは必見)。最後の最後でわずかに光明があるとはいえ、作り手の狙い通り胸糞悪い作品であることに変わりありません。複数人数で「ありえない!」とツッコミを入れながら鑑賞するのが良いでしょう。 [DVD(邦画)] 7点(2019-09-25 15:05:43) |
9. フェイズIV/戦慄!昆虫パニック
《ネタバレ》 邦題が意図したのかミスリードです。普通、こういうタイトルの作品は、異常な攻撃力を持った生物が人間社会に侵入しますが、大抵、騒ぎの末に撃退されて終わりです。パニックも一時的です。しかし、本作は最終的に蟻側の狙いが明かされると、パニックどころか人間界への革命まで暗示されます。物語の前半から複眼で見た人間の様子が繰り返し挿入されますが、人間並の知性を備えた蟻が人間を観察していたと分かるとゾッとします。あの小さい蟻の一匹一匹がそれを持ってるというんですよ、絶対に怖いですよ。それにしても、蟻たちの撮影ってどうやったんでしょう。パペットじゃない生身の蟻にちゃんと演出してるとしか見えないんですが・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2017-09-19 22:52:28) |
10. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 住所地もバラバラな65歳の公務員男性九十何人を殺すという不思議な指令の意味、主人公にメンゲレが選ばれた理由が一挙に明かされる中盤以降のスリリングさは推理小説を読んでいるようでした。考えてみると確かに、遠大過ぎてツッコミどころの多い計画ではありますが、ヒトラーと同じ遺伝子を持つ少年の冷徹な態度を見せられると、背筋がヒヤリとする思いがしました。 [DVD(字幕)] 8点(2017-09-16 17:41:08) |
11. FAKE
●佐村河内氏が出演を断ったおおみそかのバラエティ番組・・・まあ、そうなりますわね。氏が出ていたら、どんな内容だったか。いや、視聴者が一番みたいのは氏と元相方の共演でしょうに、マスコミは、それはやらないんですよね。 [DVD(邦画)] 8点(2017-07-17 11:12:13) |
12. ブラックブック
《ネタバレ》 敵味方双方で裏切りが続出し、見続けるのがつらいほどです。 [DVD(吹替)] 7点(2017-07-08 10:56:44) |
13. 不毛地帯
《ネタバレ》 名優が大勢登場しますが、私には仲代達矢氏の独り舞台のようなもの。有能を隠し切れずに権謀術数の世界へ入り込み、果ては取り返しのつかない失敗をする主人公の生きざまがたまらないのです。命を落とすのが自分ではなく、かけがえのない親友であるという痛々しさがポイントですね。 [DVD(邦画)] 8点(2016-11-02 23:45:27) |
14. フロム・ダスク・ティル・ドーン
紹介してくれた知人からは、「見ていると驚く」程度の前情報で鑑賞。「ファニーゲーム」のような嫌な展開に向かうのかと思いきや、あの急展開には驚くと共に笑ってしまいました。後半はメチャクチャやって、脇役顔の男がカッコよかったりしますけど、もう少しメリハリがあったらなと思いました。 [DVD(吹替)] 6点(2016-06-13 17:32:23) |
15. 古畑任三郎vsSMAP<TVM>
名探偵vs人気のアイドルグループということで、当時はお祭り気分で皆さん鑑賞したのではと思います。内容については尖ったトリックの印象はありません。エレベーターの仕掛けは楽しかったかな。直接関係はありませんが、セリフの量にグループ内の力関係を見るような気がします。 [DVD(邦画)] 6点(2014-01-26 10:41:36) |
16. 古畑任三郎ファイナル 今、甦る死<TVM>
《ネタバレ》 藤原氏・石坂氏のメインゲスト級二人が揃う。でも古畑とのやり取りはほぼ藤原氏のみ。おかしいなと思ってたら彼が中盤で死んじゃって、ええ!?と。ああ、そういう意図だったんですね。騙されました。あらすじを見ないようにしていて良かった。石坂氏の、態度は変わらないのに冷酷な雰囲気が醸し出されるのが素晴らしいです。古畑側の駄目押しの手段も見事。こういうのを経験してしまうと、もっとシリーズが続いてほしかったと思います。 [DVD(邦画)] 8点(2014-01-26 10:17:07) |
17. 古畑任三郎ファイナル ラスト・ダンス<TVM>
双子が出たら入れ替わりするもの、というミステリーのお約束を多分分かっていながら作り切った勇気に感心します(気付かない人がいたのか?というあからさまな描写ですし)。でも、松嶋氏が大変美しかったから良しです。ラストの描写も古畑任三郎のスマートなイメージに合っていました。 [DVD(邦画)] 7点(2014-01-14 11:13:33) |
18. 古畑任三郎スペシャル 黒岩博士の恐怖<TVM>
古畑史上最低の出来。トリックが早い段階で分かるわりに引っ張る引っ張る。この内容に2時間近く費やすとは信じられない。緒形拳は大好きな役者さんなんですが。 [DVD(邦画)] 2点(2014-01-14 11:06:53) |
19. 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業 <TVM>
衝動的で穴の多い犯行ながらよくぞ2時間以上引っ張りましたね。割と楽しめました。ただ、気になったのは松本幸四郎。この人、見かけはともかくセリフ読みは棒じゃないか? [DVD(邦画)] 6点(2014-01-14 11:03:12) |
20. 古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者<TVM>
●イチロー、演技上手い。警察に取り調べされるスポーツ選手を違和感なく演じている。●事件自体は平凡。どう言いぬけてもイチロー・向島兄弟が最有力容疑者であることに変わりはない。●「これはゲームだ」ってすごいセリフ。人生まるごと賭けているわりに計画が杜撰なんだけど。 [DVD(邦画)] 5点(2014-01-14 10:56:01) |