1. フォーガットン
《ネタバレ》 アメリカ映画では何かにつけて、いつも悪役のNSA(国家安全保障局)。 今作でも例外なく、罪もない主人公達につきまとい、追い詰め、車に横から突っ込むは、無関係なタクシーを蹴散らすはで、安全保障局は、国民を危険にさらすのであった(笑) 本作、某レンタルショップのジャンル分けでは、ミステリー分類だったのだけど、 話の始め頃から、冗談で「きっとエイリアンが絡んでるに違いないぞ」と、 家族の非難を浴びながらも、うだうだ言って見ていたら、本当にそういう筋書きだったので、変に納得した。 だって、そうでないと、収集が付けられない話の設定なんだからしょうがないなと。 ここで、コケた人は、ご愁傷様。 だいたい、政治的にも戦略的にも意味がなさげなレベルの飛行機事故の事実関係や情報操作に国家当局が絡んでいる点、しかも、その内容が個人レベルでの子供がいただのいなかっただのっとこで、既にミステリーにしては、おかしすぎる。しかも、そんだけ大風呂敷広げたら、後はもう、正体不明の力に頼るしかありません。 この手の話は個人的に嫌いではないので、なんだかんだ言いながら、最後まで楽しんだのだけど。 でも、NSAは何でいつも悪役なんだろうね? [DVD(字幕)] 5点(2005-11-04 03:57:40) |
2. ブルーサンダー
劇場で最初に観た時はかなり興奮した。 テレビ画面でビデオを観た時はその興奮をどこかへ忘れてしまっていた。 重ヘリの空中戦は、やっぱり迫力音響と大画面で楽しまなくては意味がない。 劇場で観るべき映画である。 クライマックスは、「サンタクロース」とかぶっている気がするぞ!? 7点(2004-06-13 21:39:08) |
3. ブリキの太鼓
長くて重い作品ではあるが、アイデアの面白さとオリジナリティの高さにまずびっくりする。 その点では、30年、あるいは50年に1作、出るか出ないかの凄い作品でなかろうかと、私は睨んでいる。 年数に根拠は無いが、つまりそれだけ希有で傑出した作品であるということだ。 とにかく、死ぬまでに1度は観ておくべき作品である。 7点(2004-06-13 21:36:22) |
4. フル・モンティ
公開時、凄く大当たりしていて、至るところで高く評価されていた作品であったので、鑑賞したのだけど、その評価の高さがどこにあるのか、私には皆目見当がつかなかった。 とにかく、どこがどう面白いのかさっぱりわからない。 観ていて、最初から最後まで眠くてだるくてしょうがなかったのだ。 きっとどこかで凄く面白い所があるか、あるいは、今までの苦痛を解きほぐして、180度転換して化けるシーンがいつか出てくるのに違いない!と信じて、がんばって鑑賞していたのだけど、気づくとエンディングに到達していた。 私の努力は無駄だったようで。金を返せとは言わないが、せめて苦痛だった時間を返して欲しい。 0点(2004-06-13 11:38:05) |
5. ブレイド2
私はギレルモ・デル・トロが得意とする「不気味さ」が付加されたこの作品の方が、 前作よりも好きだ。 「ブレイド」はアクション以前にバンパイアホラーなのだよ。 ある種ハチャメチャ過ぎるアクションが尚一層楽しめる。 「ミミック2」もデル・トロが続投していたら、もっといい所まで行ったかもしれない。 7点(2004-06-06 18:20:36) |
6. フィールド・オブ・ドリームス
この作品を観ると、いつもラスト辺りから涙が溢れてきてしょうがない。この作品のことを思っただけで、涙が浮かんでくる。観れば、必ず、恥ずかしいくらいに溢れて止まらないので、最近ではあんまり、嫁や子供たちと一緒に観ないことにしている。この作品が好きだったおかげで、長い間喧嘩していた親父と、亡くなる半年前に仲直りすることができたのかもしれない。きっと、これを観ていたから。心の奥に、「頑なであってはならない」と思わせる何かが動いたのだと思う。この作品のおかげだ。 きっと。 蛇足ですが、テレンス・マン役のジェームズ・アール・ジョーンズは、ダース・ベイダーの声だ。そう思って見るとまた一興。 10点(2004-01-28 16:41:40)(良:1票) |