ブリキの太鼓のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ブリキの太鼓

[ブリキノタイコ]
The Tin Drum[米]
(Die Blechtrommel)
1979年【西独・仏・ポーランド・ユーゴ】 上映時間:142分
平均点:6.84 / 10(Review 90人) (点数分布表示)
公開開始日(1981-04-11)
ドラマ戦争もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2008-09-01)【+】さん
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監督フォルカー・シュレンドルフ
キャストマリオ・アドルフ(男優)父アルフレート
アンゲラ・ヴィンクラー(女優)母アグネス
ダーヴィット・ベネント(男優)オスカル
カタリーナ・タールバッハ(女優)マリア
ダニエル・オルブリフスキー(男優)父ヤン
ティーナ・エンゲル(女優)祖母アンナ(若き日)
ベルタ・ドレーフス(女優)祖母アンナ(晩年)
ローラント・トイプナー(男優)祖父ヨーゼフ
アンドレア・フェレオル(女優)リナ・グレフ
ハインツ・ベネント(男優)グレフ
オットー・ザンダー(男優)メイン
マリエラ・オリヴェリ(女優)ロズヴィータ
フリッツ・ハックル(男優)団長ベブラ
シャルル・アズナヴール(男優)おもちゃ屋マルクス
ヴォイチェク・プショニャック(男優)
原作ギュンター・グラス「ブリキの太鼓」(集英社)
脚本ジャン=クロード・カリエール〈脚色〉
フォルカー・シュレンドルフ〈脚色〉
フランツ・ザイツ〔製作〕〈脚色〉
ギュンター・グラス〈追加台詞〉
音楽モーリス・ジャール
撮影イゴール・ルター
製作アナトール・ドーマン(ノンクレジット)
フランツ・ザイツ〔製作〕
フォルカー・シュレンドルフ(ノンクレジット)
配給フランス映画社
美術ニコス・ペラキス(美術監督)
ベルント・レペル(セット・デザイナー)
衣装ダグマー・ニーフィント
編集シュザンヌ・バロン
あらすじ
ナチス台頭期のポーランド。3歳の誕生日、オスカルは、大人の世界を醜悪なものとして嫌悪し、その日から成長することを止めた。ナチスが次第に支持を拡げ、第二次大戦が開始されるという時代を背景に、オスカルの目線でエロティックでグロテスクな世界が描かれる。
ネタバレは禁止していませんので
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90.第二次大戦下のいろんな民族が混在している東欧地域で、フリークスの目から観たドイツ、ソ連とポーランドの間で翻弄される人々を描いた異色作。地域の特性や歴史的背景を知らないとわかりにくい描写も多く、鰻やらグロい場面もあるので万人向けではないでしょうが、映像的に観るべき場面は多いと思う。
映像から独特の東欧の空気感みたいなものが感じられ、どよんと曇りがちの空模様、ラスト近くの平原の景色、シワの刻まれたばあさんの表情の余韻も良い。
クリプトポネさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-13 13:46:27)
89.《ネタバレ》 これほど重苦しい暗黒史を体感した映画は他にはない。ただ性や暴力を過剰で陰惨に描けば良いのではなく、皮膚感覚で訴えるタールみたいな異臭と粘り気が正確なのだ。大人の醜い世界を覗き、成長を拒んだ少年はいびつで異質な存在。いつまでも大きくならず、太鼓と奇声でガラスを割る光景がどれほど不気味なことか。馬の頭で鰻を獲ることの不気味さ、"子供同士"で性交していることの不気味さ・・・現実と寓話の区別が曖昧だからこそ"不気味"で、如何に不安に覆われた時代かを物語っている。第二次世界大戦後、少年は大人になることに再び向き合い、家族と共に西側の新天地に向かう。ハッピーエンドになるとは限らないが、姑息な社会不適合者が如何に現実と折り合いを付けるかを一定の距離間で見届けているようだった。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-02 22:52:36)
88.《ネタバレ》 時代の発狂を体現したかのようなオスカル少年。戦争の終結とともに、成長を始めるラストが印象的。例え戦時下であっても、人間ドラマは紡がれていく。弱い青年と鈍感な男性と一人の女性。この三人の子とも言えるオスカルは、鈍感なお父さんに発狂し続けていく。鈍感なお父さんが、ナチに迎合して、歴史に翻弄されるのは当然だろう。だけどオスカルは鈍感なお父さんの遺伝子を引き継いでいるので、鈍感に子どものままで居座り続ける。(時代の発狂を、自分に許したオスカルが、それでもまだ発狂し続けていられるのが、矛盾してるようで分からなかった。そんなもん?)父への報復が終わるまで彼は「愚鈍」に子どもで居座り続ける。しかしお祖母さんはそれを見抜いていたのかもしれない、このオスカルの鈍感さを。かくして彼もまた孤独な一人になってしまう。最後の別れのお祖母さんの表情のアップは見事だった。あれで話が引き締まった。面白い作品だと思う。
トントさん [ビデオ(字幕)] 8点(2015-04-19 05:55:28)
87.《ネタバレ》 醜い大人の世界に嫌気の差したオスカル少年は、3才で成長を止めてしまう。その原因を、階段から落ちて頭を打ったせいだと画策する辺りの凄さ。いかに幼少期に辛酸を舐めてきたかが分かります。大声でガラスを割る特技。これは醜い大人に対する怒りなのでしょう。オスカル少年は精神年齢だけは成長していき、次第に性にも目覚めていきます。住み込みで働くこととなった16歳のマリアとのベットシーンに絶句。3才のオスカル少年役のダーヴィット・ベネント(13)にあそこまでさせてしまうとは、さすがなんでも見せちゃうドイツ映画。日本じゃ絶対公開できませんね。芸術に対し寛容なドイツがちょっと羨ましいです。冒頭の芋畑のばあさんが妊娠するシーンから終始、クセのある演出が続いていきます。邪魔者が消えた後、再び成長を始めるオスカル少年。次世代の子供達に何を伝えていくのでしょうか?
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-09 00:31:14)
86.ディレクターズカット版を鑑賞。
いやー、久しぶりに性と死を生々しく描いた作品を見た。
健康な精神状態だと楽しめないと思うが、ほどよく落ちていたので、この欲望渦巻くカオスな世界観を楽しめた。
子供にそこまでさせちゃっていいの?と思うシーンが多々。この監督は変態だな(笑)
Sugarbetterさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-11-30 20:00:01)
85.《ネタバレ》 ノーベル賞作家の代表作を原作に、表現力ある監督がとった映画。
グロいグロいと言われるが、僕はそこまで抵抗なかった。
ただ、鰻が食卓に上がったシーンではDVDの一時停止ボタンを押して、「鰻 危険」でぐぐって、鰻が人を襲わないかと調べていたら、別な話が出てきて、もう一流店の鰻しか食べるまいと決めた。すぐ忘れるだろうけど。
 
脱線したけど、グロいシーンにも意味はあった。強烈なスパイスであり、原作に由来するようだ。その点マリアのヌードがない着替えシーンで少し興醒めした。ヌードNGでも、もう少し見せ方がある。なんなら見方により、より変態っぽくなっている。
 
違和感のあるシーンがあるのは事実。それは原作との解離による気がする。そもそも原作ではこの先が描かれていて、どちらかというとそちらが重要な風でもある。だから、こんなこと一度もしたことないけど原作を読んでみることにした。
 
以上。原作が面白いことを期待する。おや、もう朝だ。おやすみなさい。
おでんの卵さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-22 04:18:45)
84.《ネタバレ》 所謂「名作」かと思っていたので、観た時はもーびっくりしちゃって。なんかもうグロかった。“耽美”じゃないただのグロ。ことさらに人間の不快感覚を刺激するべく描いているみたいだった。耳障りなオスカルの叫び声。生魚。唾液。牛の頭部の死骸からウナギ。果ては3歳児の性交。小人という畸形をビジュアルに置いて何を描きたかったんだろう。戦争が終わって小人をやめるオスカル。精神と肉体が乖離しているこの奇妙な存在と、所属先の無い自由市だったダンツィヒの混沌が象徴的に重なるのか?うまいこと読み解ければ評論家になれるのだろうけど、ちょっと私にはわからない。“ショック”という意味では、この映画、“時計じかけのオレンジ”にも匹敵するけれど、「ブリキ」で描かれるグロさは言ってみれば平凡で、大きな声では言えないがこの程度のグロテスクならば、私は軽く十や二十は考えつく。展開がことごとく予想を上回る“オレンジ”よりもずっと評価が低くなりました。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 5点(2013-06-11 00:49:55)(良:1票)
83.オスカル君の気味悪さは映画ならではのストレートで迫ってきます。ずっと生き続ける祖母をポーランドに残したまま、成長を再開するオスカルは西へ行ってしまう。これはどう考えればいいのか。ポーランドに残って成長していくってのなら分かりやすいが。彼の太鼓は、軍楽隊のリズムをワルツに変えもするが軍隊の慰問にも使われる。不快に思っても政権から離れられない「芸術」と見てそう間違いではないと思うが、母の死以後の部分がよく分からない。でもそういう“分からなさ”が寓意の豊かさで「きっと深いんだ」と思わせられるのが、芸術映画の得なところ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-14 10:00:50)
82.《ネタバレ》 ポーランドの近代史は不案内ですが、本作を観る限りは一次大戦でドイツの属国のような形で共闘し、二次大戦でもナチスに傾倒する人が多くいたようで、同じことを繰り返したんだと思います。つまり、その間のポーランドは成長していなかった。オスカルが成長を止めたのは大人たちの醜悪を嫌悪したからですが、同時にポーランドという国への揶揄ですね。成長しない国では、成長することに意味がない。二次大戦後、オスカルが再び成長を始めるのは、もういい加減に前に進まない訳にはいかない諦観が当時の国家状況に被っていたのでしょう。劇中、オスカルの大人びた子供の視線が捉える周囲の大人たちのだらしなさ。ナマものがナマナマしく描かれる生理的嫌悪感。牛の頭部に詰まったウナギが凄いインパクトです。それら気持ち悪いものすべてが、あの国をダメにしていた元凶だという壮大な皮肉映画と解釈しました。当時のポーランドから遠く離れた時間と場所に暮らす人が、気分を悪くしながら観ることに意義があるのかどうか…。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-01-10 01:25:21)(良:1票)
81.《ネタバレ》 観たのはずいぶん昔のことで、ストーリーはほぼ忘れています。もし今観たらどう評価できるのか分からないけど、そう簡単に「また観てみようかな」とは思えないですし、なんといっても浜で引き上げた馬の頭がマジでトラウマでして、強烈な恐怖と嗚咽でした。これほど身がよじれるような映像は未だ他に体験していません。あれ、多分作り物じゃないよね。主人公の役者は子供なのか小人なのか、僕は知らないんだけれど、あの主人公はなんかキモくて怖かった。やってること子供じゃなく大人じゃんという印象があったし「こんなん子供に演じさせていいの?」と気になったのも覚えてます。きっと小人さんなんでしょう。そうであってほしい。本物のフリーク・ショーを観たら、こんな気分になるのかなー、ってくらい強烈に鬱で病的な気分に。
だみおさん [ビデオ(字幕)] 3点(2011-08-27 12:31:59)
80.現時点では生理的に受け付けないタイプの映画。ヨーロッパのエログロって何かマジだから怖い。本物の変態が製作していそう。だからこそある意味で面白い。よって5点。いつかこれを理解できる変態にぼくもなってしまうかもしれないという漠然とした期待感もある。
枕流さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-30 15:17:58)
79.いやー、もうただ単に、悪趣味。
なたねさん [DVD(字幕)] 2点(2010-04-19 23:08:26)
78.小学生の時から何度か観ていますが、これほど強烈な映画はないと思います。
ものすごい負の世界と、信じられないくらいの完成度。
好きではありません。
が、これは好みの次元を超えている映画でしょう。
1ミリも無駄がない。うなります。


Catherineさん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-08-03 22:31:56)
77.《ネタバレ》 ドイツ人の父とポーランド人の母を持つオスカルが大人達の醜い所を見て大人になりたくない。そう決めて自ら成長する事を拒む。それは「早く大人になってお姉さんみたいな綺麗な人といっぱいお付きあいしたいから」と叫ぶクレヨンしんちゃんとは全くもって正反対である。しかし、そうは言うものの共通点もある。それは共にガキのくせしてませている。女好きでスケベであるという所などそっくりである。そもそも子供なんてそういうものではないだろうか?特に男にとって、まだ幼い少年にとっては女の人を見ると母親の姿とダブらせようとしたくなるものでないかとこの少年を見ていると思ったりします。ブリキを常に離さず、本当の友達はブリキだけなのかもしれないこのオスカルの何とも哀れなこと、大人なんて信用出来ないから自分は一生子供であり続けよう、そうやって大人社会を否定し、常に大人に対しては冷めた視線で見ている姿は何かに対し、怯えているようであり、その怯えという意味では初恋の相手だった少女マリアとの再会の後の場面にも現れているように思えます。二人きりで脱衣場でいる場面、裸のマリアにしがみつくオスカルの姿は自分をこのような人間へとしてしまった母親へのやるせない気持ちみたいなものが感じられる。それにしてもあの海から大量に打ち上げられたうなぎと牛?馬?どっちだ?の気持ち悪さと新しいブリキを買ってもらいに寄った店で沢山のブリキの横に置かれていた人形の不気味なまでの目付きの怖さ、更に怖いと言えば周りはどんどん歳を取って大きくなっているのに自分だけは三歳時と変わらない姿でいるなんて、想像するだけで怖いです。だって、周りは皆、大人の遊び、大人しか立ち寄れない映画館やレンタルコーナーにも堂々と入っていけのるに自分だけ一人入っていけない。そう考えるとって、すいません。何アホなこと言ってるんだろう?とにかく色んな意味で怖い映画でした。
青観さん [ビデオ(字幕)] 7点(2009-05-05 11:36:49)
76.独特の雰囲気でした。良かったのは「美しく青きドナウ」のとこ。印象に残ったのは腋毛。
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 6点(2009-02-07 23:20:54)
75.この映画の鑑賞後、オスカルのイメージが「ベルバラ」のオスカル様から太鼓のオスカル君に一変いたしました。ところで、この不条理な世界、あの叫び方、何かに似てるなぁ・・・と思ってたら、やっと思い出しました。あれだ、楳図かずお氏だ。
くなくなさん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-11 00:40:17)
74.肝心のオスカルがあまりにも我儘で自分勝手でしつけができてなさすぎで、全然ついていけませんでした。にもかかわらず、進行には最後まで興味を持って追って行けたので、表現としてはよくできているのでしょう。マリアの自然な可愛さが印象的でした。
Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-25 02:44:00)
73.なんか映像や雰囲気には気持ち悪い妙な力があるんですが、主人公ほかの登場人物の心情が伝わりづらく、今イチのれませんでした。長い。
すべからさん [DVD(字幕)] 5点(2008-08-14 19:43:10)
72.《ネタバレ》 祖母アンナの時代や動乱を潜り抜けてダンツィヒで生き続けた、ぶれる事のない力強さが印象的でした。彼女のスカートの中から始まる世代を超えた人間群像劇。オスカルはフランスの象徴のようなエッフェル塔を彼女の姿に例えた。それぐらい彼や一族にとっての祖母とは大きな存在で、成長することを決め西へと旅立つシーンでは彼女への思いから故に出た、オスカルのそれまでのとげとげしさが抜けた純真無垢な姿を見ることも出来ました。そして全てが終わり、始まりの場所の荒野に座り込むアンナ。映画の始まりと終わり、戦争、人間の没落などの全てを股にかけ、あらゆる出来事を優しく包み込むかのようなその姿はとてつもなく偉大にうつりました。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-03 20:55:58)
71.《ネタバレ》 オスカルの行動と叫び声に終始イライラ。ストーリーも自分にとっては短いエピソードをつなげたように感じて、それで難解でした。なぜ成長を自らの意思で止められるのか、ということはまだいいとして、叫びでガラス割ったり、カエルとか小便の鍋を飲ますのはなんなんだろう。
eurekaさん [DVD(字幕)] 3点(2008-02-10 16:40:23)
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【点数情報】

Review人数 90人
平均点数 6.84点
022.22%
111.11%
211.11%
355.56%
477.78%
51112.22%
688.89%
71415.56%
81516.67%
91112.22%
101516.67%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review8人
2 ストーリー評価 8.22点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.55点 Review9人
4 音楽評価 6.71点 Review7人
5 感泣評価 4.20点 Review5人
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【アカデミー賞 情報】

1979年 52回
外国語映画賞 受賞 

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