1. フットルース
中学生の頃、“大人気分を味わいたくて”観に行った。ストーリーはあまり覚えていないのだが、アメリカのお兄ちゃんのダンスに見惚れてた。青春の入り口に観るに相応しい映画だった。 6点(2004-08-18 22:37:43) |
2. 普通の人々
一見普通に見える家族の心の闇が丁寧に丁寧に暴かれていく。過剰な演出や外連味を一切廃し、その描き方はまるでミカンの内側の皮まで全部キレイに剥いて食べるような、そんな印象を受けた。役者陣の演技はリアリティそのもの。特に精神科医との会話は真に迫りすぎている。苦悩する家族の姿を等身大に見せつけることによって、誰にでも起こり得る問題であることを喚起する。平穏を象徴するようなラストのカノンの調べは、「救い」を意味しているのだと思った。 6点(2004-07-31 00:59:22) |
3. ブルース・ブラザース
ノンストップ・アクションミュージカルとでも言おうか。私は、ものまね番組でしか彼らを知らない世代です。番組では、いつも“伝説の”といったフレーズで紹介されていたので、長い間、「この黒ずくめの2人組は一体何者だろう?」と不思議でした。幾度となく見かけたネタの元祖を拝めて嬉しかったです。体でリズムを刻みながら観ると、より楽しめます。ホテルでのライブでは鳥肌が立ったくらい。2曲しか歌っていませんが…。でも、その2曲でブレイクし、ベルーシの死で伝説となったのですね。「頭で考えるより体で感じろ」と言わんばかりのパワーとエネルギーに溢れた作品でした。 8点(2004-06-04 23:51:22) |
4. フラッシュダンス
もうそんなに昔の映画になっちゃったのか、という印象。公開から20年経って最近よ~やく観た。この映画は長い間観ていなかったけど、主題歌『ホワット・ア・フィーリング』は青春時代にプレイバックできる思い出の1曲。イントロ聴いたらもう鳥肌モノ。以前、踊った後のバレリーナの息づかいの荒さを間近で聞いたことがあるのだが、優雅で華麗な踊りに隠れたその激しさに感動した覚えがある。そんなことを思い出した。アレックスや劇中で踊ったダンサーの息づかいが聞こえてきそうだった。それにしても、18歳の女の子と離婚歴のある男性のカップルか…。自分にも希望あるかな? 6点(2004-03-02 18:53:02) |