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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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1.  フレンチ・コネクション
無骨なタフガイ、ハックマン。本作で演じたポパイでアカデミー賞を手にし、 そんなハックマンのイメージを決定づけた作品です。 そして本作に「ポセイドン・アドベンチャー」に「スケアクロウ」といった 名作に立て続けに出演した70年代前半が彼の最もいい時期だったと思います。 全体的には実話モノということもあり地味に撮られた作品ですが、 中盤のNYの雑踏の中の尾行や、地下鉄の駅での黒幕との攻防、 そして本作で最も有名であろう、上を走る電車とその高架下を走る車。 この高低差のあるアクションなど、NYの街並みを活かした見せ場がビシビシと決まっている。 地味ということでは、ほとんど女が登場しない。ハックマンをずっと現場に放り込んだままで、 ポパイやルソーがタフな1日を終えて自宅に帰り、 女房か恋人かと飯を食い、子どもと戯れるような束の間の安らぎのひと時も全く無い。 この時代の犯罪映画でよく感じられる、どこか空気の悪さを感じさせるような街の描写や 常に日没間際のような澱んだ作品の色合いや世界観もまたたまらない作品です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-10-14 17:50:31)
2.  ブラジルから来た少年
オリヴィエとペック、2人の名優が顔を揃えながらも未公開に終わっている作品です。 やはり製作当時、その内容が問題視されたのでしょうか。 敢えて地味な作風となっていますが、 その分ナチ・ハンターと元ナチスの狂気の科学者を演じるオリヴィエとペック、 名優2人の存在感が引き立っており見応えのある作品となっています。 中でも見どころは大熱演を見せる、悪役が似合わないペックの怪演でしょう。 一方オリヴィエは「マラソンマン」では本作とは逆の元ナチスの博士という役で実に不気味な雰囲気を醸し出していました。 オリヴィエとペック、このキャストが入れ替わっていたらどんな作品になっていたでしょうか? それも見てみたかった気がします。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-18 15:36:33)
3.  ブレイクアウト(1975) 《ネタバレ》 
本作のブロンソンが演じる男は華麗なる・・・とは正反対の汗臭いヒコーキ乗り。まあ、こっちの方がブロンソンらしくていいんですけどね。  冤罪で投獄されたある男の救出に向う脱獄モノ・・・にしては、作品の大半を占める脱獄までの過程はほとんど見せ場や緊張感がありません。実話モノのようですが、途中は「それ、マジっすか・・・?」と言いたくなるほど笑っちゃうような救出作戦を実行し当然失敗に・・・。  中盤にトンネルを2本掘って見つかれば1本は捨てるというトンネル脱獄計画が提案されますが、何か「大脱走」みたいです。ブロンソンさん、その計画に激しく反対します。そう言えば「大脱走」で演じたトンネル王ダニーも実はトンネルが大嫌い、という役どころでしたね。  ブロンソンと言えば多くの作品で奥様と共演されていますが、自慢の奥様と本作でも共演されています。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2012-11-02 21:18:33)
4.  フレンズ/ポールとミシェル
ローティーンの恋を、ヒットメーカーの素敵な歌にのせて描く1970年代初頭のイギリス映画。「小さな恋のメロディ」と同じく主題歌が心に残る作品です。  2人で家出した後の展開があそこまでになるとは思わなかったのですが・・・。生きていくこと、生きる糧を稼ぐこと、子育ては大変なことですが、その辺の描写はあっさり目で、ちょっとは喧嘩もしますが生活の事、子育ての事なんかで揉め事にならず、「フレンズ」のタイトル通り終始仲良しのままで助け合う微笑ましい2人の姿がいい。  そんな2人のひとときの暮らしは、美しい夕焼けや草原、水辺に暮らす馬や鳥たちといった2人の周りの世界に溶け込んで実に穏やかでゆったりとしている。そこに挿入されるエルトンの歌も効果的です。  しかしラストはこのまま2人で暮らしていくことができるはずもなく、2人のこれからには幾多の困難(続編)を感じさせますが、2人の姿がとても綺麗なラストでした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-25 15:11:11)
5.  ブルックリン物語 《ネタバレ》 
1978年の映画ですが、もっと昔の映画の、”古き良き”雰囲気を漂わせる。登場する人物像もストーリーも笑いドコロも泣かせドコロも音楽も全てがこんな映画の雰囲気とマッチしていて実にいい。  第1話はボクシングもの、第2話はスタンリー・ドーネンの本職、ミュージカル。大切な人の死が絡む話なのですが、作品のラストは舞台に人生をかけてきた男が人生最後の舞台の幕が下ろされるのと同時に愛する人に囲まれ自らの人生の舞台の幕を下ろす。こんな死に方が出来れば幸せだ。  ブルックリンのちょっといいお話2編。単純で分かりやすくもよく出来たストーリーの人情喜劇でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-03-11 21:28:52)
6.  ファール・プレイ 《ネタバレ》 
楽しかったなあ・・・。参りました。これは素晴らしい映画でした。 序盤、ゴールディがドライブ先で出会った男と街で再会するが、意味不明の謎の言葉を残して死ぬ。こうしてゴールディが陰謀に巻き込まれていくミステリ・サスペンスの始まりも、その後の展開も、全く違った楽しませ方でヒッチコックの「知りすぎていた男」を髣髴とさせます。  白色症の男、顔に傷の男、小人といった謎の登場人物が次々とテンポ良く登場し、ゴールディに危険が迫る。他にも随所に挿入されるサスペンスの仕掛け、演出が見事。  しかし本作はこれだけで終わらない。笑いドコロがふんだんに盛り込まれており、お笑い担当ダドリー・ムーアが登場の度に爆笑させてくれます。1つ間違うと作品にとって邪魔になりかねない存在ですがその登場のさせ方、タイミングも素晴らしい。また、事件の鍵を握る正体不明の小人。しかしこの「小人」で笑わせるあたりも実にニクい。  ラストもロマンティックでユーモアにあふれるハッピーエンドを用意し、随所にヒッチコックへのオマージュが感じられる作品でした。冒頭の切なさを感じさせるバリー・マニロウの主題歌とゴールディがドライブする風景。この70年代の映画らしい寂しげな雰囲気もいい。未だDVD化されていませんが(70年代から80年代前半のゴールディの一番いい頃の作品って何故かDVD化されてない映画が多いんですよね…)なかなか鑑賞の機会が無く埋もれているのがあまりにも惜しい傑作です。
[ビデオ(字幕)] 10点(2011-05-01 17:47:16)
7.  フォロー・ミー
人間、言葉も大事なんだろうけれど、その場を取り繕う言葉よりも人間関係って心なんだな。トポルとミア・ファローが一言も言葉を交わすこと無くロンドンの街を歩くミステリアスでもあり、可笑しくもあるシーンからはそんな事が感じられました。 前半はとても台詞の多い映画だっただけに、中盤以降の台詞が無い一連のこの2人のシーンが凄く効果的でしたね。最初、ミア・ファローの前に現われたトポルはただの不審者。しかしこの奇妙な10日間の間に少しずつ魅力的な表情に変わっていくミア・ファロー、トポルのユーモラスな味わいのある演技も素晴らしいものでした。
[映画館(字幕)] 8点(2011-04-05 20:20:12)
8.  フェリーニのアマルコルド
とても楽しい映画でした。イタリアの小さな港町の早春から始まる1年の様々なエピソードと町の人間模様が主人公の少年の目を通してノスタルジックに描かれるのですが、この雰囲気がたまらない作品です。僕の記憶の中にも少年時代のお祭りの楽しい記憶が確かに残っていますが、冒頭の春の訪れを告げる綿毛がふわふわと漂う町の風景に続くお祭りから映画は始まって、港にやって来た幻想的な豪華客船も大雪に見舞われた町も賑やかな人間模様も全編を通して描かれる小さな港町の風景はずっとお祭りのようです。タイトルからも分かりますが、フェリーニの記憶の中にある少年時代を映像化したフェリーニの自伝的作品なのでしょうが、どこかファンタジーの香りもします。特に一面雪景色の町に孔雀が舞い降りるシーンの美しさは忘れられないものとなりました。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2010-11-28 19:45:09)
9.  ファイブ・イージー・ピーセス
普通なら本作のジャック・ニコルソンのように、ここまで徹底して目の前にある仕事や責任や現実を放り出して逃げ続けようとは思わない。ラスト近くに父に語りかけるシーンで「また俺はここから逃げ出すよ」と言いたげな彼。その通りにまた彼は逃げ出していく。本作の彼の心情は分かるが、無責任極まりない行動には全く共感できない。終始彼のそんな言動が続き、鑑賞後は何か疲れた気分になりました。結局は何も解決していない映画のように思えるのですが、ジャック・ニコルソンの素晴らしい演技は十分に堪能できる作品です。 
[DVD(字幕)] 4点(2010-10-30 16:08:06)
10.  フロント・ページ(1974) 《ネタバレ》 
毎度のことながらジャック・レモン&ウォルター・マッソーのおかしな二人が生み出す楽しさと変わることのない名コンビぶりには脱帽です。面白いと期待しながらの鑑賞でしたが、やはり期待どおりでした。元々が舞台劇だけあって作品はある建物の一室にとどまっている時間が長いですが、監督はあのビリー・ワイルダーです。本作もやっぱり観る者を飽きさせないテンポの良さは健在でした。二人の男が別れる駅でのラストシーンにいいなあ・・・。としんみりしながら観ていたら最後の最後しっかり笑い所が用意されていました。レモン&マッソーにワイルダー監督、流石です。面白かった!
[DVD(字幕)] 7点(2009-09-27 19:54:36)(良:1票)
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