1. ブラック・ライダー(1972)
《ネタバレ》 ○西部劇は西部劇でも、マイノリティに焦点を当てた作品は珍しいな。ポワチエが役者として成功したからこそ監督もできたんだろうが。○奇しくも同年アカデミー賞を辞退したマーロン・ブランドがインディアンの扱いに抗議したのに対し、マジョリティから虐げられたきた黒人がインディアンと結して白人に戦いを挑んでいるのは偶然ではないだろう。○歴史的な意味もあるポワチエの意欲作であり、彼らしいユーモアもある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-17 23:43:43) |
2. ブラジルから来た少年
《ネタバレ》 ○カルト映画としては個人的に金字塔的作品だな。○多少の中だるみこそあるが、次々と明らかになる事実に驚かされる。ラストシーンのインパクトもかなり大きい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-11 21:44:50) |
3. ブルース・リー/死亡遊戯
《ネタバレ》 ○終盤のアクションシーンしか残っていないのによく映画化したな。いろいろ言いたいことはあるが、別の形で映像化すべきだった。○ストーリーなど悪くないものの、代役俳優も大変だっただろう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-10-20 22:42:19) |
4. ファイブ・イージー・ピーセス
《ネタバレ》 青春ものとして生きることに価値を見出せず苦労する姿は多少なりとも共感できるが、主人公が勝手すぎるし、心理描写があるようでない。意味深なシーンもあるが、内容自体がそれほど面白くない。これもニューシネマの一つだが、大した作品ではない。それにタイトルのファイブはfiveじゃなくfaveだと言うことを見終わってから知った。ずっと5つにはどんな意味があるかを考えながら見てたのに。誤解を招くような邦題を付けないで欲しい。 [DVD(字幕)] 4点(2008-10-19 22:57:50) |
5. フレンチ・コネクション
《ネタバレ》 やはり実話が元と言うこともあり、それなりのストーリーで落ち着いている感がある。とは言え、これもニューシネマのひとつ。かなり大掛かりな麻薬取引の描写、町の人に嫌われようが、仲の悪いFBIを誤射しようが、叩き潰してやると言わんばかりだったが、最後は逃げられてしまったポパイ。「ダーティハリー」と共にアウトロー刑事モノを確立した意味では評価に値する作品。そして、何よりジーン・ハックマンの存在。まさしくはまり役で、これ以後彼がアウトローを演じることが多いのも頷ける。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-28 23:40:34) |