1. ブリッツ
《ネタバレ》 ジェイソン・ステイサムで当たり続きだったのに、これは突出して最悪。 主人公にポリシーがなさすぎて絶句。ロンドン警視庁が無能すぎてまた絶句。 魅力ある登場人物が複数いただけに残念至極。 1千万£入った紙袋盗まれた→1千万£入った紙袋持ってる→拘留→証拠ないからそれ持って無罪放免。意味がわからない。 紙袋の指紋照合しろよ!襲われた婦警から(偽証気味でもいいからはっきりした)目撃証言取れよ! 世界一多く設置してるはずの監視カメラに顔が映らず必ず背を向けているのなら、その特異な特徴で特定しろよ! 車は半年放置だから本人の証拠品かどうかわからない?指紋取れよ!ここ数日でもベッタベタ触ってただろ! 半年前の指紋か最近の指紋かわからないような科学捜査ではないだろうに。 車の監視カメラがない?管理人が使えないならマンション住人全員から目撃証言取れよ! 新聞記者にかけた電話から声紋で特定しろよ!浮浪者殺したパブのトイレで指紋取れよ!支払ったコインや紙幣から取れよ! 昨夜見たけど、今思い出すだけで素人でもこれぐらい思いつく。脚本の敗北としかいいようがない。 あと、ラストシーンはまさに台無し。万が一続編があったら1800円払ってでも見るのを勘弁してもらう。 [DVD(吹替)] 3点(2012-06-14 18:35:19) |
2. プライドと偏見
《ネタバレ》 最高傑作のドラマ版を絶賛している身として、このキャストはいただけなすぎると録画だけしておいて長いこと避けてきたが、こだわりを捨てて軽い気持ちでようやく視聴。 あぁ、やっぱりダーシーが全然格好良くない。リジーもイメージと違いすぎる…。ジェーンもピングリーもちょっと貧相。英国版ドラマと比較して、あらためてあのドラマ版の完璧さと中毒性を思い知った。さすがにブサイクダーシーでも最後のプロポーズには心が震えたが、それでも目をうるませることもなく気丈な顔を崩しもせずに返事をするナイトレイにはがっくし。全てが安い。安っぽすぎる。美しい貴族の館や映像美など予算はさすがにこっち(映画)のほうがかかってるかもしれないけど。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-11 10:11:59) |
3. 武士の一分
《ネタバレ》 いやいや、なかなかどうして思ってたよりもずっと良かった。今の時代にはそぐわないストイックな武士の生き方にも共感できるような丁寧なつくりでした。ただ、キムタクが時折見せる茶目っ気な表情が私をぷいっと現代に引き寄せるのが返す返すも残念。愛しぬいた嫁を自分の意思で追い出したとき、仇敵に二重に騙されていたと知ったときのあの無念な顔を彼ではなく、真田広之あたりで見たかったとつくづく思いました。でもまぁ合格点。壇れいはこんな嫁なら他の男に狙われても仕方ないと思わせる稀有な美しさでした。 [DVD(邦画)] 6点(2007-11-14 13:03:12) |
4. プライベート・ライアン
硫黄島関連から戦争映画に俄然興味が湧き、立て続けに数本鑑賞しましたが、まぁおもしろいかおもしろくないかの二進法ならば確実におもしろいし、後年に残る作品だと思いますが、好きか嫌いかで問われれば「あまり好きじゃない」。観客を泣かせよう驚かせよう悲しませよう嫌悪させようという演出が前面に出まくった、かなりあざとい作品です。しかし、戦争の罪過がこれでもかというほど詰まっているので、左翼義務教育の反動で国粋主義に傾きすぎる前に、一生に一度は観ておいて損はないかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-09 08:38:45) |
5. フォロー・ミー
ココでの平均点がとっても高かったので、期待値が大きすぎたのかも。終わり方があっけないような気がしました。こういう男(探偵)があまり好きではないので、主人公が好感を持つ理由も納得できなかったし、終始イライラさせられました。ただ、イギリスの排他性はちょっとわかる。外国人ってだけで空気みたいな扱いになったり、片言英語の人間(私)に対する店員さんの軽蔑したような視線は今でも思い出すとイーっとなる。街並とか雰囲気とかすごい好きだけどね>イギリス [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-25 13:52:29) |
6. ふしぎの国のアリス(1951)
半世紀も前の作品なのに全然色あせてない。子供の頃に絵本を持っていましたが、この映画もまたその絵本に勝るとも劣らない素晴らしい作品でした。ただそれ以上の何かがあるかといえば。。。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2006-12-22 00:25:12) |