Menu
 > レビュワー
 > オルセ さんの口コミ一覧
オルセさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 5
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  プライベート・ライアン 《ネタバレ》 
DTSバージョンで見直してみました。 何かと話題にのぼる冒頭のノルマンディー上陸作戦オハマビーチの激戦シーンですが、 これだけでもこの映画がいままでの戦争映画から一歩踏み出しているのがわかります。 映画が映し出す無謀とも思える特攻は、無残な死体の山を築き、足が吹き飛び腸が露出し血で波を赤く染めます。 この映画は興行上も成功したそうですし、内容的にはきっとハリウッド的な娯楽映画なんでしょう。 でも、それでもいままでとは違った新規性があると思います。 戦争を体験したことのない私でも、本物の戦争の悲惨さはこんなものじゃないと想像がつきますが、 それでもその悲惨さをいままで以上にリアルに表現した点でこの映画は観る価値があると思うのです。 リアルに表現すれば観るものに観るものなりの解釈を生じさせることができるのですから。 私が思うに、 オハマビーチで死んでいった兵隊たちも、 3人の兄を亡くしたライアン二等兵を母の元に帰還させるために死んだ兵隊たちも、 准将を守るために重い装甲を施し、そのために機体が失速し命を亡くした兵隊たちも、 最後に残った橋を守るために少ない兵力を駆使して戦車に挑んで死んでいった勇敢な兵隊たちも、 結局は犬死に思えて仕方がありません。自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 たとえそれによって戦局が大きく動き、歴史的な転換点になった重要な戦闘だったとしても、 10人を生かすための一人の死であったとしても、 故郷に胸を張って帰るためであったとしても、自分ならあんな死に方は絶対にごめんです。 戦争のような極限のテーマはリアルによりリアルに描けばいい。 そうすればきっと観るものに同じ願いを思い起こさせるでしょう。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-29 12:52:46)(良:1票)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6240.00%
7240.00%
800.00%
9120.00%
1000.00%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS