1. ブロンコ・ビリー
《ネタバレ》 才色兼備のソンドラロックとの共演が多かった頃の映画。 女性にモテモテだったイーストウッドだが、ロックを見捨てておけなかったんだろうね・・ その辺の男女のギクシャクからラブラブになる様子がこの映画で描かれている。 (ネットで調べると、イーストウッドの実人生の女性観が「え!?」ってことが分かる) 彼らにとって青春の一本。 いよ~、お二人熱いねって感じです。 カウボーイハットが似合うイーストウッド。 カウボーイハットアメリカンの今を描いた「運び屋」や「クライマッチョ」も好きな作品です。 [DVD(字幕)] 7点(2024-04-14 00:25:56) |
2. ブレイズ
《ネタバレ》 評価のついて回らない、女好きの実力派を演じさせると、 とかくポールニューマンは渋い! いやぁ実話なんですね。 アメリカらしい話だなぁ。 政治家とストリッパーの愛の話。 ちょっと失礼かもしれないが、 野村監督とサッチーを思い出した。 曲者には、裸一貫で生きてる女性の方が相性がいいのかもしれない。 (サッチー、失礼!汗) [DVD(字幕)] 7点(2024-03-14 22:05:49) |
3. フランスの思い出
《ネタバレ》 都会の男の子を預かることになった田舎の夫婦。 最初は、おませな同年齢の女の子とコンビを組んで、楽しく(意地悪もされながら) 田舎の日々を暮らす。 慣れてきたころ、母の出産を知らされると同時に、 父親の不在に、田舎の叔父がすっぽりはまって、実の父親の愛を疑う男の子。 そこで教会の屋根に登り、村中、大騒ぎ。 そして、別れ。 温かく素朴な田舎の夏休みを終え、これから男の子はどう暮らすのだろう。 多分、戻った都会では、友だちはできず、田舎の日々を胸に抱き、大人になってくんだろうな・・ [DVD(字幕)] 8点(2024-02-07 14:55:35) |
4. ファンダンゴ
《ネタバレ》 最高! 映画ってこんなんだよなぁ・・ 言葉はいらないっていうか・・ 何度も観たいなぁ・・ でも何故だろう・・ケビンの哀しさにドロンがかぶって「冒険者たち」を思い出した。 それにしてもアメリカ人、大自然相手に遊び過ぎだぞ! [ビデオ(字幕)] 10点(2020-04-25 14:53:47)(良:1票) |
5. フィツカラルド
《ネタバレ》 若いころ、観たから、映画にはまったのだろうか? 映画の洗礼を受けたころ、観た映画。 日本がバブルだったためか、その当時はあまり感激しなかった。 こんな映画がいっぱいあると信じてた。 なので、その後、窮屈な思いをしています。 次の世紀にまで残したい映画! [ビデオ(字幕)] 10点(2019-12-09 00:56:14) |
6. ブルーベルベット
《ネタバレ》 面白い! デヴィッドリンチ、もしかして俺は勘違いしていたのではないか!? 「マルホランド~」「ストレイトストーリー」は観ていたが、 彼の真骨頂はこの映画の方がよく出ているのではないか? ???な場面が続いて、この監督歪んでいるのでは?と思わせといて、この展開! 友だちが「彼はアートなんだ」の言葉で、この映画を観てみた! 実にアートなピルドゥンクスロマンだと思う。 もう一度、彼の映画は観直した方がいいかも・・。面白かった! [ビデオ(字幕)] 8点(2019-08-17 23:47:20) |
7. 不思議惑星キン・ザ・ザ
《ネタバレ》 一見、失笑物の映画である。がしかし、これはロシアという国を考えるうえで重要な映画かもしれない。長い映画だったが、こんな状況の中で、どう生き残るか?とばかり自分は考えていた。でもロシア人は(極寒のシベリアのような土地ですら)とにかく情を大事にすれば、道が開けることもあるかもしれないという哲学があるんじゃないのか?自分だけ助かろうという気持ちは本当にないのだ。ただただ出会った人種(異星人でも)に対して、丁寧に義理を尽くして生きていくうちに道が開けるのを身をもって知っているんじゃないのか?アメリカ映画とは、また違うテイストだ。国際関係を考える上でヒントになるような映画だった。日本にいて平和ボケの自分は、劇中何度も地球に帰れるチャンスがあるのに、仲間(?)のことを考えて、それを棒にふる主人公たちに対して、恥ずかしながら「い~じゃん、あんな連中ほっといて」と何度も考えた。でも主人公たちはそうしない。ただいつでも人として大切なものを失うことなく誇りを持って生きていき、そしてあきらめる中ででも前向きに頭を使って幸せをつかんでいく。この大陸的な人間の大らかさに、ちょっと自分のセコさを恥じた。 [DVD(字幕)] 7点(2017-04-30 00:18:37) |
8. 冬の旅
《ネタバレ》 「さすらう女」でビデオを購入して鑑賞。女性映画監督のつくる作品としては、かなり作家性の強い作品。社会からドロップアウトして自由を求め、一人旅をする女性。当然、色々なことが起こり、強いままではいられなくなり、最後冬の空の下、野垂れ死にする話。キャリアもあり、簡単に自堕落になる女性ではないが、それでも段々とやけくそ気味になり、親切にしてくれる人にこそ素直に荒れてしまう。段々と風貌も汚くなり、「あっち行け」と言われるまでになる、その姿は他人ごとではないなと観ていて、怖くなった。落ちこぼれの末路は、こうも無残なものか。どこの国も同じだなと思う。 [ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-31 16:23:18) |
9. フットルース
《ネタバレ》 どこにでもあるような普通の高校生の話。でもご機嫌の音楽にのって踊ると、気分はもうスーパースター。その気持ちで保守的な町の大人たちに立ち向かう。パーティをやりとげた彼らの踊りは最高だった! [ビデオ(字幕)] 7点(2016-09-14 23:26:47) |
10. フェリスはある朝突然に
《ネタバレ》 楽しい1本。親を騙して、学校サボって、街に繰り出す話。もっとこの手の映画が創られてもイイ気がするが、やはり映倫通らない?ちょっと顔をしかめる人もいるだろうけど、優しい周囲の大人を騙す(騙せてると思ってる)のは、子どもだけに与えられた特権。社会に出れば、もっと上手だらけの世の中で、苦労すること請け合い(笑)。でもまぁ、なんて幸せな時代だろう。911テロもリーマンショックもなかった牧歌的な時代。今みたいに息苦しい時代、逆にこんな映画がもっと出てきてほしい!大人を出し抜こうとする子どもって最近、いないのかな? [ビデオ(字幕)] 6点(2015-05-23 01:31:07) |
11. フランス軍中尉の女
《ネタバレ》 不幸なメリルがジェレミーに手紙をそっと出す場面。あれ?どっかで観たことあるぞ、と思ったら、寅さんの「あじさいの恋」のいしだまゆみだった。年代調べたら、見事に合致。山田監督はこの映画を観たんだ~!それにしても映画の方では、失踪した女と再び出会って、ハッピーエンド。しかしこの映画は二重構造になっていて、映画を演じる俳優の恋物語も同時進行で語られる。そして俳優の方はバッドエンドという、洒落た創り。で、何か意味があるのかと思ったけど、別に映画の中で俳優の彼の本性がかいまみられた瞬間ってあったかなぁと思うと、特に思い当たらない。(突き飛ばした時のメリルのニヤリかな?でも違うような・・)でも、両方、不倫じゃん!両方、バッドエンドにすべきじゃぁ!この頃は「Wの悲劇」とか劇中劇流行ってたような・・。だから映画中映画にした意味は果たしてあったのかなぁ?疑問。 [ビデオ(字幕)] 7点(2014-06-27 03:09:07) |
12. フェーム
何度も繰り返して観てしまう映画。特に食堂で、徐々にみんなのってきて、踊りだす場面は最高!また仲間内の優しい笑顔の中で受けるジョークが、ナマのステージですべるシーンは痛い。芸の厳しさ、楽しさが伝わってくる映画です。 [ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-26 22:53:50) |