1. 武士の一分
《ネタバレ》 この映画は「武士の一分」、それにつきますね。 男なら?これに魅かれてしまうのではないでしょうか?私はそうでした。 眼が見えなくなり、嫁を犯され、身分も剣の腕も上の相手に武士の一分だと、死を覚悟して静かに挑む姿。 ひそやかな、こじんまりとした映画ですが、そこが見どころですね。 その敵役が、いかにも悪者と言った感じで、勝負が卑怯な形で終わってしまうことが残念ですね。 キムタクも眼が見えなくなってからは、いつもとは違う演技で100点とはいえませんが、及第点はつけられると思います。 [DVD(邦画)] 7点(2008-02-26 01:24:06) |
2. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 途中で疑問が解けだしてからは凄いとしか言いようがないです。 こういうアイデアというかテーマで勝負する映画は 基本的に暗くなってしまうことが多いように思うんですが、 ファイトクラブはそれが全くなく、共感出来る人にとってはむしろ爽快でしょう。 一見表面的に暴力映画のようで、 合わない人にとっては流し観になってしまいがちかもしれませんが、 この映画が分かってからは、それまでの様々な事に驚かされるので 最初から真剣に観て欲しいと思います。 そして、その意味ではもう一度分かった上で観ても楽しめる映画ですね。 最後がハッピーエンドかバッドエンドかは意見が分かれるでしょうし、 答えが出しにくいものでもあると思います。 そんなとこも個人的には非常に気に入りました。 主演の二人の演技、雰囲気、対比感、なども文句ありません。 [DVD(字幕)] 9点(2007-09-07 15:59:45) |
3. フラガール
《ネタバレ》 話内容とかではなく、何かを目指しながらそこにサブストーリーを混ぜるという、よくありそうな作りの作品でした。 それでも、フラダンスというあまりないものが目新しいところでしょうか。 炭鉱の問題よりも、フラダンスをメインとした構成になっていて、 それに伴い、みんながダンスを真剣にやっている感じが伝わります。 またホームでの手話のシーンは印象的でした。 それでもアカデミー賞など様々な賞をとるほどの作品だとはどうしても思えない。 [DVD(邦画)] 6点(2007-07-29 22:17:32) |
4. ふしぎの国のアリス(1951)
《ネタバレ》 小さな頃何回も観て、10年以上ぶりに観ました。 観ながらあったあった!と思いながら懐かしくまた昔の面白かった記憶を壊さず非常に面白かったです。 出てくるキャラクターすべてといっていい程、愛着を持て、アリス自身もまだ子供で、はちゃめちゃな話なんですが、ミュージカルコメディといった感じで笑いながら楽しめました。 非常にテンポもよく、だれる事もありません。 一つ残念だったのが最後が夢オチだった事です。 どう終わるか憶えていなかったので、期待していたので少し残念でした。 1時間強という短い時間も魅力的です。 [DVD(吹替)] 8点(2007-07-25 17:55:20) |
5. 不都合な真実
《ネタバレ》 普段観る映画とは違い、楽しみたいというより、どのような内容なのか観てみたいという思いで観ました。 講義とアル・ゴア自身の周りの事を描きながら終始進んでいきます。 環境の変化、人間が地球に及ぼしている影響、これからの予測など驚くことも多く、アル・ゴアの喋り方(英語なのでなんとなくですが...)も上手で、アニメーションなど交えながら飽きずに観られました。 地球に住む一人として、是非一度は観てみて欲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-25 17:35:53) |
6. [Focus]/フォーカス(1996)
最初退屈で20分程度続きますが、後半の衝撃を考えればそれすらも逆に良く思えました。 衝撃につぐ、衝撃でこういう方向に持っていくとは考ええていなかったため非常に驚きました。 カメラワーク・手取り感、敢えてしっかり撮っていないがいい。 ただ、山場のBGMはこの雰囲気でいくのであればいらなかったでしょう。 あくまで大衆向けではないですし、アイデア勝負の1回切りの映画だとは思いますが、 それに成功した映画好きな人なら是非観て欲しい作品!! 改めて感じましたが浅野忠信はすごい。 役者中の役者ですね。 浅野忠信じゃなければここまで面白くなっていなかったでしょう。 浅野忠信に+1点!! [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:25:07) |