47.《ネタバレ》 ドキュメンタリーをテレビで観てる様な錯覚を起こした。カメラアングルが本当の編集前の一人称アングルでリアル。浅野忠信はやはり若い頃から上手いですね。内容はあんま何もないけど、感心させられる作品でした。 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-09-09 19:45:36) |
46.知る限りトップクラスに低予算の映画ですが、脚本と演技力さえあればいくらもで面白くなると実感しました。 【Donatello】さん [DVD(邦画)] 8点(2017-07-20 16:54:32) |
45.《ネタバレ》 浅野さん、白井さんの演技力に尽きる映画でした。浅野さんの盗聴オタクの人物像も見事。もじもじしている気弱な姿はまさにそのもの。何よりも白井さんの演じた業界人。強引で押しつけがましく、口先だけ。取材対象を小馬鹿にしているような態度も真に迫っていました。ドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えるほど。低予算でも面白いものは作れるという証明でもあります。一見の価値がある映画です。 【kirie】さん [DVD(邦画)] 7点(2015-01-23 23:48:23) |
44.《ネタバレ》 盗聴マニアのテレビ取材から思わぬ殺人事件に。 その流れがとてもリアル。 前半ゆるくて飽きかけたところ、後半ぐいぐいと事件に引き込まれる。 取材のあつかましさにはイライラするし、浅野忠信のキレっぷりも見事。 カメラマンの傍観者目線は世間を皮肉っているようで不気味でシニカル。 【飛鳥】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2014-04-27 10:46:33) |
43.《ネタバレ》 カメラ視点なのが面白いですね、カメラさんは当事者なのに俯瞰して観ているようで不思議な感じです、無茶ふりとか、撮りなおしとかTV撮影ってめんどくさそうですね^^; 【ないとれいん】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-09-26 08:37:36) |
42.TVカメラが潜在的にもつ被写体に対する支配力・強制力をここまで分かりやすく描いた映画はないと思う。演技に対して集中力と瞬発力の求められる長回しのショットが多く、俳優の浅野忠信と白井晃は本物だなと思いました 【よいしょ】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-09-07 20:01:02) |
41.《ネタバレ》 いわゆる『オタク』という枠にカテゴライズされる人達っていうのは、普段スポットライトを浴びたことがないので、ふいにそういう機会に恵まれると、虚栄心や自尊心というものが本当に子供じみたかたちで現われることが多いんです。 そういった意味では、浅野さん演じる『金村』は、非常にリアルでかつ『ありがちな』オタクの、ひとつのモデルを見事に体現してくれていたとおもいます。それは手撮りの臨場感に更に拍車をかけることになり、見る人によっては一緒に車の中に乗っているような錯覚さえ覚えてしまうかもしれません。 個人的には白井さん演じるレポーターや、音声のヨーコさんもかなりリアルな演技をされていて、時折はいってくるカメラマンの声にいたってはもはや演技とは思えません。 日常から少しずつ非日常へと変化していく様子、そして一線を踏み越える瞬間まで不自然さを感じさせないストーリーも、単純ながら素晴らしいの一言。 一線を踏み越えてしまったあとからは、多少ありがちなサスペンスものなってしまいましたが、一線を越えるまでは、『いつ何が起こるかわからない』という不安感や緊張感を常に感じさせていて、見終わった後には徒労感と何とも言えない後味の悪さしか残りません。 冷静に考えれば、白井、おまえが一番悪いんだよって言いたくなる。 金村君とヨーコさんは、個人的には犠牲者にしか見えないです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-16 12:08:21) (良:2票) |
40.最初予備知識を全く入れずに見たため「あれ失敗したかな」なんて思っていましたがなんのその。後半の怒涛の展開には手に汗握るものがありました。浅野忠信の演技は素晴らしくてもう本物のオタクにしか見えませんし後半の切れっぷりのギャップも凄くてありえないです(笑)。こんなに凄い役者さんだったんだという事に気付かされました。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-23 23:08:51) |
39.《ネタバレ》 浅野忠信のオタクぶり、キレぶりがやはり見どころ(けど前半のやりとりは、観ていてかなりイラつく)。最後は自殺?点数低めにしようかと思いましたが、これブレアウィッチより前の作品なんですね・・・ということで+2点します。 【より】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-05-01 00:00:48) |
38.《ネタバレ》 「クルマ」が引き金になるのですね。部屋は見せられないが、むしろ取材して欲しかったんでしょう、彼の自慢のシルビア。さんざん、いい調子のレポーターに火薬詰め込みまくられたところで、宝物、足蹴にされたら発砲しますね。その後の取り乱す姿にピークを迎える浅野忠信は、そこに至るまで蓄積されていた分が解き放たれ、確かにすごかった。それに加えて、荒削りでかつ繊細なこの話を紡ぎ出した、当時若い脚本家であった新和男氏に+2点献上したい。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 9点(2010-04-11 08:35:19) (良:1票) |
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37.ただ浅野忠信が出てるので観てみました。内容は別に面白くありません。 ただ浅野忠信が出てただけでした。 【紫電】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-02-20 16:42:49) |
36.浅野忠信って生理的に好きじゃなかったけれど、たまたまテレビでやってたコレを見て、彼はスゴい役者だと感心した。彼の演技で本当のドキュメンタリーのようなリアル感が出たと思う。 【だみお】さん [地上波(邦画)] 8点(2010-01-10 01:27:49) |
【ホットチョコレート】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-27 10:20:53) |
34.《ネタバレ》 浅野忠信っていいな、と思ったのがこの映画だった。強引なテレビ局の取材に押され、「えー」とか照れ笑い浮かべつつ、ストレスがたまっていくオタク青年の役。このテレビのディレクターやった白井晃がまた傑作で、強引かつ傲慢、口ばかり達者で他人を素材としてしか見られなくなっている人種を、誇張のようなリアリズムのようなきわどい線で怪演。ドラマとしては、そのオタク青年がキレ、がらっと変わるところが見せ場で、まあ落語の「らくだ」とか、そう珍しい企みではないのだけれど、ここでカメラマンの存在がだんだん怖くなってくるところがこの映画のポイントだ。カメラマンはこのクルーの中心にいるんだけど、加害者にも被害者にもならず、中立的な安全地帯を確保し、ただただ見続けているの。いや、中立を装いつつ、常に加害者の側に立ってんだな。もちろんそれは我々視聴者のことでもあって、けっして当人は傷つかない。実体験よりテレビ映像のほうに、より本物らしさを感じるようになった我々の、内なる加害者をあぶり出す。画面を経由しないと生々しくならない世界って、かなり不気味だ。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-09 12:09:33) (良:2票) |
33.《ネタバレ》 当時、注目していた浅野忠信が出ているということで、予備知識もなく 映画館に観に行きました。 イメージしていた役柄と違い、そのギャップに驚いたのと なおかつあまりのおたくっぷりに、途中、浅野忠信ではなく素人が演じていると 思えるくらい、まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚を覚えました。 内容的にも最初のスローな展開から、中盤・後半にかけてどんどんスピード感・ 緊迫感が増してきて、衝撃的なラストで完全にこの映画に引き込まれました。 【N.Y.L.L】さん [映画館(邦画)] 9点(2008-08-08 23:41:29) |
32.アイディアと演技力の勝利。こういう映画大好きです。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-03 18:40:37) |
31.《ネタバレ》 映画なのにわずか70分ほどしかない短い映画。 前半20分ぐらいが退屈でだるいのだが、この部分が後ろに大きく利いてくる。 全編テレビカメラ目線という、ありそうでない映画。ストーリーはとてもシンプルだが、ドキュメンタリータッチな感じが迫ってきて、フィクションなのにノンフィクションのような錯覚を起こさせる。そのおけがで、急展開の流れに緊迫感がすごいついてくる。 後半で、突然立場がひっくり返り、ディレクターの岩井のしょうもなさがあらわになる。あの女の人のほうがよほど骨がある。 ラストには賛否ありそう。テレビを打ち抜くかなと思ったのだが。 長回しが多くて、撮るのは大変だっただろうな。あと、浅野さんの演技がホントうまかった。 【θ】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-07 23:09:23) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 浅野忠信出演作の中でも、観たかった映画ベスト5に入る作品だった。 ようやく今回、観る機会を持てた。 かなりマニアックな映画で、好みは間違いなく分かれるであろう作品。 ただ、73分という短めな上映時間の中で、無駄なシーンがほとんどなく、息つく間もなく、次々にシーンが進んでいく様は、観ている者を釘付けにすること間違いなしだ。 浅野忠信がオタクに扮し、切れているところはスゴイの一言であるが、一部、 「それは、ちょっとオタクのしゃべりじゃないだろ?」 と、個人的にはツッコミたい部分もあった。 ただ、それはほんの一部分でしかないし、後半、物静かなオタクから豹変し、全くキャラが変わってしまう辺りの演技は、「さすが浅野忠信」って感じだった。 あと、ディレクターの様な人から、しつこく質問を受けて、狼狽したり、困惑したり、怒ってみたり・・・と、この辺りの一見すると見過ごしてしまう様な、「絶妙かつ細かい演技」は、浅野忠信にしか出来ない、計算し尽されたレベルの高さを感じた。 しかし、「主人公の死で決着をつける典型的な映画」であるので、そういった映画が大嫌いな私にとっては、不向きな映画でもあった。 決して、他人に自信を持って推薦できる類いの映画ではないが、それとは逆に、「一度は観て欲しい邦画の異色作。」としてオススメしたい。 何より、浅野忠信の凄さが凝縮されている日本映画である。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2007-08-30 23:50:18) (良:1票) |
29.最初退屈で20分程度続きますが、後半の衝撃を考えればそれすらも逆に良く思えました。 衝撃につぐ、衝撃でこういう方向に持っていくとは考ええていなかったため非常に驚きました。 カメラワーク・手取り感、敢えてしっかり撮っていないがいい。 ただ、山場のBGMはこの雰囲気でいくのであればいらなかったでしょう。 あくまで大衆向けではないですし、アイデア勝負の1回切りの映画だとは思いますが、 それに成功した映画好きな人なら是非観て欲しい作品!! 改めて感じましたが浅野忠信はすごい。 役者中の役者ですね。 浅野忠信じゃなければここまで面白くなっていなかったでしょう。 浅野忠信に+1点!! 【コショリン】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-07-25 17:25:07) |
28.《ネタバレ》 拳銃ぶっ放して逃走した場面までは良かったけど、 部屋に戻りエッチを強要している場面で一気に興ざめ。 あんなんでしゃべらなくなるとは思えない。 逆にしゃべる可能性が高くなるかもと思う。 百歩譲って、あれでしゃべらなくなるとしても、・・・・じゃカメラマンは? という疑問が・・・ |