1. フェイク
《ネタバレ》 ちょっと期待しすぎました。アル・パチーノの情けない役が個人的にはあんまりです。ストーリー自体は、特にどうってことはないものの、そこそこ長い映画ながら、最後まで引き込まれる展開になっていて面白かったです。後は、裏切り者を始末するバイオレンスシーンは良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-11-20 01:15:37) |
2. ファイナル・デッドコースター
《ネタバレ》 メアリー・エリザベス・ウィンステッド見たさで借りました。だから内容はこんなもんで別にいいです。一応1、2作目も観てますが、トニー・トッドは声だけになってしまったんですね。今回はドライブインのハンバーガーショップでのショックシーンが一番良かった。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 12:43:25) |
3. ブラッド・シンプル ザ・スリラー
脚本が良く出来ていて、最後まで物語に引き込まれます。デビュー作ですでにスタイルが確立されていて凄いです。とにかく面白い。 [DVD(字幕)] 7点(2010-11-11 12:19:12) |
4. ファーゴ
《ネタバレ》 予備知識0で観たので、衝撃的でした。脚本も面白いし、登場人物の描き方も素晴らしいですが、警官を撃ち殺した後目撃者も追いかけて殺すシーン。もうとにかくここが最高です。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2010-11-11 12:12:46) |
5. BROTHER
多少脚本に無理がある気もしますが、普通に面白いです。安心して何度も観られる映画です。切腹やエンコ詰めのシーンも素人の人間には怖くて良いです。 [DVD(邦画)] 7点(2010-11-08 00:41:39) |
6. プライベート・ライアン
《ネタバレ》 「正義の味方の主人公(と仲間達)が、悪者(もしくはモンスターや自然災害など)をやっつける。途中でストーリーの都合で脇役達が何人か死ぬけど、とりあえず主人公が勝ってハッピーエンド。」多くのハリウッド映画がそんなストーリーばっかりだけど、本作は違うと思う。主人公が任務を遂行しようとするのは単純にライアンを助けようとする正義感からではないし、仲間達は一人を助ける為に仲間が死ぬことに不満をこぼす。本作のいわゆる悪者にあたるドイツ兵達は、ある者は捕虜になれば必死で命乞いをし、ある者は火炎放射器で無残に焼かれたり、ライフルで頭が吹っ飛ばされ、名もない脇役達も、身体はバラバラになり、内臓を出しながら、「ママ、ママ。」と叫びながら死んでいく。そして最後、死ぬ前に主人公は、自分と、大切な部下を犠牲にして助けたライアンに「生きろ」と言う。それらの描写や、主人公達が死んだ兵士のドッグタグを粗末に扱うシーンや、主人公が過去に死んだ部下達の話をするシーンなど、この映画は単純に戦争批判というよりは、脇役や悪役を感情のないゴミのように殺して、能天気にハッピーエンドという、多くのハリウッドの超大作への皮肉や批判のような気がします。(深読み?)ハリウッド映画でそのように死んでいく悪者や脇役に、なんだかスッキリしなかった(別にそういう映画が嫌いではない)僕は、脇役や悪者の死にもスポットライトを当てたこの映画にそんなメッセージを感じたので、その点に好感が持てたのと、単純に娯楽映画として観ても、さすがはスピルバーグと思わせる、長さを感じさせない傑作だと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2010-07-14 04:44:01)(良:2票) |