Menu
 > レビュワー
 > スノーモンキー さんの口コミ一覧
スノーモンキーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 最近になり、やっと映画鑑賞に時間がさけるようになってきたので活動再開していきます。自分は記憶力が悪く、映画を観ても内容をすぐ忘れてしまうので、できるだけレビューを残していきたいと思います。基本書くことは苦手ですので、大したレビューは書けませんがよろしくお願いします。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  不安 《ネタバレ》 
ワグナーの不倫をきっかけに、周辺に鳴り響く不協和音。サスペンス映画さながらの緊張感漂う演出に、手に汗握りながら鑑賞しました。浮気をされた旦那が裏でいろいろ画策するのだが、その姿が女々しい。実際、ロベルト・ロッセリーニとイングリッド・バークマンは不倫関係にあり、当時世間を賑わせていたとのこと。そんな中、このコンビでの不倫映画。撮る方も撮る方だが、毅然と演じたバークマンの根性も凄い。大女優たる由縁ですね。この映画観てしまうと、小室哲哉と華原朋美の共演も、一青窈の他人の関係のカバーも、たいしてインパクトないわ(笑) バークマンの浮気相手をシュルツが、「あんなくだらない男」「あいつはペテン師」と罵る場面があるが、ロッセリーニの自分に対する戒めなのだろうか?最後、自殺を思い止まり、愛する子供のため生きる選択をしてくれて良かったです。乳母がバークマンの頭を撫でながら、「私をお母さんだと思って。」「過ちは犯しても早く気づけばいいの。」「子供たちはあなたが必要よ。」との言葉。とても温かい気持ちになりました。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-12 01:51:54)
2.  豚と軍艦 《ネタバレ》 
とてもエネルギッシュな映画でした。まさにバカヤローな男どものドタバタ喜劇。とにかく、この映画の中の「男」に何一つ魅力を感じません。弱いものから金をせしめる。妊娠した彼女を簡単に中絶させる。引っ掛けた女を米兵に受け渡す。親分と慕われている銀次でさえ、胃潰瘍を末期がんと勘違いしノイローゼになる始末。これまでの日本映画のヤクザ像とは一線を画しており、高倉健の任侠映画の真逆を行っています。この男どもの末路も哀れで、自分の育てた豚に踏み殺され、ある者は便所の汚水に顔をうずめて死んでいきました。オーバーアクト気味な演技もなかなか面白かった。加藤武のいかれた演技、言動は異彩を放っていました。また、若干17歳の吉村実子の体を張った演技も凄い。吉高由里子の蛇にピアスの演技なんてまだまだ。若者の有り余るエネルギーが、全てマイナスの方向に放出してしまいました。普通なら陰湿な映画になってしまうところを、喜劇にしてしまう今村監督は凄い。まさに日本版ヌーヴェルヴァーグ!
[DVD(邦画)] 8点(2015-01-07 22:27:14)(良:1票)
3.  ふしぎな岬の物語 《ネタバレ》 
吉永小百合さんが初めて自らプロデュースした作品。また、先日亡くなられた米倉斉加年さんの遺作でもあります。前半は永遠のヒロイン、吉永小百合節が炸裂しています。岬カフェの店主である柏木悦子の入れるコーヒーを飲みに医師や牧師、遠くからはるばるやってきた親子など様々な人たちが集まります。悦子は一杯のコーヒーに、目いっぱいの愛情を注ぎこみます。「美味しくなーれ!美味しくなーれ!」とジャムおじさんもびっくりな愛の魔法をかけたコーヒーは、みんなの心を掴みます。深夜、店に侵入してきた泥棒にまでコーヒーをご馳走し人生これからだと諭します。気持ちの悪いほどに優しく温かい悦子は聖母のようだ。みんなが昔から憧れてきた吉永小百合像がそこにはありました。後半は展開が一変します。30年来の親友である不動産会社に勤めるタニさんがこの地を離れることになります。漁師の徳さんの死も重なり、心にポッカリ穴が開き塞ぎがちになってしまいます。実は愛をもらっていたのは悦子の方だったのです。甥である浩司から想いを寄せられていることに気がつき、戸惑うシーンなど過激な描写もみられるようになります。クライマックス、台所から出火し炎が燃え広がるが一点を見つめ微動だにしません。有りがちなシーンではあるが、印象には残りました。その後、募金によって岬カフェは再建されます。要するにこの映画は、人間というのは支えあい助け合わなければ生きていけないのだ。愛って大事だよね。という典型的なヒューマニズム映画である。私は映画の内容よりも吉永小百合という女優の奥深さを知れたことが大きかった。いつまでも綺麗で優しいイメージの裏には、映画全盛期を生きてきて数多くの映画に出演しその数だけ苦労もしています。その陰の部分を隠すことなく、この映画の中でさらけだしてくれたことが嬉しかったです。
[映画館(邦画)] 6点(2014-12-26 00:27:12)
4.  ブリキの太鼓 《ネタバレ》 
醜い大人の世界に嫌気の差したオスカル少年は、3才で成長を止めてしまう。その原因を、階段から落ちて頭を打ったせいだと画策する辺りの凄さ。いかに幼少期に辛酸を舐めてきたかが分かります。大声でガラスを割る特技。これは醜い大人に対する怒りなのでしょう。オスカル少年は精神年齢だけは成長していき、次第に性にも目覚めていきます。住み込みで働くこととなった16歳のマリアとのベットシーンに絶句。3才のオスカル少年役のダーヴィット・ベネント(13)にあそこまでさせてしまうとは、さすがなんでも見せちゃうドイツ映画。日本じゃ絶対公開できませんね。芸術に対し寛容なドイツがちょっと羨ましいです。冒頭の芋畑のばあさんが妊娠するシーンから終始、クセのある演出が続いていきます。邪魔者が消えた後、再び成長を始めるオスカル少年。次世代の子供達に何を伝えていくのでしょうか?
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-09 00:31:14)
5.  フル・モンティ 《ネタバレ》 
失業中でお金に困った6人の男達が繰り広げる痛快コメディー。男のストリップショーに女性客が殺到していることを知ったガズは、自分達もストリップショーを開いて金儲けすることを計画。友達や上司とオーディションを開きメンバーを募る。イチモツの大きさだけで合格させたのには大笑い。何とかメンバーを集めるが、練習中に警察に連れて行かれたり、持っていた紐パンを見つかり浮気を疑われたり紆余曲折を乗り越え開催にこぎつける。草臥れたおじさんたちはドナ・サマーの音楽が流れた瞬間、スイッチが入り男の顔に。最後まで躊躇していたガズも息子に背中を押され舞台へ。全てを失った男達に怖いものなどなかった。堂々としたダンスと脱ぎっぷりに、いつの間にか見入ってしまった。カッコいい!カッコよすぎるぞ!ラストシーン、観客に帽子を投げ、ついに素っ裸に。そこで画面が静止してエンド。「明日へ向かって撃て」の如き潔さだ!バス男と並んでとても印象に残るダンスシーンでした。最近、元気のない方はどうぞこの映画をご覧ください。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-07 23:56:21)
000.00%
111.49%
234.48%
334.48%
457.46%
545.97%
668.96%
71928.36%
81623.88%
9913.43%
1011.49%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS