1. ブラックホーク・ダウン
プライベートライアンに続く、それらしい戦争映画って感じ。最近の戦争物(戦争自体を描くもの)はこのあたりに尽きるのでは?。私情をはさまない表現はやはりシンレッドライン、プライベート・・からの流れではないだろうか。ヒーローはいないってところがわかりやすい。キリングフィールド、プラトーンなどの80年代後半~90年代前半のものより注釈を少なくしている映画だと思う。フルメタルジャケットほど”創作された”冷徹さの中で感情を殺したものでもない。主人公たちの状況を日常としてとらえた感じ。プライベート・・では、「戦争は悲惨だ!」と感じたが、この映画では「この状況はいったい何なんだ!」。 9点(2002-11-30 23:28:06) |