21. ベティ・サイズモア
ベティがソープ・オペラのハンサム医師に恋するが如く、モーガン・フリーマンもイメージの世界でベティに恋をしていく。ファンタジーな要素を巧みに現実世界に取り込んだストーリーは、カンヌの脚本賞受賞も納得できます。レニー・ゼルウィガーは何とも形容しがたく魅力的ですが、クリス・ロックのエディ・マーフィーから続く新鮮味のないコメディ・クラブ演技が鼻についてマイナス(面もクリス・タッカーにそっくり)。女性向けのライト・コメディかと思いきや、最初から最後まで結構血を見る映画なので注意が必要。楽しませてもらったけど、私的には惜しくも6点献上。 6点(2001-12-06 22:59:57) |
22. 平成狸合戦ぽんぽこ
いやあ、皆さんホント真剣にこの映画観てますねぇ。初見時はそんなに環境保護!っていう風には受け取りませんでしたけど…。どっちかと言えば時代に翻弄され伝統にしがみつきながらも結局は時代の流れに逆らえず、しかしそれでも細々と生きていくという、ペーソス溢れる小市民的世界が描かれていたという印象です。要するにつまらない話ってこと。なんでわざわざアニメで夢も希望もないこんなつまらない話を展開しようと思うかなぁ? 根本的にアニメーションの意味を解ってないんじゃないの、という感じです。観て損した感は否めませんので、3点献上。 3点(2001-12-06 22:54:52) |
23. ペット・セメタリー(1989)
愛の前では理性は無力になる。故に繰り返される悲劇。人間とはかくも弱いものなのかを切々と訴えるホラー映画(?)。でも好みではありませんので5点献上。 5点(2001-10-04 12:57:12) |
24. 北京原人 Who are you?
マンモス暴走シーン、無理矢理で好きです。何で我が国には全編無理矢理で作っちゃう勢いがないかなぁ。全編マンモス暴走シーン並みの無理矢理さがあったら、もう少し別の意味で評価してあげられるのに…。哀れなので1点献上。 1点(2001-10-04 12:53:27)(笑:2票) |
25. ベスト・キッド(1984)
【イマジン】さんの仰る通り。しかし、ラストの「鶴の型(だっけ?)」の一蹴りで勝負がついちゃうのはマンガみたい。ところでパット・モリタの柏手掌擦りはどの程度効果があるのでしょうか? ということで6点献上。 6点(2001-10-03 16:04:54) |
26. ベイブ
不覚にもこんな子供だましのぬいぐるみ映画に感動してしまいました。努力と可能性を信じさせる内容はすばらしい。実写、アニマトロニクス、CGを自然に組み合わせたVFXもすばらしい。おとぎ話を見事に実写化した製作者に7点献上。 7点(2001-10-03 16:01:03) |
27. ベン・ハー(1959)
CGだらけの「グラディエーター」と比べると、騎馬競争のシーンは超ド迫力。セットとスタントの実写映像でこれだけのことが出来るんだからすごい(今はもちろんCGの方が安くつくでしょう)。映像、音響とも当時の最先端の技術を結集して作った一大娯楽叙事詩。「グラディエーター」にオスカーあげるんだから、これに11個あげてもおかしくはない。私も9点献上します。 9点(2001-08-01 18:44:23) |
28. ペギー・スーの結婚
これって、中年が高校生役をやってるんじゃなくって、「天国から来たチャンピオン」風に、タイムスリップしようが他人に乗り移ろうが、観客には「同じ」に見えるっていう設定じゃないのかなぁ(だって特別若メイクもしてなかったもん)。そこを狙ってると思うんだけど…。誰でも一度は「もう一度人生をやり直せたら」と思う部分を、「昔の自分に乗り移る」という形で見せてくれたのはアイディアだと思います。しかしコッポラだったんだよね、監督…。映画としては並ってことで6点献上。 6点(2001-07-26 10:25:22) |
29. ベスト・フレンズ・ウェディング
え~、ある意味この映画では、キャメロン・ディアスよりジュリア・ロバーツの方が魅力的に見えたけどなぁ。結局ジュリアの悲恋っていうのがストーリー的にも良いと思います(でもジュリア意地張りすぎ!)。しかし、どんなにくだらなくても私にとってこのジャンルの第一位はウェディング・シンガーです。ってことで6点献上。 6点(2001-07-08 10:57:25) |
30. ベティ・ブルー/愛と激情の日々
理解を越えた「愛」の物語(果たして愛か?も解らん)。唐突に始まり唐突に終わる。確かに激しく互いを求め合う男女の話だけど、ベティは文字通り狂っちゃってるし、ゾルグも後半はだいぶイッちゃってる。どうしてこうなるの? 純粋だから…なんて理由じゃ納得できない。従って1点しか献上できない。 1点(2001-07-02 14:04:01) |