1. ペーパー・ムーン
《ネタバレ》 むかし、「丸の内ピカデリー」でロードショーを鑑賞しました。広告が上手だったのか、見る前から歴史に残る大傑作の予感が漂っていましたが、期待に違わぬ素晴らしい作品でした。あえて白黒作品にしたことがねらい通りの効果をあげています。テータム・オニールがパーフェクトです。できれば、劇中でライアン・オニールとツーショットでお月様の上に乗って写真を撮って欲しかったです。 [映画館(字幕)] 10点(2012-09-02 21:20:30) |
2. ベニスに死す
《ネタバレ》 多感な十代に劇場で見ました。タッジオの美しさに魅せられました。映画の終わり近くまで女の子だと思っていました。ダーク・ボガートの心境は正直なところよくわかっていなかったと思います。けれど、胸かき乱される思いがしました。美しい映像が心に残っています。名作ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2009-02-02 00:45:01) |
3. ベン
《ネタバレ》 「ウイラード」の続編です。私は多感な幼少のみぎりに本作から鑑賞することとなりました。そのせいか、病弱な主人公に思いっきり感情移入し、いたく感動した覚えがあります。まずまず良くできた作品で、マイケル・ジャクソンの主題曲も良いです。ベンは少年と仲良しですが、明晰な頭脳を持つスーパー・ラットで、人間にとって脅威的な存在です。単なる動物パニックものではなく、ちょっと考えさせられるものがあります。見る順番としては、やはり1971年の前作から鑑賞されることをお勧めします。 [地上波(吹替)] 6点(2008-02-16 22:34:25) |
4. ペイルライダー
西部劇ファンならぜひ見ておきましょう。水準は超えていて、面白いです。イーストウッドのガンマンって、結局みんな同じ演技なんですよね。でも、それで良いと思います。 彼の強さ、格好良さを堪能しましょう。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-01 00:12:26) |
5. ベン・ハー(1959)
《ネタバレ》 これはイエス・キリストの物語です。子供の頃に見て、深い感銘を受けました。ジュダの手から、キリストにせめて一口の水を最後に飲ませてあげたかったと思いました。いつか自分の子供達を劇場へ連れて行く日が来るでしょうか。畏敬の念を覚える名作です。ウィリアム・ワイラーが「ローマの休日」、「大いなる西部」、「おしゃれ泥棒」の監督と後に知り、たいへんに驚いたものです。それぞれの作品ごとに、全く異なる種類の深い感動を与えてくれた名監督と思います。 [映画館(字幕)] 10点(2007-01-13 20:44:51)(良:1票) |