1. 北京的西瓜
大人数で喋る時のライブ感、性格破綻者とも思える主人公のベンガル、終盤の突然の映画の破綻、それらすべてが圧倒的な迫力でもって訴えかけてくる。映画的快感に酔いしれることのできる、大林映画の傑作。 [DVD(邦画)] 8点(2010-03-29 08:06:46) |
2. BABY BABY BABY! ベイビィ ベイビィ ベイビィ!
「なんと!一夜の過ちで妊娠してしまったキャリアウーマン妊婦と4人目を産む予定のベテラン妊婦とバンドやってる10代妊婦と秘密で産まないといけないセレブ妊婦とベトナム人の無名妊婦と避妊治療している夫婦が出てくるという映画なんだよ。すごい面白いだろガッハッハッハ!」……そんな映画でした。 [映画館(邦画)] 1点(2009-06-04 21:42:23) |
3. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
何をいいたいんだかよくわからず原作を読んでみたら、原作は非常に面白かった。原作ではちゃんとでかい図体で生まれ、生まれた時からジジイらしく喋るのだ。そして、この設定自体がハチャメチャですということを十分わかっていて、ここそこにユーモアのあふれる内容となっている。これなら面白い映画になったろうに…。原作のエッセンスをすくい取らず、表面的な「若返る」だけの話になってしまったこの映画には、肝心なことが描けていない。そう思った。 また、ハリケーンの要素も蛇足だ。 [映画館(字幕)] 3点(2009-03-13 00:03:52) |
4. ペネロピ
豚鼻で生まれた、つまり運命というか宿命というかそういうものからどうやって逃れるか、というのがテーマだったはずなのに、いつの間にか一人の女の子のコンプレックスの話にすり替わってしまう。この一貫性がないところが、この作品がもっともダメなところ。あと、豚鼻状態がもっと醜くないと意味がないと思う。どっちかというと人間になる前の方が可愛かったんじゃない?と思ってしまった(笑) [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-02-26 13:50:59)(良:1票) |
5. ベオウルフ/呪われし勇者
かつて『ジュラシック・パーク』や『トイ・ストーリー』はCGの限りない可能性を感じさせてくれたが、これは逆にCGの限界を知らしめるかのような作品だった。一体何をしたかったんだろうか。褒めるとすれば、生身の役者がいかに素晴らしいものか改めて感じさせてくれたことだろう。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2009-02-25 04:14:53) |