1. ペーパー・ムーン
親子の事実の曖昧さが二人の距離感として表れて、良い感じにドラマを作っている。 子役がこれほどハマっている映画は今までに見たことが無いほどで、序盤のアディの可笑しさから作品に惹きこまれました。 残念に思ったのはエンディングで、あれほど愛着が湧いた親子だったのに、これからハッピーに生きていけるような未来を全く想起できませんでした。時代も国も色々が大きく違うということで価値観の問題もあるでしょうが、父親と出会うまでのアディの不遇をもう少し描いてくれていたら救いがあったのにという感想が残りました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-03 23:46:49) |
2. ベイブ
子供の頃に見ていたらどう感じただろうと考えてしまうほどの、面白く優しく教育的な面もある作品。 特にめえめえと鳴く理性的な羊が好きで、ベイブに言われトコトコと集団で移動する様は可愛くコミカルで笑ってしまう。 灰汁の強いアヒルの出番がそれなりに少ないのも良かったのかも。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-07 18:38:46) |
3. ペコロスの母に会いに行く
笑いあり涙ありの良作。最後には赤木春江演じるお婆ちゃんが可愛らしく感じました。 私事ですが、最近自分が「他者に不寛容な人間」であると感じることが多い。そんな時分に見たので、いろいろと考えさせられました。 誰もが自分の歴史を持っている。良いことも嫌なこと辛いこともあっただろう。それを経て人は年老いて存する。そして人生の終盤になっても、表面的にはどう振る舞おうと、色々なことを感じている。それを少しだけでも気に掛けることで、少しだけでも寛容になれる優しくなれる気がした。 印象に残るのが分かりやすい感情移入しやすい回想シーン。使い方が巧みでした。 [地上波(邦画)] 8点(2017-01-18 00:09:45) |
4. ベン・ハー(1959)
まさに大作!囚人が舟を漕ぐ迫力!さらに競馬はそれを凌ぐド迫力!!(多少のチープさはあります) この映画が1959年にできたものだとは信じられない。古臭さを感じない。長さを感じない。本当に凄いですよ! [地上波(吹替)] 7点(2016-11-30 18:07:16) |
5. ヘヴン
《ネタバレ》 一連の事件について道徳的に許されることは無いですが、フィリッパは悪人ではなく罪悪の意識も痛いほど伝わってきました。そんな彼女が純粋な愛で救われる様子は自然で美しかったです。またこの作品は視覚的にも美しく、特にイタリアの田舎に入ってからはそれこそ天国に近づいたかのような不安感からの解放を味あわせてくれました。ただもう少し不幸な彼女を演出すれば道徳的に受け入れやすいものになったのかもしれないと思いました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-29 00:01:17) |
6. ペイバック
オープニングの音楽とポーターの吹き替えの声がカッコよくて印象に残ってる。ハードボイルド良いですね。 [地上波(吹替)] 6点(2011-04-17 23:51:42) |
7. ヘアスプレー(2007)
ミュージカル映画は好きなんですがちょっと長く感じました。あれだけはじけて踊っていたら差別とかどうでもよくなりますね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-03-31 16:05:28) |