1. ぼくの伯父さんの休暇
海岸でのバカンス風景が綴られています。個々人のストーリー無く寒過ぎるギャグが延々垂れ流されてウンザリ。 下品ではなかった。10歳の時に家族親戚揃って曽々木海岸で遊んだ記憶が蘇った。それぞれ1点ずつ。 [DVD(字幕)] 2点(2024-01-28 13:49:02) |
2. 僕の彼女はどこ?
《ネタバレ》 富豪フルトン爺さんの善意からの行為がブレイズデル一家にとってあぶく銭身につかずとなる物語。奥さんを筆頭に単純というか分かりやすい登場人物の中でMIPはおしゃまなロベルタ。爺さんとの掛け合いは絶品であちらこちらでリプレイタイム。ジェームズ・ディーンに似てると思ったのがその人だったというのに1000へぇ。冒頭ミュージカルシーンでの「うわぁ、あ痛たたた~」は杞憂だった監督の遊び心を感じました。辛気臭さのカケラもない小粋でお茶目でカラリとした味わい深い秀作です。 [DVD(字幕)] 8点(2022-07-19 02:24:04) |
3. ボーン・イエスタデイ(1950)
1993年版が本作を忠実にリメイクしていることが分かります。演者の比較になるのですが、軍配はリメイク版に。とりわけジュディ・ホリディがオスカー受賞というのに「これで? 何で?」が無限大。 [DVD(字幕)] 5点(2022-06-16 00:49:02) |
4. 歩兵の前進
リチャード・アッテンボロー目当ての鑑賞。要領よくしたたかに立ち回るところに加えてシャープな顔立ち男前にまずまず満足。以外は抑揚無い展開の笑えないコメディで、期待外れ度合いが年に一度あるかないかの甚だしさ。デニス・プライス、イアン・バネンとクリストファー・リー(驚)の出演場面を一応再確認。軍隊・公務員への皮肉な視線はタイトルロールだけだったという思わせぶりが呆れる愚作です。 [DVD(字幕)] 2点(2021-07-01 16:29:59) |
5. ホブスンの婿選び
お金と時間を湯水のように使う超大作監督の小品は、小粋でカラリとした物語で流石のクオリティ。チャールズ・ロートン通常運転の名演でもってこれ以上ない程の憎まれ口での暴君ぶりを見せる父親に笑わされ、彼と彼の長女に腰が引けながらも徐々に男らしさを増してゆくジョン・ミルズの好演にも魅入りました。後味も爽やかな秀作です。 [DVD(字幕)] 8点(2021-03-19 03:10:19) |
6. ボディ・スナッチャー/恐怖の街
豆みたいなのが出て来た以降は緊張が薄れ退屈でした。乗っ取られるのはその人の心というのに、愛情や気遣い無き者達の世界は怖いです。共産主義云々をテーマとするなら、赤狩りでの多くの人を泣かせた米国も似たようなものでしょう。白けます。 [DVD(字幕)] 6点(2020-09-24 02:24:04) |
7. 誇り高き男
初見。何十年ぶりかで聞いた母が大好きな口笛の曲はやはり名曲で染み入りました。お目当てロバート・ライアンの正義に於けるご都合主義を全否定する孤高の保安官は素敵だったのですが、盛り上がりに欠ける物語が彼とも名曲とも釣り合わず何とも歯痒く残念です。 [DVD(字幕)] 6点(2019-02-12 00:01:16) |
8. 北北西に進路を取れ
《ネタバレ》 初見。以前からこの日に鑑賞を予定していた本作。ジェームズ・メイソンが振り撒く悪のオーラに浸り切りたい! ケーリー・グラントを手玉にとって最後は華を持たせて滅び行くお姿に身悶えるで! 満を持しての鑑賞でした。 エレガントで親玉としての威厳はあるけれど怖さが足りない。そして何と言ってもエバ・マリー・セイントに本気で惚れているところが求めたものと違っていました。ただ、その胸中があからさまでなく滲み出る表現は天下一品、唯一無二。また、マーティン・ランドーを殴りつける件(プラス1点)に親分子分以上の共依存関係を感じとれました。 ラシュモア山でジェームズ・メイソンがケーリー・グラントの手を踏み躙るシーンが観れなかったのにガックリしているところへ放たれた捨て台詞。「そりゃあ、ないわ、何ちゅう演出ですねん、ヒッチさん」 微妙というか物足りなさで歯痒く別の意味で身悶えました。 ジェームズ・メイソン以外では、タイトルバック及び音楽の鋭い切れ味が印象深く、トータルで判断して娯楽作品の一級品と言えます。 [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-01 20:26:09) |
9. 本日休診
三雲先生の利他の精神はまさに神対応。ほのぼのとした雰囲気の中に垣間見る世相、価値観がほろ苦い。 [DVD(邦画)] 7点(2017-02-27 00:48:57) |