1. ポセイドン(2006)
未だに海洋パニックアクションの決定版という評価を受け続ける名作『ポセイドンアドベンチャー(以下ポセアベ)』。今見ても全く色褪せないこの映画をリメイクしようとは、如何にハリウッドのネタ不足が深刻なのか、それが伺える。比較すればキリが無い程オリジナル・ポセアベに劣る今作だが、単品としてはそれなりに観れるレベル。まず98分という短さが良い(ちなみにオリジナル・ポセアベも120分を切っている)。人間ドラマを削り、徹底的にアクションシーンにこだわった演出にはペーターゼン監督も思いきった采配だなと関心する次第。しかし観終わって印象に残ったのはエミー・ロッサムの谷間とカート・ラッセルの○○シーンのみとは・・・。 [映画館(字幕)] 5点(2006-06-04 23:09:51) |