1. マンディンゴ
奴隷制度を題材にした作品。設定に妙味があり、奥の深い人間ドラマを期待させるも、 ドラマチックな展開はいっさいなく、かなり現実的でショッキングな内容の映画だった。 奴隷側の主人である貴族側視点ということで、とにかく辛辣でリアルな描写がひたすら続く。 人種差別というテーマを、押しつけがましくなく描いているという点では評価したいのだが・・・。 基本的に鑑賞者に問題提起を促すような作品なのかも。 [DVD(字幕)] 5点(2012-08-28 03:33:58)(良:1票) |
2. マラソン マン
ダスティン・ホフマン主演の、巻き込まれ型サスペンス。 マラソンが得意技という、何とも地味な主人公のキャラ設定だが、 それだけ感情移入はしやすいのかな。ダスティンが普通っぽくて、本作では一応ハマリ役。 演出映像はあまりよくないけど、ハードなシーンもあって、それなりには楽しめるかと。 適役のボスキャラは、ちょっと陳腐だった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-09-21 06:49:48) |
3. マンハッタン
ニューヨークのマンハッタンを舞台にした、ウディ・アレン監督、主演作品。 ストーリーは別にどうってことなくて、とにかくセリフが異様に多い。 その会話の内容がまた独特で、インテリっぽいのか、お洒落なのか、ユーモアがあるのか、 自分にはよく理解できなかった。わかる人には、これが面白いんだろうね。 特筆すべきは演出と音楽。この年代の映画はとにかく演出のヘボいものが多いのだが、 こちらはかなりハイレベルで、マンハッタンの街並が美しく撮られており、 全編モノクロの映像が秀逸な効果を与えていた。音楽も非常に良かったのだが、 ラストの主人公の行動だけは頂けない。ここだけやたら人間臭いのはちょっと・・・。 全体的には、ジャズが似合いそうな雰囲気のある映画だった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-12 06:50:48) |
4. マジック
アンソニー・ホプキンス主演のサイコスリラー。 飛び上がって驚くような派手なシーンはなかったけど、腹話術の人形を使い、人間の心の奥底に潜む狂気をじわりじわりと描いたシナリオが印象的な作品だった。 見所はやはりホプキンス。神経過敏な主人公役を見事に演じきっており、まさに"役者さん"という言葉がぴったりの演者ぶり。 地味ながらもお薦めの佳作。 [DVD(字幕)] 5点(2011-08-05 19:42:23) |
5. マッドマックス
公開当時にかなり話題になった、バイオレンス・アクション映画。 単純明快、一本の筋に沿ってお話が進むので、非常に取っつき易いし判り易い。 出演俳優達も個性があって良かったんだけど、制作費がなかったせいか、 近未来という設定は今一つピンとこなかった。メルやマシンは、確かにカッコいい。 [地上波(吹替)] 5点(2011-07-25 06:10:21) |
6. マジンガーZ対デビルマン
タイトルからして、二大ヒーローが戦うのか! と子供心に期待したんだけど、 よくよく考えてみたら、 そんな内容で話の収拾がつくはずもなかった。 このときの自分は完全にデビルマン派だったが、 主役はあくまでマジンガーZ。 かなりがっかりして映画館を後にした記憶があり、 これでアニメからは完全に卒業することになった。 個人的には思い出の作品ではある。 [映画館(邦画)] 3点(2011-07-08 02:54:30) |