21. マンダレイ
間延びしている観は否めず。しかしなぜパパが到着前に行ってしまったのだろう。時計の時間を決めるとこが伏線かと思ったが、5分前ならまだ大丈夫なはず…。 他にもバートも良くわからん伏線だったし、消化不良です。しかし凄いのはこのストーリーの切り口。上手い。一つのパラダイムから抜け出すことは難しく、突然の変化には誰もついていけない。大切なことはパラダイムの本質の理解なのです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-22 18:03:46) |
22. マルコヴィッチの穴
大好き。 [DVD(字幕)] 6点(2009-06-30 01:21:36) |
23. マルタのやさしい刺繍
村人がランジェリーに対して寛容になるその一瞬がどうもわからなくて、説得力に欠ける。特に誉めるところもけなすところもない。老人ものとしても凡作。 [DVD(字幕)] 5点(2013-02-08 12:05:04) |
24. マイ・フェア・レディ
皮肉に満ちた演劇。だが成功しているとは言いがたい。 [DVD(字幕)] 5点(2011-04-06 10:52:38) |
25. マン・オン・ワイヤー
《ネタバレ》 良い点は、とりあえずすげーってなる点と、彼らの執念が伝わってくる点。そしてその空前絶後の離れ業の後の何とも言えない虚無感です。特にフィリップの友人の涙や「友情が終わった」という台詞、元恋人の愛がそこで終わったという発言は、なんだか寂しさを感じました。悪い点は、フィリップのただの自慢にしか聞こえない点。再現映像が多すぎて、実際の映像がほとんど無く、ドキュメンタリーというよりはテレビ番組っぽいという点。前者は、フィリップの自己顕示欲があからさまに示されるので若干の不快感を催すほどです。フィリップのオーバーリアクションと誇張した表現は信用性に欠け、綱渡り後に「有名になった」ことで有頂天になったとの発言はそれに拍車をかけます。しかしそれと対照的に、彼の友人達は至って冷静に語ります。特にジャン・ルイは偉業の瞬間を語りながら涙し、本作品のクライマックスと言えます。しかしあれほどcrazyな人間でなければ到底あんなことはできないでしょう。目を輝かせながら語るフィリップは子供のようです。綱渡りシーンは確かに美しいが、もっと観せなければこの映画の価値は半減します。この映画が一体何を見せたかったのかが分かりませんでした。それは少なくともフィリップの自慢話ではないはずです。アカデミー賞受賞も、(明示は全くしていませんが )9.11を否応なく想像させる「うまい」題材だったからなのではないか、と邪推してしまうのは私だけでしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2010-08-07 00:54:01) |
26. マンマ・ミーア!
設定はなるほど、と思わせますがストーリーと歌はいまいち。腑に落ちない部分が多く、カタルシスは皆無。へぇーって感じ。暇つぶし映画。でも暇つぶしにしては良質、という程度。 [DVD(字幕)] 4点(2010-06-27 01:21:38) |
27. 舞妓Haaaan!!!
なぜこれほどの役者陣をそろえて(そして演技はまったく悪くないのにも関わらず)、これほどつまらないのか。当然脚本と監督が悪い。全てが思いつきとノリによって構成されており、全体を貫く構想が無い。逆にいえば、首尾一貫した思想がなければ個々の要素はギャグであろうがシリアスなシーンだろうがバラバラになるし、ただの思いつきにしか見えない。近年稀に見るひどい映画だった。 [DVD(邦画)] 1点(2011-05-11 05:17:18)(良:1票) |