1. マイアミ・バイス
やはりあまりに平和な日常を謳歌し過ぎているせいなのか、人が撃たれるシーンは胸が痛くなります。特に額とか撃たれたりなんかしたら、僕の額までズキズキするんですよ。実は今、これを書きながらも思い出して額がムズ痒い…と言いつつ楽しんでいる自身を見出したりもするから我ながらM属性ありかな?と不安になったりもして…。さて、この映画、予備知識全く無しの状態での鑑賞でしたが、思ったよりも楽しく見れました。しかし、心の底から面白かった!と思えないのは、多分登場人物の「笑い顔」が極端に少なかったからではないかと(っうか思いだせんし)。みんな真顔です。『真剣です』。だからこそ、最後の銃撃戦も不思議な説得力を持って見ることが出来たのだと思います。7点を付けさせてもらおうと思ったのですが、ラブストーリーが私には少々長すぎたので-1点と言う事で…。 [映画館(字幕)] 6点(2006-09-08 09:24:12) |
2. マディソン郡の橋
どんなに幸せに思える人(夫婦・恋人)でも、気が付かない不満がある。その隙間を埋めるモノが突然現れたら…私は心が動かされても仕方の無いと思うんですよね。だって人間だもの。それにこの(あえて断言するが)純愛映画では、愛情が結晶化して一番輝きを放つその瞬間にそれが封印される。ゆえに二人にとって完全なる愛として認識されるのだろう。そこが美しい。…話は変わって、イーストウッドのこの映画の時の髪型は…小泉首相を見るときに感じる「う、う…髪の毛、切ってくれ!」と同じで少しイライラ。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-13 09:58:02) |
3. マンハッタン無宿
(クーガン)-(女)-(カウボーイハット)+(44マグナム)=(ハリーキャラハン)です。それに、公園内でのバイクチェイス!なかなか迫力あります。あと、登場する女性がなんとく私好み…(笑) 6点(2004-08-11 12:27:55) |
4. マスター・アンド・コマンダー
宣伝の少年たちは少年兵ではなく士官候補生でした。あの当時の戦闘艦には将来の艦長や提督を目指して10代前半の子供が乗り込むの常識的な話です。決して人員不足が理由ではありません。とまあ、これは配給会社の罪であり、映画には何の罪もありゃしない。というわけで、この映画、ハセガワ文庫のフォーンブロアーやボライソーシリーズのような話の展開。小説が好きな私には小説でイメージしていた映像を観れたという1点だけで嬉しいと感じます。それに、艦長がもっとも自由に行動できるフリゲート艦艦長であるところも分かってくれている!と好感触です。また、艦長のジャックが食事の際にネルソンとの思い出を語るシーンがありますが、ネルソン提督が戦死したのは1805年の10月21日。映画の時代設定が1805年ですのでネルソンの生死はかなり微妙です。もっとも死ぬ前から半ば伝説化していたネルソンですから、食事の際の世間話で出てきたとしても、納得はします。(「戦死したネルソン」との話が会話の中に無かったと仮定してですけれど)しかし!ボロボロのネルソンの戦闘伝記があるのにはかなり冷めます。(ちなみに現実には1813年に最初のネルソンの伝記が書かれています…)おまけに、エジプトでのネルソンとの思い出も、1798年のアブギール湾の海戦を指すと思われますが、15歳程度の海尉に向かい「キミと同じ年のころ…」と語るジャック艦長は20代前半!?とメチャクチャ冷めまくりました。百歩譲ってネルソンのアガメムノン艦長時代に出会ったとしても20代後半。ゆえにジャック艦長は会った事も無いネルソンに会ったと嘘をついているのだと思ったほどです。とまあ、細かいところに目が行ってしまった私でしたが、戦闘シーンなど見ごたえがありました。女性と見るという映画ではないんでしょうけどね。 6点(2004-03-01 10:14:19) |
5. マトリックス レボリューションズ
《ネタバレ》 一言、意味わかんねーーっ。私みたいなpoorな頭には3部作を連続で観ないとついてけないよ。日本のアニメや漫画を参考にしたと聞くけど、漫画の(特に昔のジャンプ)「敵のインフレ現象」を数で表現したのは、もしかして狙っていたのか?と妙な勘繰りまでしてしまう。映像に関しては「ほほーーーん」程度には思ったし、ミフネはビミョーに似ている。それにネオもピンチになったら「金髪」のドン・キング風ヘアになってほしかった。そうそう、続きは無いらしいけど、日本の漫画を参考にしているのなら…あってもおかしくはないよねーー。 6点(2003-11-13 09:27:48) |
6. マトリックス リローデッド
映画館で字幕を追いまくりすぎて、映像の記憶が飛んだ箇所がある。確かにアクションは良く考えられているし、かっこいいと思うけど、設定を台詞で延々と説明されると結構きついかな?この映画を見た後、日本語吹き替え版を見たらよかったと正直に思った。ダンスシーンも無意味に長い。それにキモ! 6点(2003-11-05 15:57:29) |
7. マトリックス
意識してワイヤーのある映画をみたのは初めてのような気がする。弾のよけ方がかっこいいです。しかし、設定を理解するのがチト私にはきつかった。面白いと思いはします。 7点(2003-11-05 15:53:49) |
8. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグという題名。この「ドッグ」はライカ犬?シッカン?それとも単なる比喩?主人公の少年は少年時代に必要な母親の愛という食料を多く持たずに打ち上げられたライカ犬であり、家族の事情で病院で処理されたシッカンなのだと言っているのか?しかし、最終的には少年は暖かい周りに囲まれて明るい未来が待っているわけだけど。と、頭痛くなるような事考えなくても、スウェーデンの子供たちや村人との古き善き時代を観るのは楽しいのが分かった。20歳のころ観たときには、何も感じなかった映画でしたが、時間を積み重ねることで、楽しさを見出す作品もあるのですね。 7点(2003-11-04 10:02:13) |
9. マッチスティック・メン
《ネタバレ》 確かにネタバレせずに書くのは難しい・・・。しかしあえて言わせていただければ(以下を未見の人が見れば映画の魅力は激減します。)アガサ・クリスティだったか、ミステリーの不文律として「捜査(味方)側に犯人がいないこと」という条件があったように思う。本作品はミステリーではないが、その法則を破っている。ゆえに予備知識のない観客がだまされるのは当たり前の話である。見終わった後、なんともいえない後味の悪さ、まるで自分が詐欺にあったような後味の悪さを感じる。最後の取って付けたようなハッピーエンドも、後味の悪さを少し改善しただけのように思う。 6点(2003-10-09 10:31:55) |
10. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
名古屋の嫁入りのギリシャ版なのでしょうけど、ああいうコミュニティーの中に自分も入りたいと思います。おせっかいだけど、きっと私が苦しんでいる時には、心の底から応援してくれるような仲間たちの中に。しかし、ラテンはやはりいい!どうしてラテン系に生まれなかったのだろう(笑) 7点(2003-07-23 12:23:24) |