2. 真夏の方程式
《ネタバレ》 まず大前提として、段ボールは濡らす必要があるのかということ。煙突の上部は直接火が出てるわけでもないし、紙が燃えるほど熱くないはずだ。よって濡らさなくても単純に塞ぐだけでいいのだ。湯川の物理論を絡ませたいために強引過ぎやしないか。まあ、あの程度の理由で包丁持ち出して殺しに追いかける娘の凶暴さも半端ない。十代の健全な少女の思考回路から完全に逸脱していて、全然同情出来ないのである。その女が自然を守れと主張するのだから呆れ果てる。そして、あんな短時間で一酸化炭素中毒死による殺人を思いつく主人。日頃から、気に入らないヤツがいたら、この手でやろうと計画してたとしか思えない。しかも何も知らない少年に片棒を担がせる有様。こんな恐ろしい親子に同情しろというのが無理なのである。原作者や制作者側の倫理観を疑いたい。 [地上波(邦画)] 3点(2014-06-22 02:42:15)(良:5票) |