1. マイ・フェア・レディ
《ネタバレ》 オードリー・ヘップバーンの演技力、踊りが美しく釘付けになった。他のミュージカルシーンのしつこさが印象深い。リトルビット。さすが名画。 [DVD(字幕)] 6点(2014-12-08 00:26:25) |
2. マルサの女2
《ネタバレ》 1と続けてみたが、そのまま同じ時間軸で進んでいるし1のヒットに続けて公開されたにもかかわらず同じテーマ曲を使わずに始まるなんて凄い心意気だ。(しかも曲名が『LOVE & THREAT』。凄い。)伊丹十三本人の化身であった山崎努がいなくなったり、本筋とは別のミニ・エピソードが無くなったりと大きな変化を感じる。更なるヒットを狙ったー等あったのだろうか。監督の個性を『小技』ではなく映画の大きな流れでどれだけ見せられるかーという挑戦だったのだろうか? 三國連太郎の演技はギトギトしていて淫らで大きくて素晴らしい。エンディングが何か尻すぼみな感じで残念。何が伝えたかったのかよくわからない。「バブルってすっごいよ!」なのか「政治家って悪いねー」なのか。それまでの勢いを考えるとガソリン切れして止まったように感じてしまう。 [DVD(邦画)] 7点(2012-11-21 17:35:22) |
3. マルサの女
《ネタバレ》 「最も心を締め付けられる」ラスト近く斜陽の中人気の無い競輪場の上から公園で遊ぶ子供を眺め、吐露する様は計算しつくし満身創痍で進む本人の苦しみなのか至福なのだろうか。伊丹十三の独特の脂濃さというか。醜態を紐解いたというか....。強い作家性の毒に目眩を感じる。照明によって強く視点を強制させ、チャップリンのように親しみやすく真摯に正義を貫く宮本信子に肩入れしてしまう観客の掌握、ハっとさせられる寄りの物撮りの美しさ。山崎努演ずる権堂は監督本人の化身として佇んでいるのだろうか? (と奥さんとの下世話な想像をしてしまう。) [DVD(邦画)] 8点(2012-11-21 17:05:25) |
4. マッドマックス2
《ネタバレ》 過剰に更に過剰を重ねた結果が本作とは凄まじい。次から次へ迫る鉄の塊。ヘリ男のユルさ。バランスがいい。1より楽しめた。 [DVD(字幕)] 8点(2012-10-09 23:35:44) |
5. マイレージ、マイライフ
《ネタバレ》 期待してて見ました。アメリカ人も長く雇用されることを守りたいと思うのかーと当然なのに驚く。アメリカって職をすぐ変えるーってイメージがあったので....。ストーリーは最初のジェット族の『流儀』のような描写は丁寧で好奇心をくすぐり楽しめたものの、後半の主人公の心境の変化の描写(結婚式に向かい姉から家族として無自覚さの指摘でショックを受ける)からーと自分もリストラされるのではないかーという不安の描写は経過を重ねるだけで、中身が無く薄っぺらく感じた。編集の問題だろうか。あと一点。バックパックの話が全くおもしろくないが、あれは受講者から評判いい設定なのか?悪いのか?どっちの設定なのか曖昧で困惑する!!訳の問題? 文字組が美しく画角も美術・色彩も素晴らしいだけに残念。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-01 01:17:54) |
6. マチェーテ
まんまマンガで気持ちよかった!!!ジェシカ・アルバが可愛くてサイコー。デボン青木?と思って検索したら同じ質問をyahoo知恵袋で質問済みで違う事を知る! [DVD(字幕)] 7点(2012-05-24 21:39:18) |
7. マイ・ブルーベリー・ナイツ
ジュード・ロウが演じててもちゃんとウォン・カーウァイの映画。ダラダラしてると言われればその通りだなーとも思う。が、このダラダラ且つウジウジした人間関係をボンヤリ観るのが楽しかったです。パリ、テキサスを思い出させるなーと思ったり。好きな作品。もうすこしキャット・パワー見たかったなー。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-05 10:04:26) |
8. 魔界転生(1981)
全体を貫く異常性がすごい。 若山富三郎と緒形拳の狂気の面構えが突き刺さる。ラストの炎の中のラストは圧巻。こんなのよく撮ったな.....。この炎のシーンは最高です。個人的には黒澤の「乱」が好きな為か勝新の兄だなーとか、照明が紫だったり城燃えたりと重ねて見たりしました。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-03-18 18:20:12) |