41. ミクロの決死圏
《ネタバレ》 脳の中に残された潜水艇やレーザー銃は大きくならないのだろうか?それとも白血球がやっつけてくれたのだろうか?誰か他のレビュワーさんも指摘されていると思いますが、もし大きくなったら、「スキャナーズ」みたいに脳が破裂してしまう。怖い・・・ でもさすが、古典。面白くできてる。小さくなったら、細胞が一つ一つ見えるんですね。学校の授業での疑問が解けました。色んな意味で面白かった。知的な映画だ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-12 15:46:02)(良:1票) |
42. ミザリー
《ネタバレ》 最初は車椅子のまま、どうやって脱出するか、と思ってました。ヒッチコックの「裏窓」かな、と思ってたんです・・・(なめてました、スイマセン)次は心理戦と思ってました。ウイリアムワイラーの「コレクター」かな?と思ったんです。(これもなめてました)でも足をやられて(この映像はスゴイ!)、一緒に死のうなんて言い出すし。最後は保安官が頼りになる面を見せて、終りかと思いました。「セルラー」みたいな感じで。でもこれも違った。自分の前のレビューをいくつか読むと、キャシーベイツが狂気な役をやるとは知っていましたが、細かいストーリーは知らなかったので、自分は幸運な観客だったようです。ですから、まだ観てない人がこの文章読んで、インパクトが薄れると気の毒なので、あまりネタバレしません。(手遅れかな?)これは面白いですよ!ただジェームズカーンからイマイチ、素敵な作家という印象が感じられなかったので(インテリぶっても「ゴッドファーザー」の長男だよなぁなんて思ってしまう)、彼の境遇がそんなに気の毒とは思わなかったです。よって7点くらいかなぁと。 [DVD(字幕)] 7点(2010-06-05 20:34:39)(良:1票) |
43. M:i:III
《ネタバレ》 この映画、観るのは2度目ですが、冒頭のシーンがどうなるか、まったく忘れてました。通訳の女性が可哀そすぎます!こういう犠牲がありながら、二人が無事、くっつくというラストにはちょっと疑問を感じますねぇ。でも、それ以外はアクション映画として良く出来てるんじゃないでしょうか?スパイ映画としてはイーサンの個人的感情で動く場面が多いので、イマイチですが。この作品は敵が悪どすぎる(フィリップシーモア怪演!)ので、ヒーロー映画って感じでした。自分は1作目のほうが味があって良かったと思います。でもチームワークは今回の方が良かったですね。4作目出来るなら、また魅力的な仲間と活躍する「スパイ大作戦」の原点に戻って創って欲しいです。そういえばマギーちゃん、どこかで見た事あるなと思ってたら、「ダイハード4」の姉ちゃんでした。あんなドレスでバチカンのイベントに出て良いのでしょうか?車を爆破する時、勿体ないと言ったり、イーサンの無事を祈ったりしたり、ちょっとした場面しか出番がなかったですけど、存在感はありました。クールそうに見えて、キュートでした。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-26 01:31:08)(良:1票) |
44. ミッション:インポッシブル
これこそ娯楽映画!十何年前、映画館で観たけど、今回ビデオで再見。細かいストーリーはすっかり忘れてて、すっかりのめりこんで観ました。CGは今のに比べるとちゃちいけど、こういう裏切り、裏切られ、の展開こそ、スパイ映画の王道。もう映像革命はいいから、こういう2転3転するストーリーづくりに知恵をまわして欲しい。エマニエル・ベアールが出てたんだねぇ。スパイ役をする為に生まれたような怪しげな魅力。また包容力がありそうで、こすいジョンボイド扮する上司役も良かった。そして、なんと言ってもこの音楽。2010年冬季オリンピックのフィギュア、007の音楽で韓国に金メダルを持っていかれたけど、まだこの音楽があるじゃないか! [ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-25 22:38:23)(良:1票) |
45. 右側に気をつけろ
これが「勝手にしやがれ」のゴダールか!?どうしてこういう映画を創ろうと思ったのかな?云々かんぬん言う映画ではないですよね。ただ邦画にはこういう映画ってないと思います。こういう個性ある映画に金を出すのは、やはりヨーロッパだからなんでしょうね。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-02 15:01:07) |
46. ミルク(アメリカ映画)
《ネタバレ》 う~ん、アメリカでは有名な人物なんだろうから、選挙に出馬するまでの描写が少なくても理解できるんだろうけど、全く予備知識ゼロで見た自分には、群集シーンが多く、主人公がゲイであることで、感情移入がしづらかったです。でも本当の「自分」がゲイであることに気づいたら、豊かな時代だから、自分を偽る必要はないと思います。ゲイでない「普通」の人物を彼の近しい人に配して、その人の目を通して、ミルクを描くような作品だったら、名作「ガープの世界」と同じような社会派の映画になったかもしれない。ただ、ラストの夜の行進にはじわっとくるものがありました。それにしても、ゲイの人たち全員、本当に演じているのか、と思うくらいの演技でした。自分には誰がゲイで誰が「普通」なのか、分からなくなりました。ショーンペンもそう。そういえば彼は「アイ・アム・サム」のお父さん役だった。本当に芸達者な人だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-23 16:08:37) |